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職場で孤立したらどうすればいい?原因や対処法、孤立しやすい人の特徴を紹介!

職場で孤立したらどうすればいい?原因や対処法、孤立しやすい人の特徴を紹介!

最終更新日 2024年1月9日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

職場は学校とは違うので、友達を作る必要性はなく、信頼できるビジネスパートナーができれば問題ありません。しかし、真剣に仕事に挑む中で、気が付くと職場で孤立しているということがあります。この場合、孤立している状況に対して不安な気持ちになるのが普通です。

 

職場で孤立することはもちろん大変なことも多い一方で、メリットをあえて探してみることも大切です。すると、孤立したとしてもすべて悲観する必要はなく、プラスの状況として捉えることができます。メリット・デメリットそれぞれ把握すると気持ちは楽になるでしょう。

 

本記事では職場で孤立したらどうすればいいかにスポットを当て、職場で孤立してしまう原因から孤立のメリット・デメリットなどをまとめています。

 

本記事を読むことで、万が一職場で孤立をしてしまったとしても乗り切る術を見つけていくことができます。ぜひ最後までご覧ください。

職場で孤立してしまう原因

職場で孤立してしまう原因としては以下のことが挙げられます。

  • 日頃からコミュニケーションを取ろうとしない
  • 人との関わりを避けている
  • ネガティブで否定的な発言をすることが多い
  • 怒りやすく感情的になりやすい
  • 仕事に対して真面目に取り組んでいない
  • 協調性に欠けており指示に従おうとしない
  • 簡単なタスクでもミスばかりしている
  • 上司や同僚の悪口をよく言う

孤立する要因は様々あり、自分自身の至らなさが要因となるケースもあれば、相手側が問題となっているケースもあります。また1つだけが原因ではなく、複合的な要因が絡み合うケースもあるでしょう。ここからは職場で孤立してしまう原因について解説していきます。

日頃からコミュニケーションを取ろうとしない

職場で孤立してしまう原因の1つ目は日頃からコミュニケーションを取ろうとしないことです。

 

人間関係が得意ではない人は、あまり人と話さないようにしてしまい、挨拶などもできる限り避けようという意識が働きやすくなります。こうした意識は相手にも伝わりやすく、相手側から苦手意識を出されてしまって、結果的に話しにくい状況を作り出してしまいます。

 

仕事をこなす中でコミュニケーションをとれていた方がスムーズに進むこともある中で、コミュニケーションをとらない弊害は色々と出てくるでしょう。

人との関わりを避けている

2つ目の職場で孤立してしまう原因は人との関わりを避けていることです。

 

会社では忘年会や新年会、歓送迎会など色々なイベントがあるほか、会社によってはお花見や運動会、社員旅行など様々なレクリエーションが行われます。これらのイベントを面倒くさがり、できる限り参加を拒む態度をとっていると、自然と距離を置かれてしまい、気が付けば孤立してしまうことがあり得ます。

 

以前は強制参加となったため、嫌々でも関わりを持たざるを得ませんでしたが、時代は変わりつつあります。時代が変わりつつあるからこそ、人との関わりを避けてしまうとすぐにその振る舞いが周囲に浸透してしまうので注意が必要です。

ネガティブで否定的な発言をすることが多い

職場で孤立してしまう原因の3つ目は、ネガティブで否定的な発言をすることが多いことです。

 

何かとネガティブに物事を考えてしまう人は少なくなく、ちょっとした困難や乗り越えないといけない課題などが立ちはだかった際に、思わずネガティブで否定的な言葉を発してしまう人がいます。すると、「できない理由を探してやろうとしない」など挑戦しない言い訳を探そうとしている人というレッテルを貼られる可能性があるのです。

 

また後ろ向きな考えをする人はあまり好かれないものであり、人によっては少しでも後ろ向きな思考をするだけで距離を置こうとする人もいます。ですので、ネガティブな発言ばかりする人は敬遠されやすいため、気を付けましょう。

怒りやすく感情的になりやすい

職場で孤立してしまう原因の4つ目は怒りやすく感情的になりやすいことです。

 

すぐに怒ったり、せっかちな姿を見せたりすると、その姿に強烈な不快感、不愉快さを抱く人がいます。怒る際にも大声を出してしまうとその大声に過剰に反応してしまう人もいるため、自然と周囲は距離を置くようになります。ですので、怒りやすく感情的になりやすい時点で高確率で孤立しやすくなるでしょう。

 

感情的になるにしてもプラスの感情であれば何の問題もありません。しかし、すぐに怒ってしまう、イライラしてしまうという感じだと器量の小ささを周囲が感じてしまうため、孤立もやむなしな状況になるでしょう。

仕事に対して真面目に取り組んでいない

職場で孤立してしまう原因の5つ目は仕事に対して真面目に取り組んでいないことです。

 

職場で人望がある人は総じて仕事に真剣に取り組む人であり、仕事において妥協をしない人ばかりです。その点、仕事に対して中途半端な気持ちを持ち、適当な態度で仕事に取り組むような人に対して多くの人は信用しないでしょう。

 

職場で孤立してしまう人は仕事に対して真面目に取り組まず、自分のことしか考えていないような人が目立ちます。周囲が残業をしている中で平然と帰ってしまうなど、周囲からの反感を買ってしまうのは致し方ないところです。

協調性に欠けており指示に従おうとしない

職場で孤立してしまう原因の6つ目は、協調性に欠けており指示に従おうとしないところです。

 

車内でプロジェクトなどがあれば、個人プレーよりもチームプレーが重視されるはずです。チームで動く場合には、勝手に動いて足を引っ張らないことが求められます。そんな中で勝手な行動をとれば、周囲から嫌な顔をされてしまうのは仕方ないところであり、敬遠されてしまうでしょう。

 

特に上司などから指示が出ているのにその指示に従おうとしないことは、組織の秩序を乱す行為と指摘されてもおかしくないです。指示に従おうとしない時点で距離を置かれるのは当然といえば当然のことでしょう。

簡単なタスクでもミスばかりしている

職場で孤立してしまう原因の7つ目は簡単なタスクでもミスばかりしていることです。

 

仕事上でのミスに対して、厳格な人だと少しのミスでもイライラしやすく、手厳しく指摘をするものです。これが簡単なタスクだった場合、同じようなミスを繰り返してしまうと多くの人は呆れてしまい、同じようなミスを犯した人に対して表面的な対応しかしなくなります。

 

簡単なタスクは誰でもできる仕事だからこそ、「こんなこともできないのか」と同僚からすれば怒りを通り越してしまいます。結果的に距離を置かれるようになり、最終的に職場で孤立してしまうのです。

上司や同僚の悪口をよく言う

8つ目の職場で孤立してしまう原因は、上司や同僚の悪口をよく言うことです。

 

誰に対しても悪口を言う人は、「自分がいないところでは自分の悪口を言うのではないか」と思われやすい傾向にあります。そのため、自然と距離を置かれるようになり、職場で孤立してしまうでしょう。

 

それどころか、重要な情報なども回ってこなくなり、機密情報なども率先しては入ってこなくなります。それだけ悪口を言いふらすことは何もいい結果を生まないことを意味しており、悪口でコミュニケーションをとることはあまりいいことではないと言えるでしょう。

原因から推測される職場で孤立してしまう人の特徴

先ほどまでご紹介した孤立してしまう人の特徴を見る限り、以下の点が挙げられます。

  • 協調性があまりない
  • ネガティブなことを言いやすい
  • 他人を助けようとしない
  • 自分さえよければいい

 

協調性に欠けることは、自分さえよければそれでよく、相手がどうなろうと関係ない気持ちが強く出るために協調性の低さにつながっていきます。もしも協調性があるのであれば、少なくとも周りの意見に耳を傾けるほか、異なる意見に触れても最大限理解しようとするはずです。

 

協調性のなさは自分がその場の空気を読む必要はないと感じるからこそ醸し出されるものであり、ある種傲慢な部分が感じられます。自己中心的な要素が強く出ることで、結果としてその人間性が嫌われ、敬遠されてしまうのです。

 

またコミュニケーション能力が高くないことも孤立の要因になりやすいと言えます。普段から会話をしない中で、いきなり仕事に関する質問をぶつけるのはなかなかハードであり、どうしてもぎこちなさが出てしまいます。

職場で孤立してしまった場合のメリット

職場で孤立してしまうことはあまりいいことではないものの、考え方を変えてみることも大切です。職場で孤立したことをプラスに捉えると、このようなことがメリットになります。

  • 人間関係に囚われず仕事に集中できる
  • 対人関係のストレスから解放される
  • 他人に頼らずスキルアップを目指せる
  • 社内行事に参加する必要がなくなる
  • 過度に期待されにくい

孤立すること自体はマイナスな部分も大きいですが、メリットに目を向けてみると、意外とプラスな部分があることがわかります。ここからは職場で孤立してしまった場合のメリットについて解説します。

人間関係に囚われず仕事に集中できる

職場で孤立してしまった場合のメリットの1つ目は、人間関係に囚われず仕事に集中できることです。

 

誰かとがっつりコミュニケーションがとれていれば、少なくとも職場で孤立しているとは言えません。孤立している状況は誰とも深くコミュニケーションをとっていないことを意味しており、孤立している環境だと人間関係は希薄になっていると言えます。

 

しかし、誰ともコミュニケーションをとらずに済むという捉え方も可能です。「同僚との世間話や自慢話を聞かなくて済む」と切り替えて、仕事に集中していけばライバルに差をつけることも十分にできます。仕事に対する迷いもなくなる分、職場で孤立することはプラスになる場合があります。

対人関係のストレスから解放される

職場で孤立してしまった場合のメリットの2つ目は対人関係のストレスから解放されることです。

 

職場における人間関係は面倒なことが多いです。例えば、「あの人とあの人は折り合いが悪い」、「あの上司は人の好き嫌いが多い」など色々なうわさ話が飛び交うことがあります。その都度、人間関係に対する配慮をしなくてはいけないわけですから、面倒くささを感じるのは当然です。

 

職場で孤立すれば、人間関係で他者と折り合いをつける必要がなくなります。人間関係に対する配慮をしなくて済むのもいいところと言えます。

他人に頼らずスキルアップを目指せる

職場で孤立してしまった場合のメリットの3つ目は他人に頼らずスキルアップを目指せることです。

 

職場で孤立している状態はまさに孤立無援の状態です。孤立無援は誰からの援助も受けられずに孤独になっている状態ですが、誰の力も借りずにスキルを磨いてスキルアップを目指すことができます。誰かを頼るような形だと、他力本願的な要素が出てきますが、孤立無援の状態では自分で何とかするしかありません。

 

その結果、スキルアップにつながればさっさと会社を辞めて転職することも可能になります。禍を転じて福と為すということわざがあるように、職場で孤立することが結果的にスキルアップに結び付き、いい条件で転職できるチャンスにつながることも十分にあり得るのです。

社内行事に参加する必要がなくなる

4つ目の職場で孤立してしまった場合のメリットは、社内行事に参加する必要がなくなることです。

 

昔はお花見の時期になると若手社員が駆り出され、場所取りのためにプライベートを犠牲にせざるを得なくなるということがあったと言われています。また、社員旅行では出し物を強制されるなど、特に若手社員の時期に嫌な思いをした方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、職場で孤立してしまえば、少なくとも雑用に駆り出されることは少なくなるでしょう。関係性があるからこそムチャぶりもしやすく、色々な頼みごとができます。関係性が希薄の中ではなかなか頼みにくいものです。その状況を利用し、社内行事に参加する必要がなくなれば、プライベートを有効活用できるのである意味で最高の状況と言えます。

過度に期待されにくい

職場で孤立してしまった場合のメリットの5つ目は過度に期待されにくいことです。

 

孤立してしまう状況は同僚からさほど期待されていない状態であり、大した結果は出せないと思われやすくなります。いわば注目度が低い状況にあるため、警戒心もそんなに持たれなくなるでしょう。

 

その中で自分のやりたいことを好きなようにやれることで、自分のペースを守りながら取り組むことが可能になります。注目され過ぎると何かとプレッシャーになりやすいですが、その心配が一切ないだけでも気軽に仕事に取り組めるようになるでしょう。

職場で孤立したらデメリットの方が多い

職場で孤立したとしてもメリットはそれなりにある一方で、やはりデメリットもそれなりにあるのが実情です。

  • 仕事が上手く回らない可能性が高い
  • 孤立感からストレスを感じる
  • 職場での幸福感や満足度が下がる
  • 仕事に対するモチベーションが低下する
  • 困ったことがあっても助けてもらえない
  • 昇進が難しくなる

孤立して得られるメリットはそれなりに魅力的でしたが、孤立した際のデメリットを見てみるとどれも現実的にあり得ることばかりです。ここからは職場で孤立した際のデメリットについてご紹介します。

仕事が上手く回らない可能性が高い

職場で孤立した際のデメリットの1つ目は、仕事が上手く回らない可能性が高いことです。

 

営業など1人1人が個人事業主のような形で仕事をしていくこともありますが、多くはチームワークの中で仕事をしていくケースがほとんどです。その中で職場の中で孤立が生じれば、チームワークがなければ成立しにくい仕事がとてもやりにくく、コミュニケーションの面で支障が生じることも十分に考えられます。

 

連携を密にしなければこなせない仕事があった場合、職場での孤立によって上手く回らなくなる可能性は大いにあるでしょう。情報共有などの観点で見ても、職場で孤立するデメリットはそれなりに大きいことがわかります。

孤立感からストレスを感じる

職場で孤立した際のデメリットの2つ目は、孤立感からストレスを感じることです。

 

孤立しても我が道を行くタイプであれば特に気になることもなく、自分のやりたいように取り組むことが可能です。しかし、仲間と一緒にいたいタイプであれば孤立した段階で、相当なストレスが生じることになり、孤立の状態を何とかしないといけないと必死になります。

 

お昼休みになり、同僚が仲良くランチを食べている中で1人だけで寂しく食事をとる姿は哀愁を感じさせます。ふと孤立であることに気づいた際、「なぜ自分はこんなことになってしまったのだろうか」と不安に感じてもおかしくありません。

職場での幸福感や満足度が下がる

職場で孤立した際のデメリットの3つ目は、職場での幸福感や満足度が下がることです。

 

孤立することは誰かも頼られず、そして信用されていない状態だからこそ生じます。つまり、人から頼られもしない、信用もされていないから孤立するのだと深く考えてしまうものなのです。

 

誰かに必要とされているという感覚は確実に幸福感につながるほか、満足度にも直結します。孤立している状態では少なくとも誰かに必要とされているとは感じにくく、満足度も低くなるでしょう。この点からも孤立することのデメリットはかなり大きいと言えます。

仕事に対するモチベーションが低下する

職場で孤立した際のデメリットの4つ目は仕事に対するモチベーションが低下することです。

 

職場で孤立すると、仕事で頑張る意味や今の仕事を続ける意義などに疑問を持ちやすくなります。このまま頑張り続けることはどんなプラスにつながるのかと疑問を持ち始めると、仕事に対するモチベーションは一気に低くなってしまいます。

 

加えて、仕事でミスを犯すなどのことが重なると余計に職場で孤立するようになり、誰からも信用されない状況になりかねません。負のスパイラルにどんどん入っていくことになるため、注意が必要です。

困ったことがあっても助けてもらえない

5つ目の職場で孤立した際のデメリットは、困ったことがあっても助けてもらえないことです。

 

先ほども説明した通り、職場で孤立している状況は孤立無援の状態となるため、困ったことが生じても周囲に助けを求められなくなります。助けてもらえない状況となると、自分で何とかしなくてはならなくなり、結果的にミスをしがちです。

 

コミュニケーションがとれていれば、困ったことがあれば助けを求めることができますが、それができないのはかなり辛いものがあります。助けてもらえない状況はできるだけ回避したいところです。

昇進が難しくなる

職場で孤立した際のデメリットの6つ目は昇進が難しくなることです。

 

昇進は会社内での人望や上司からの信頼、管理職としての器の大きさなどが相まって決まります。職場で孤立している時点でどれも該当せず、昇進の可能性は限りなく小さくなるでしょう。周りが昇進していく中で自分だけが昇進できず、肩書きが何もない状態はきついものがあります。

 

昇進が難しくなったら転職を検討し始めるのもいいでしょう。もしくは実力主義の会社への転職も考えるべきです。それくらい職場で孤立した状況になると昇進に期待するのは大変だからです。

職場で孤立してしまった時の対処法

もしも職場で孤立することになってしまった場合には以下の対処法を実践してみましょう。

  • 積極的に会話を試みる
  • 共通の趣味や関心ごとを見つける
  • なるべく社内イベントに参加する
  • 小さなことでも感謝の気持ちを伝える
  • 礼儀やマナーを身につける
  • 肯定的な態度で周りに接する
  • 自分の問題点を洗い出し改善する
  • 仕事で結果や成果を出す
  • 仕事を辞め転職を検討する

1つ1つは小さなことですが、コツコツと重ねていく中で孤立している状況が少しずつ改善されていくことでしょう。ここからは職場で孤立してしまった時の対処法について解説します。

積極的に会話を試みる

最初の職場で孤立してしまった時の対処法は、積極的に会話を試みることです。

 

コミュニケーションの構築においてベースとなるのは会話です。会話をしないことにはコミュニケーションをとることはできません。逆に少しでも会話をこなしていくことでコミュニケーションの構築につながっていきます。

 

いきなり真剣な話をする必要はなく、最初のうちはちょっとした天気のことなどでも大丈夫です。まずは何かしらの話を行ってコミュニケーションをとっていくことを心がけましょう。その一歩が次第にプラスの影響をもたらすことにつながっていきます。

共通の趣味や関心ごとを見つける

職場で孤立してしまった時の対処法の2つ目は、共通の趣味や関心ごとを見つけることです。

 

天気の話でコミュニケーションをとり続けることはかなり大変です。だからこそ、共通の趣味や多くの人が注目している関心ごとをテーマにしてコミュニケーションを図っていくことが確実であり、自然なコミュニケーションのとり方につながります。

 

特に共通の趣味があれば、プライベートでも一緒に遊びに行くきっかけとなり、新たな一面を感じてもらえるはずです。今まで勘違いしていた人が方針を変えてくれる可能性もあるので、自分の情報を積極的に開示していくことも求められます。

なるべく社内イベントに参加する

職場で孤立してしまった時の対処法の3つ目は、なるべく社内イベントに参加することです。

 

この場合の車内イベントは会社が行うイベント全般で、社員旅行や歓送迎会などが入ります。最近は強制参加ではなく任意参加が目立ちますが、任意参加の社内イベントに積極的に参加することで多くの人とのコミュニケーションがとれるでしょう。

 

最初は全く知らなかった人も、イベントを通じて人となりを知り、一気に距離が近づくこともあります。社内イベントにできる限り参加をしていくことも孤立から挽回する際にはしておきたいことです。

小さなことでも感謝の気持ちを伝える

職場で孤立してしまった時の対処法の4つ目は、小さなことでも感謝の気持ちを伝えることです。

 

他人から、「ありがとう」などの感謝の気持ちを伝えられればうれしいものです。たとえ孤立している人から言われても、不快な思いになるものではないでしょう。何かいいことをされたら感謝の気持ちを伝えるという姿勢を持ち続ければ、いずれ印象は大きく変わります。

 

単純に接点がない状況だと、人となりを誤解されるケースもありますが、感謝の気持ちを伝えられる人であるとわかれば180度認識が変わる可能性もあるので、感謝の気持ちを伝えることはとても重要です。

礼儀やマナーを身につける

職場で孤立してしまった時の対処法の5つ目は礼儀やマナーを身につけることです。

 

人は礼儀やマナーがあるかどうかを気にし、礼儀やマナーがなっていない人に対して強い怒りを覚えるほか、全幅の信頼を置けなくなります。反対に礼儀やマナーがなっている人は、多少ポンコツな部分があっても信用しようという気にさせてくれます。

 

孤立していたとしても腐ることなく仕事に取組み、何かのタイミングで礼儀やマナーを披露した際に、印象を好転させるケースも出てくるでしょう。

肯定的な態度で周りに接する

6つ目の職場で孤立してしまった時の対処法は、肯定的な態度で周りに接することです。

 

ネガティブな態度、悪口などに対し、自然に嫌悪感を覚える人は結構います。嫌悪感を覚えた人とは距離を置きたいと考えるのが普通であり、ネガティブな発言や考えをしている方はすぐに改善することをおすすめします。

 

肯定的な態度で前向きな考え、発言をするようになれば少なくとも職場で孤立するような状況にはなりにくいでしょう。ネガティブな発言をしやすい人は孤立を経験した機会に変わる努力をすることをおすすめします。

自分の問題点を洗い出し改善する

職場で孤立してしまった時の対処法の7つ目は自分の問題点を洗い出し改善することです。

 

職場で孤立する人のほとんどのケースでは、孤立する人の側に何かしらの問題点があると考えられます。その問題点は人によって様々であり、コミュニケーションなのか自己中心的な態度なのか、問題点を洗い出すことは将来的にみてとても大切です。

 

問題点を見つけ出して改善につなげられれば自分の成長にもつながります。改善をするためには常に謙虚な姿勢を持ち続け、至らない点を見つけたら改善を心掛けてアップデートを目指せます。自分の問題点を見つけ出すのは気持ちのいい作業ではないかもしれませんが、大事な作業なのは言うまでもありません。

仕事で結果や成果を出す

職場で孤立してしまった時の対処法の8つ目は、仕事で結果や成果を出すことです。

 

孤立した以上は、孤立させたことを後悔させてやりたいという気持ちで反骨心から結果や成果につなげていくのがいいでしょう。プラスの気持ちだけで長く頑張っていくのは難しく、どこかでネガティブな気持ちがないと反骨心から火がつくような展開にはしにくいです。

 

仕事で結果を出せばおのずと周りから声がかかるようになります。仕事で結果や成果を出すことはもちろん大変なことですが、結果や成果を出した際の興奮感はかなりのものです。

仕事を辞め転職を検討する

ラストの職場で孤立してしまった時の対処法は、仕事を辞め転職を検討することです。

 

業種や職種によって置かれる立場がかわりますが、少なくとも孤立している状態では会社から必要とされているとは言い難いでしょう、そのため、「これ以上この会社では仕事をすることはできない」と判断したら、あっさりと仕事を辞めて転職先を探していくのもいいでしょう。

 

今いる職場でしか働けないわけではなく、無数にある職場の中の1つで働いているに過ぎません。ゆえに謙虚な姿勢を持ち続けていくことは社会人な姿勢と言えます。

職場での孤立状態が改善されない場合は転職もあり

職場での孤立を改善する方策はたくさんあります。協調性を取り戻す、相手のことに配慮するなどの姿勢があれば、少なくとも混乱に陥る可能性は少ないでしょう。もしも孤立状態を改善したいのであれば、できる限り調子を取り戻し、相手のことを慮れる姿勢が求められます。

 

一生懸命改善に向けた努力を重ね、できることを最大限行ってきたにもかかわらず、職場での孤立状態が改善されない場合には転職を決断するのもいいでしょう。無数にある職場の中の1つだからこそ、自分にマッチした職場を探し求めていくことはプラスになります。

 

孤立していることを受け止めるのはなかなか大変であり、自分のプライドが許さないという方もいるはずです。仮に孤立を解消させたいのであれば、自分のプライドをいったん度外視してみて、謙虚な姿勢を持ち、相手から学ぶ姿勢を取り続ければ、気が付けば孤立状態が改善されることもあるでしょう。

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