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仕事辞めたい、、疲れた20代・新卒が仕事を辞めたい場合の対処法は?会社に疲れた時の退職すべきかの判断基準

仕事辞めたい、、疲れた20代・新卒が仕事を辞めたい場合の対処法は?会社に疲れた時の退職すべきかの判断基準

最終更新日 2023年10月9日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

20代で仕事に疲れてしまって辞めたいと考えている人は少なくないはずです。しかし、辞めたいと思っても、本当に退職するべきなのか判断できずに悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

本記事では、20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じた方向けに、辞めるべき理由や適切な対処法について解説します。そのような状況に該当している方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

20代で仕事を辞めたい・疲れたら辞めるべき!

結論として、20代で仕事に疲れてしまって会社を辞めてしまったとしても大きな問題はないでしょう。20代はまだ若く、仮に今の会社を退職しても、転職市場では若い20代を採用したいと思っている企業ニーズはたくさんあるので、次の会社に出会える可能性は非常に高いです。

それよりも、疲れてしまったと感じながら無理して現在の会社で働き続ける方が心配です。疲れたと思いながら働き続けると、心身ともにどんどん疲弊してしまい、最悪の場合は体調を崩してしまって働けなくなる可能性もあるでしょう。自分自身を守るためにも、仕事を辞めたい・疲れたと感じたら、20代であっても会社を退職することをしっかりと検討しましょう。

もし、「仕事を辞めるのは逃げなんじゃないか」と不安に感じてしまう場合は、下記のページなどを参考にして退職を検討する判断材料にしてください。

仕事を辞めるのは逃げになる?退職の判断基準や辞めたくなったときの対処法を解説!

20代の離職率

20代でも会社を辞めて大丈夫?と心配されてる方のために、厚生労働省の令和3年雇用動向調査結果を見てみました。概況によると、20代前半の男性の離職率は24.2%、女性は26.9%であることがわかります。つまり、20代前半の4人に1人が離職経験があるのです。

また20代後半の離職率についてもみてみると、男性の離職率は19.6%、女性の離職率は19.2%となっていました。20代前半よりはやや低い数値になっていますが、それでも5人に1人が離職経験のあることが分かります。

この概況にある通り、20代での離職は決して珍しいものでもないので、仕事を辞めたい・疲れたと感じているのであれば、一度立ち止まって、そのまま働くのかそれとも退職をして次のステージを探すのかをしっかりと検討していただければと思います。

参照:厚生労働省|令和3年雇用動向調査結果の概況

 

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じたら辞めるべき理由

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じたら辞めるべき理由として、以下の2つが挙げられます。

  • メンタルや体調を崩すと働けない可能性がある
  • 20代で仕事を辞めてもなんとかなる場合が多い

メンタルや体調を崩すと働けない可能性がある

辞めるべき理由として、まず挙げられるのが健康面です。メンタルを壊して精神的不安定になったり、体調を崩してしまうと働けなくなる可能性が高まります。

このような状況に陥ると、回復してまた元気に働けるようになるまでに時間を要するケースが多いです。

20代は体力もあり働き盛りで、様々なインプットをするのに適しています。また、それによってスキルアップする最適なタイミングです。その貴重な20代の時期を、体調不良などの理由によって働けくなってしまうのは非常にもったいないことです。

精神が不安定になったり体調不良になってしまうことを防ぐためにも、20代であっても仕事を辞めたい・疲れたと感じたら一度立ち止まって、しっかりと退職を検討することをおすすめします。

20代で仕事を辞めてもなんとかなる場合が多い

20代は経験が少ないため、それこそ仕事を辞めてしまって次の職が見つかるか不安になってしまうことが多いでしょう。しかし実際には20代の若手を求めている企業はたくさんありますし、一度働いた経験がある第二新卒などの転職マーケットも一定のニーズがあるのは事実です。そのため、本人の頑張りがあれば、今の職場を辞めてしまっても決してマイナスにはならず、逆に新しいチャレンジや、今よりも良い職場が見つかるケースも少なくはないはずです。

今の職場で疲れてしまったり、自分が20代を過ごす上で最適な場所なのか違和感を感じたりしているのであれば、しっかりと退職を検討するのは良いことかもしれません。

若い時に打ち込んで得た成功体験は重要です。成功体験は自信につながりますし、仮に失敗をしたとしてもその経験が糧となりさらなる成長に繋がります。そんなことができるのは20代のうちとも言えます。中堅社員になれば、より実力を見られるので、失敗ばかりはしてられません。

20代は今後のキャリアを考えるととても重要な時期です。その時期を今の会社で過ごすことが最適なのかをしっかりと判断してみてください。

 

 

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じる原因と退職すべきかの判断基準

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じる原因と退職すべきかの判断基準として、以下の5つを解説します。

  • 職場の人間関係が劣悪
  • 業務量が多く激務
  • 給料が低い
  • 将来性がない
  • やりがいを感じられない

職場の人間関係が劣悪

まず一つ目として、職場の人間関係が劣悪なことが挙げられます。この場合は、自分の努力だけでは状況を改善することができない可能性もあるので、退職を検討するべき要因として挙げられます。

特に若手社員に分類される20代は、理不尽な対応を被ることも珍しくなく、職場の人間関係に悩んだり、疲弊して退職したいと考える方も多く見受けられます。例えば、上司がパワハラやセクハラをしてくることで精神的な苦痛を感じてしまう場合も少なくありません。

メンタルや体調を崩すことを防ぐためにも、職場の人間関係が劣悪な場合は、そのまま働き続けることに価値があるのかを考えて、ネガティブなイメージがある場合は退職を検討してみてください。

職場の人間関係で悩んでいる場合は、下記のページなども参考にしていただければと思います。

辞めたい職場の特徴は?仕事を辞めた方がいいサインや対処法

業務量が多く激務

業務量が多く激務が続くと身体を休める時間を取るのが難しくなり、それが原因で体調不良になったり、ストレスにより精神的に疲弊してしまう可能性があります。そうなると、疲れたと感じやすくなったり、コンディションが悪いため、ネガティブな思考にも陥りやすく辞めたいと思う原因になるでしょう。

激務が続く場合は、以下の2つを振り返って退職するべきなのかを判断しましょう。

  • 現在の仕事の忙しさは一時的なのか、これからもずっと続きそうか
  • 忙しさによって自分が得ているスキルは何か、失っているものは何か

仕事の忙しさが一時的なのであれば働き続けることを検討してもよいかもしれません。しかし、この忙しさが定常的なものでこれからもずっと激務が続きそうなら退職を検討することも必要かもしれません。

激務が続くと、仕事とプライベートが両立できず、さらなるストレスの蓄積につながる恐れもあります。多忙ですごく頑張っているにも関わらず得ているスキルが何もなかったり、失っているものが多かったりしたら、早めに退職の検討をすることをおすすめします。

激務な職場に関わらずではありますが、中長期的な展望をイメージして自分が思い描いている将来像に近づけそうなのかを考えたうえで退職する判断をしてください。

給料が低い

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じる原因として、給料が低いことも挙げられます。給料が低いと、満足した生活が送れなかったり、可処分所得が少ないためにプライベートの充実度にも差が生じます。やはり仕事だけでなく、プライベートも充実させることで、健康な生活が送れると思いますので給与は大切なポイントです。

また成果を上げているにも関わらず給与が下がってしまった場合には、会社の業績が悪化している可能性などもあります。業績の悪化が事実であれば、将来的に会社がなくなってしまうなんてこともあり得ます。そういった意味でも給与は重要なバロメータの一つですので、気にして判断材料の一つにしてもらえればと思います。

将来性がない

会社に対して将来性が感じられないと判断した場合は、退職意向につながりやすいです。先ほどの給与にも関連しますが、将来性を感じられない会社で働き続けた場合、それが収入の不安定さにつながる可能性もありますし、そもそもイキイキした生活を送れないと思います。我々はやはり、仕事とプライベートの両立があって生活が成り立っていますので、仕事も充実していなければ不健康な状態になりかねません。

改めてですが、今の会社でご自身が働き続けることに希望が持てるかをしっかりと検討して今後の道を策定してみてください。

やりがいを感じられない

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じる原因と退職すべきかの判断基準として、やりがいを感じられているかという点も挙げられます。20代は体力があり働き盛りの貴重な期間です。その時期に、仕事に対するやりがいが感じられない状況にいることはとてももったいないです。その状態が続くと、いずれ不満も出てくるのではないでしょうか。

「もっと自分のやりたいことをするべきではないか?」「自分がやっていることは役に立っているのか?」などと感じてしまうのです。

ただ、やりがいを感じられずに退職するのであれば、「やりがいのある仕事とは何か?」を考える必要があります。それがないと次の職場でも同様の状態に陥ってしまう可能性があります。例えば、社会の役に立つ仕事・高い報酬制度・達成感を感じられる仕事など、やりがいのある仕事は人によって様々です。

やりがいのある仕事を明確にし、希望の持てる職に就けるように転職活動を頑張ってみてください。やりがいのある仕事を明確にしないと「前の職場の方がよかった」と退職したことを後悔する場合もあるので注意が必要です。

現在の仕事にやりがいを感じられなかったら、今の会社で働き続けるべきかをしっかりと考えてみましょう。

20代で仕事を辞めたい・疲れた時の対処法

辞めたいを感じている20代の方への対処法として、以下の5つを解説します。

  • 退職したいことを上司に相談してみる
  • 友人や家族に相談する
  • 即日で辞められる退職理由を考える
  • 退職届を作成する
  • 退職代行サービスを利用する

20代で仕事を辞めたい・疲れた時にどのような対処をすればよいのかが分からず困っている方も多いでしょう。ここで解説した対処法を実践することで、仕事が辞めやすくなったり、疲労を軽減したりできるように工夫をしてください。

退職したいことを上司に相談してみる

退職したいのであれば、まずは退職したいことをしっかりと上司に伝えましょう。ただまだ悩んでいる状況なのであれば一度上司に相談してみるのは良いことです。その際は、以下の3つのポイントに気をつけましょう。

  • ただの愚痴にならないように気をつける
  • 具体的に話す
  • 信頼のおける上司に話す

上司と話す際に、ただの愚痴にならないように気をつける必要があります。辞めたいと考えている理由が、会社の愚痴やネガティブな話ばかりになると、誰でも気分を害します。それこそ、相談の場が荒れてしまったり、上司が激昂することもあり得ます。そうなると、関係性が悪化して、いざ退職したとしても円満に退職日を迎えることは難しいでしょう。あなたにとっても、会社側も苦痛を強いられますので、そういった状況はなるべく作らない方が良いと思います。

当然辞めたいのであれば「なぜ辞めたいの?」と聞かれるので、具体的な理由を伝えましょう。上にも書いた通り、会社の愚痴ではなくて、将来こんなことがしたい・チャレンジしたいなどのポジティブな理由が最も望ましいですが、いずれにしても具体的に伝えないと、「本当に辞めたいのかな」と思われてしまって、せっかくの相談の場が意味をなさなくなるので注意が必要です。

最後に相談する上司についてです。上司であれば誰でも良いという訳ではありません。色んな上司がいるので、相談したことでネガティブに働いてしままないように注意しましょう。相談する上司はご自身の信頼のおける方が良いです。「あいつは辞めたいと思っている」とネガティブな印象をもたれて、その後の仕事の接し方が悪い方へ向いてしまうなんてことも起きかねますので、誰に相談するかは細心の注意を払ってください。信頼のおける上司であればきっと親身に話を聞いてくれ、あたなのためになるアドバイスをくれるのではないでしょうか。

上記の3つの内容に気をつけたうえで上司に退職を相談してみましょう。

友人や家族に相談する

友人や家族に相談してみるのもよいでしょう。友人や家族に相談することで仕事に対する客観的な意見が聞けるためです。20代は社会経験が少ないので、現在の会社の仕事が一般的なやり方だと思い込んでしまい客観的な判断ができないことが少なくありません。

会社とは関係のない友人や家族に相談することで、客観的な意見をもらえることは貴重です。しがらみのない、客観的な意見も参考にして、今後どうするのが良いのかを考えてみてください。

辞めるための退職理由を考える

辞めたい意思が強く、「もう絶対に辞める」と決めている場合は、辞めるための退職理由を考えるのも良いかもしれません。どう考えても辞めるしかないと思っているのであれば、行動に移すのみですので、なるべく早く辞められるようにしっかりと退職理由を考えてください。

スピード感をもって辞められる退職理由の例としては、以下の2つが挙げられます。

  • 慢性的な体調不良
  • 親の介護を中心とした家族の事情

完全な嘘はおすすめしませんが、体調不良がある場合は割と早く退職が認められるケースも少なくありません。2~3日で完治する体調不良であれば退職理由として使用することは不適切ですが、それでなければ退職理由として会社も理解してくれるはずです。

また、親の介護などが理由の場合も、割と早期に退職ができる可能性があります。親の体調が悪くすぐに介護するしかない状況であれば、会社としてはそちらを優先してほしいと思うことは当然です。ただこれも嘘であれば、ばれてしまう可能性もあるので完全な嘘ならば、常識的に考えて使わない方がよいでしょう。

これ以外にも、退職する理由は人それぞれでたくさんあると思います。しっかりと考えて、退職に向けて動いてみてください。もし懸念点などがある場合は、退職代行サービスに相談してみるもの良いかもしれません。

退職理由については、下記のページなどを参考にしてみるもの良いと思います。

退職理由はどう書いたらいい?伝えづらいときはどうしたらいい?

退職届を作成する

先ほどと同様に「もう確実に辞める」と決めているのであれば、退職届の作成も進めても良いかもしれません。退職届とは、会社の承諾を得て退職が確定した時点で企業に対して労働契約解除の通知を届ける書類です。

すぐに会社を辞めるために、退職届の作成をあらかじめ進めることは時間効率的には正しいです。具体的な退職届の作成方法は、下記のページを参考にしてみてください。

退職届ってどう書いたらいいの?退職願との違いは?書き方と押さえるべきポイントを徹底解説!

退職代行サービスを利用する

「確実に退職したい」と思っているけど、なかなかアクションができていない場合は、退職代行サービスに相談するのが良いかもしれません。退職代行サービスは、労働者の代わりに専門業者が退職の意思を会社へ伝えてくれます。

退職代行サービスを利用すれば、スムーズに会社への退職意思の伝達をしてくれますので、一気に退職へ向けて進み出すでしょう。退職代行サービスの種類としては、以下の3つが挙げられます。

 

民間企業 労働組合 弁護士
  • 退職の意思伝達の代行
  • 退職の意思伝達の代行
  • 有給休暇の消化
  • 残業代、未払い給与、退職金の請求
  • 離職票・源泉徴収票などの請求
  • 退職の意思伝達の代行
  • 有給休暇の消化
  • 残業代、未払い給与、退職金の請求
  • 損害賠償請求を中心とした法律業務
  • 離職票・源泉徴収票などの請求

退職代行サービスはできる業務範囲が広がるほど利用料金が高くなるのが一般的です。上記の特徴を把握したうえで、最適な退職代行サービスを選択して、スムーズに退職できるようにサポートしてもらいましょう。

退職代行サービスの利用について少し不安がある方は、下記のページなどを参考にしてみてください。

EXIT社の「退職代行サービス」は法律的に問題ないの?労働者の権利について詳しい弁護士の先生に聞いてみた

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じた人の体験談

20代で仕事を辞めたい・疲れたと感じた人達は、みんなどんなことを思っていたり、しているのでしょうか。今回は体験談を3つほどご紹介します。20代という仕事を始めて年月があまり経っていない時期に仕事を辞めたい・疲れたと感じると「自分だけなのか」などと不安に感じている方も多いと思います。

前述の通り、実際には20代でも退職している人はたくさんいますし、新たな転職先で充実した日々を送っている方々もたくさんいるでしょう。その人達の体験談を見て、不安を払拭してみてください。

体験談①

「退職を考え始めたのは上司との人間関係です。今回退職した職場には少し変わったルールがあり、何かあっても自分の担当上司以外の人には相談できませんでした。基本的に部下と上司の2人1組のチームで動いており、何かあってもその上司へ相談することになっています。

人間なので合う合わないはあるかと思いますが、私はその上司とは上手く付き合うことができなかったので退職を考え始めました。」

 

参照:【退職代行 体験談】営業職|思い立ったら悩まず即行動!退職を決断するほどの会社独特のルールとは!?

この方は、人間関係が原因で退職を考え始めたようです。上司と過ごす時間が多い会社で、上司との相性が悪ければ苦痛を感じる時間も当然長くなります。人間関係で悩んでいる場合は、自分1人で解決できないケースが多いので、まずは人事部などに相談してみることをおすすめします。それではなお解決することが難しく感じる場合は、この方と同様に退職することを検討しましょう。何か不安があれば退職代行サービスに相談してみてください。

体験談②

「私も同期がまだ一緒に働いていた時には退職を考えていませんでした。最初に考え始めたのは業務が忙しくなりたての夏で、その頃から仕事のやりがいや楽しさを感じなくなっていました。

仕事内容は入社前に思い描いていたイメージとギャップを感じていましたし、最初は新鮮だった仕事に慣れてきたのが原因かと思いますね。そう考えていた時に同期の2人が立て続けに退職してしまい、私も流れに乗って退職するか悩みました。

しかし、その場の感情で判断をするのはよくないと思い、その頃は秋頃まで続けてみて無理そうなら退職する決断をしました。やはり一度下がったモチベーションは上がることがなく、このまま続けることに意味を感じなかったので退職することにしました。」

 

参照:【退職代行 体験談】レンタカー会社|「イメージしていた仕事と全然違った!」と動機が半年で自分だけに

この方は、業務の忙しさが原因で仕事を退職されています。同期が連続して退職するのはご本人にとってはインパクトが大きかったと思いますし、多忙をきわめていくうちに次第に仕事へのやりがいや楽しさまでもが感じなくなっていたようです。

感情で判断するのは良くないと考え、判断軸をしっかりと設定されているのは共感を得ます。ただその後も、仕事に対するモチベーションが向上せず結局辞めることになったという部分は学びがありますね。一般的には一度落ちてしまったモチベーションを取り戻すのは難しいということです。とても参考になる体験談の一つかと思います。

体験談③

「子どもたちと関わる中での大きな悩みはありませんでしたが、家から職場までの距離が遠いことには悩みました。片道1時間30分位くらいの距離だったので、3時間もかけて職場へ行っていました。

乗り換えを間違えるとさらに時間がずれていってしまうので2時間くらいかかることもありました。出勤時間が8時の時は6時に家を出なければいけませんでした。それに、18時に仕事が終わったとしても帰るのが20時になってしまうのでとても悩んでいました。

退職の申し出をした時に、家から遠いことは一緒に相談しましたね。入社前の圧迫感のあった面接や日々の雰囲気から少しづつ会社に対して違和感を感じていました。ちょうど入社してから半年が経過した頃、なぜか自分の身体が職場を受け付けなくなっていて出勤することができなくなっていました。

もっと近いところはあるのになぜか配属先が遠いところや、日々感じる違和感の思いがそこで爆発したのかと思います。その日は休みをもらって次の日に出勤しましたがやっぱり無理だということを感じて退職の申し出をしました。

私が思っていることを話しましたが、職場が遠いところは私にとって大きな退職理由であることを伝えました。すると場所を変える提案をされましたが、私の家に近い方の職場は特に人手不足であることを知っていました。

優しさで言っていることはわかりますが辞めたいと感じている人にその提案をすることに違和感を感じましたし、結局退職の話も中途半端に終わってしまったことからこれでは埒が開かないと思ってEXITを利用しました。」

 

参照:【退職代行 体験談】学童勤務|職場までの距離が往復3時間。環境を変えて救われるにはEXITしかなかった

上記の方も、最終的には会社への不信感を抱いて退職を決断されています。最初は、職場の距離をきっかけに負担が積み重なって、その後会社に相談するも、代替案として出てきた内容に対して違和感を感じたようです。退職代行サービスも利用されたとのことで、いろいろな観点で参考になる体験談かと思います。

20代で仕事を辞めたい、疲れたら無理をせずに会社を辞めることも考えよう!

20代で仕事を辞めたくなったら、決して無理をせずに退職することもしっかりと検討しましょう。メンタルや体調を崩すと働けなくなる可能性があったりと、20代という貴重な時間を無駄にするのはもったいないです。

若く経験も少ないということもあって、退職に関して会社とのやりとりに不安がある場合は、退職代行サービスの利用なども検討してみてください。貴重な20代の時間を、皆様が有意義な時間として過ごせることを願っております。

退職代行サービス「EXIT」