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退職代行はパワハラが理由でも退職できる?実際に利用した人の体験談も紹介

退職代行はパワハラが理由でも退職できる?実際に利用した人の体験談も紹介

退職代行サービスの利用を検討している方の中には、以下のような悩みや疑問を持つ場合もあるのではないでしょうか。

  • 「上司からパワハラを受けていて今すぐ会社を辞めたい」
  • 「退職代行に依頼すれば、パワハラを理由に即日退職できる?」

結論から言うと、退職代行サービスは上司のパワハラなどを理由に即日退職することが可能です。

今回は、パワハラを受けている人に退職代行サービスの利用がおすすめな理由を詳しくご紹介します。

本記事にて紹介する退職代行サービスについて知ることで、会社やその上司からのパワハラやモラハラなどから解放され、トラブルなく退職できるでしょう。また後半では、具体的なおすすめサービスもご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

退職代行を利用する前に!パワハラの種類一覧

退職代行サービスを利用する前に、パワハラの種類について確認しておきましょう。

パワハラとは、上司や同僚などから受ける嫌がらせや暴力などの不適切な言動や態度です。労働者の心身の健康や業務能力を低下させるだけでなく、自信や自尊心を傷つけてしまいます。

また、パワハラの種類と該当する例として、以下があげられます。

種類 該当する例 該当しない例
身体的な攻撃 ・殴られたり蹴られたりする

・物を投げつけられる

・誤ってぶつかってしまう
精神的な攻撃 ・人格否定の言葉を浴びさせられる(「頭が悪い」「バカ」「恋人なんてできないだろう」など)

・必要以上の長時間にわたって厳しい叱責を受ける

・他の従業員の前において、大声で威圧的な叱責を繰り返しされる

・能力否定や罵倒する内容を本人を含む従業員にSNSで送信する

・遅刻などの社会的ルールを繰り返し破ったことで強く注意を受ける

・勤め先の業務において重大な問題を起こして怒られる

人間関係からの切り離し ・気に入らないからという理由で別のオフィスに隔離される

・職場の従業員から集団で無視されている

・入社直後、育成のため短期だけ集中的に別室で研修や教育を受ける

・重大な問題を起こし、改善するために別室で研修を受ける

過大な要求 ・猛暑日に長時間にわたって外回りさせられる

・研修や教育をせずに過度な業務目標を設定され、達成できなかった場合に叱責される

・上司から自分とは関係のない私的な業務を強要される。

・自分を育成するために、少し高いレベルの業務を任せられる

・繁忙期において、業務の性質上仕方なく、普段よりも多い量の作業を任せられる

過小な要求 ・自分を退職させることなどを目的に、誰でもできる業務を任せられる。

・気に入らないという理由で仕事を与えてくれない

・自分の能力に合わせ、業務量が減少する
個の侵害 ・仕事以外の場所でも監視される

・自分の性的指向や病歴、不妊治療などの個人情報について、許可なく他の従業員に暴露される

・従業員の配慮を目的に家族状況などのヒアリングを受ける

・個人情報の伝達を許可している

参考:厚生労働省ー労働施策総合推進法の改正 (パワハラ防止対策義務化)について

上司からのパワハラや同僚からの嫌がらせを理由に、退職代行サービスを利用される方も少なくありません。

上記のようなパワハラの具体例に該当しており、退職を検討しても上司や同僚を恐怖に感じ、なかなか辞める意思を伝えられない場合は、ぜひ退職代行サービスを利用してみてください。

退職代行に依頼すれば、出社せずに即日退職できます。パワハラから解放され、辞める際の不安やストレスを感じずに退職できるでしょう。

退職代行サービスの利用をおすすめする具体的な理由は、下記の「退職代行がパワハラで辞めたい人におすすめな理由」で解説します。

退職代行はパワハラが理由でも退職できる!

退職代行サービスを利用すれば、パワハラを理由に退職することが可能です。また、パワハラと同様にセクハラやモラハラも退職理由として認められます。

そもそも退職代行サービスとは、本人の代わりに会社へ退職の意思を伝えてくれるサービスのことです。法律上、会社を辞める際は直接会社に退職をつげなければならないという規定は定められていません。

民法第627条では、雇用期間の定めがない限り、退職日の2週間前までに意思表示を行えば、いつでも退職できると定められています。

参考:民法 | e-Gov法令検索

そのため、退職代行サービスの利用自体は違法性がなく、正当な退職方法の1つです。

ただ、パワハラなどの被害がなく、自分の突然退職により会社へ甚大な損害を与えてしまう場合は注意が必要です。取引先との契約が切れるなどの実害が生じると、損害賠償トラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。

基本的に退職代行の利用自体は問題ありません。実際にEXITではこれまで数万人以上に退職サポートを提供してきましたが、会社から訴えられたケースは1度もないです。

退職代行サービスを利用する際、損害賠償トラブルを防止する方法を知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行で損害賠償を請求される?事例7つとトラブル回避のポイント・対処法

退職代行がパワハラで辞めたい人におすすめな理由

退職代行がパワハラで辞めたい人におすすめな理由をご紹介します。

  • 即日で退職できる
  • 上司や同僚とも会う必要がない
  • 会社と連絡を取る必要がない
  • 金銭問題にも対応してくれる

ここからは、上記4つの理由を詳しく解説します。

即日で退職できる

退職代行サービスに依頼すれば、即日で会社を退職でき、パワハラから解放されます。

民法第627条によると、2週間前までに退職を告げる必要がありますが、労働者は有給休暇を消化することで実質即日で会社を辞められます。

また、以下のような場合でも即日で退職できます。

  • やむを得ない理由がある(パワハラでうつ病になった・妊娠や親の介護で働き続けることが難しいなど)
  • 会社から退職の同意を得る

退職代行サービスを利用すれば、業者が有給休暇を消化したい旨や、退職を希望する理由を会社へ伝えてくれます。

従業員の退職希望の理由がパワハラであり、その事実が明らかであれば、会社から退職の同意を得やすいです。

場合によっては、弁護士に依頼することで損害賠償を請求できる可能性もあるでしょう。

そのため、退職代行サービスを通してパワハラなどの退職理由を伝えれば、スムーズに即日退職できる可能性が高いのです。

退職代行を利用し、当日の朝や即日で辞める方法を詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行は当日の朝も利用可能!問い合わせまでの流れ〜注意点を解説

退職代行は即日でも利用可能!具体的な流れ〜気をつけるべきことを解説

上司や同僚とも会う必要がない

退職代行を利用すれば、パワハラをする可能性がある上司や同僚と会わずに退職でき、代行サービスの決行日以降に出社する必要はありません。

パワハラを受けている方にとって、上司や同僚と会うこと自体を苦痛に感じるはずです。特に退職の意思を伝えるときや、最終出勤の日は「さらに嫌な思いをするかもしれない」と不安になるでしょう。

サービスを利用すれば、業者が依頼者の代わりに代理人が退職の意思を告げ、本人は自宅から代理人に電話やメールをするだけで退職できるため、心身のストレスが軽減されるのです。

下記ページでは、退職代行の具体的な仕組みについて詳しく解説しているので、気になる方はぜひご覧ください。

【出社不要】退職代行とは?仕組みやサービスの利用手順、体験談も紹介

会社と連絡を取る必要がない

退職代行を利用すれば、会社と連絡を取る必要がないため、電話やメールからのパワハラさえ回避できます。

退職代行サービスは、本人の退職が完了するまで、会社との連絡を代行してくれるからです。実績が豊富な業者であれば、会社側に対して本人へ連絡しないよう対応してくれます。

パワハラを受けている場合、上司に連絡することはストレスとなりますが、退職代行を依頼することで、怒鳴られたり嫌がらせの言葉を浴びたりといったトラブルを避けられるのです。

サービスの利用後に会社から直接連絡が来る場合がありますが、基本的に応じる必要はないので安心して利用できるでしょう。

万が一会社から連絡が来た場合は、焦らず業者に相談し、アドバイスや適切な対応をしてもらうことが大切です。

金銭問題にも対応してくれる

退職代行サービスによっては、パワハラの他にも金銭問題へ対応してくれることがあります。

例えば、残業代や未払いの給与、退職金などを請求したい場合です。

業者に金銭問題を解決をサポートしてほしい時は、退職代行サービスが会社との交渉に対応しているか確認しておきましょう。

主に退職代行は一般企業・弁護士・労働組合の3種類のサービスに分けられ、会社と交渉できるのは弁護士と労働組合のみです。弁護士資格をもたない一般企業が、退職手続きに関する交渉を行うと違法行為となります。

ただし、弁護士や労働組合は金銭問題の交渉を行えますが、料金が割高になる場合があります。そのため、費用を抑えてサービスを利用したい方は、一般企業の業者に退職を依頼することがおすすめです。

EXITのように実績が豊富で弁護士監修のサービスであれば、連絡・通知の業務のみに徹するため、代理人を通して会社と間接的に交渉できます。法律に抵触するリスクが低いため、安心して金銭問題に対応できるでしょう。

退職代行を利用する際に退職金をもらう方法や、サービスの費用を抑える方法を詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行を使うと退職金はもらえない?退職金をもらうための対応策

退職代行の最安値はいくら?安い・実質無料のおすすめサービス

パワハラを理由に退職代行を利用した人の体験談

パワハラを理由に退職代行を利用した人の体験談をご紹介します。

具体的な体験談の内容は以下の通りです。

会計事務所で働いていた20代男性Tさん
パワハラの内容 上司に残業代を申請すると不機嫌そうな顔で拒否された。

頻繁に怒られたり人格を否定されたりした。

パワハラ以外の退職理由 就職してから数か月間社会保険料が天引きされており、理由を聞いても曖昧な説明でごまかされていた。
退職代行を利用した感想 サービスを利用したことで、退職はこんなにも楽にできるんだと感じた。

会社とのやりとりや出社して必要書類を提出する必要がなく負担が軽減された。

体験談の内容を詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 会計事務所|先輩に言われて気づいた職場の闇。自分の職場がおかしいことに気づけなかった単純な理由

パワハラにおすすめの退職代行サービス

パワハラにおすすめの退職代行サービスをご紹介します。

退職代行サービス 概要
EXIT 毎年1万人以上の退職サポート
弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所 弁護士による退職代行サービスを提供
SARABA 労働組合への加入によって会社側と交渉可

ここからは、それぞれの退職代行サービスについて紹介します。

EXIT

EXIT株式会社」運営のEXITは、業界実績No.1を誇り、毎年1万人以上の退職サポートを行うサービスです。

弁護士監修や社内教育の徹底により、パワハラなどあらゆるケースにおいて、適切に対処できます。

料金は正社員やアルバイト、公務員に関わらず、一律2万円です。

また、転職サポートでは求人検索や履歴書の作成、転職先の面接日程調整、お祝い金5万円キャッシュバックなどのアフターケアを無料で受けられることも魅力です。

詳しくは、下記の公式ページをご覧ください。

退職代行サービス「EXIT」

弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所

弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所は、弁護士による退職代行サービスを提供しています。

サービスのプランは職種や依頼者のケースごとに分けられ、料金は33,000〜110,000円(傷病手当サポート+33,000円)です。

退職手続きの交渉や、上司からパワハラを受けている場合に会社へ損害賠償を請求することが可能です。

SARABA

株式会社スムリエ運営の退職代行SARABAは、労働組合に加入することで会社側と交渉してくれます。

料金は労働組合の加入費と代行費用を合わせて24,000円です。交渉が可能なため、パワハラで退職する際に損害賠償を請求された場合にも対応できるでしょう。

また、行政書士が監修した退職届や有給消化のサポートを受けられます。

退職代行サービスを使えばパワハラが理由でも退職できる

今回は、パワハラにおける退職代行サービスの利用可否やメリット、実際の体験談などについて紹介しました。

パワーハラスメントが理由であっても、退職代行の利用によって即日退職することが可能です。

サービス利用後も、会社の同僚や上司からの連絡にも対処できるので、退職後のパワハラにも効果的に対処できるでしょう。

EXITでは電話やメール、LINEで無料相談ができるので、退職代行サービスについて気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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