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辞めたい職場の特徴は?仕事を辞めた方がいいサインや対処法

辞めたい職場の特徴は?仕事を辞めた方がいいサインや対処法

最終更新日 2023年7月18日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

職場の労働環境や人間関係などが原因でストレスを抱えている方の中には、以下のようなお悩みを持つ場合もあるはずです。

  • 「職場を辞めたいけど本当に退職すべきかわからない」
  • 「仕事を辞めたい時の対処法は?」

今回は、そんな職場を辞めたいと悩む方に向け、辞めたくなる職場の特徴や対処法についてご紹介します。本記事を読めば、自分が本当に今の職場を辞めるべきかを判断でき、具体的な解決策を考えられるでしょう。

また後半では、職場を辞めた人のリアルな意見や退職代行サービスも解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

辞めたいと感じる職場の特徴は?

辞めたいと感じる職場の特徴をご紹介します。

  • やりがいを感じられない
  • 給与が低い
  • ストレスを感じる
  • パワハラやセクハラがある
  • 職場の雰囲気に馴染めない
  • 飲み会などのイベントを執拗に押しつけられる
  • スキルや能力を十分に活かせない

ここからは、上記7つの特徴を詳しく解説するので、自分の職場が当てはまるかどうか確認しましょう。

やりがいを感じられない

仕事を辞めたい職場の特徴として、やりがいを感じられない場合があげられます。

やりがいを感じられない職場は、単調でルーチンワークなどの業務が続くことが多いです。このような職場では、やる気が低下して、業務に対するモチベーションも下がってしまいます。

また、上司や同僚からの評価が希薄で、業務の目標や方針を明確に伝えない場合、目標が明確にならず、結果的にやりがいを感じることが難しいです。

自由度が低い職場であれば、自分でアイデアを出す余地がない場合、新しいことを学ぶ機会が減少し、モチベーションが低下するのです。

給与が低い

辞めたいと感じる職場の特徴として、給与が低い場合があげられます。

実際に、厚生労働省の調査によると、「給与・報酬が少なかったから」という理由で退職する人も多いです。

参考:厚生労働省|5 仕事をやめた者の退職理由

給与が低いと、仕事に対するモチベーションが下がり、やりがいを感じられない傾向にあります。自分が頑張っているにもかかわらず報われない状況に陥り、やる気が出なくなってしまうのです。

また、給与が低いと生活費が不足してしまい、ストレスを感じることもあるでしょう。給与が低い場合、将来的な不安も感じるかもしれません。例えば、十分な貯金ができずに、将来の病気や災害に備えることができない、子どもの教育費を捻出することができないなど、様々な不安を抱えることになるでしょう。

給与が低ければ、会社への不満や不安が溜まり、職場を辞めたいという気持ちが強くなるのです。

ストレスを感じる

辞めたいと悩んでしまう職場の特徴として、仕事に対してストレスを抱えている場合があげられます。

過剰なストレスを抱え込んでしまうと、仕事に対するモチベーションが下がったり、身体的・精神的な健康に影響が出たりすることがあります。

例えば、残業や休日出勤が多かったり、人間関係が悪かったりする場合などです。ストレスを感じすぎると、頭痛や胃腸の痛み、肩こりなどの身体的な不調が現れる可能性があります。

また、ストレスを抱えていると、プライベートな時間も十分な休息が取れない場合があるため、仕事以外の生活において充実感が失われることもあるでしょう。

ストレスを感じやすい職場は身体的・精神的に負担が大きいため、辞めたくなる人も少なくないのです。

パワハラやセクハラがある

辞めたいと感じる職場の特徴として、パワハラやセクハラがある場合があげられます。

パワハラやセクハラを受けると、心理的に負荷がかかるため、仕事に対するモチベーションが下がり、職場に不信感を持つようになる場合があります。

パワハラやセクハラの具体例は、以下の通りです。

  • 殴る・蹴るや物を投げつけられるなどの暴力がある
  • 必要以上の長時間にわたって厳しい叱責を受ける
  • 過度な業務目標を設定され、達成できなかった場合に怒られる
  • 性的指向や病歴などの個人情報について許可なく暴露される
  • 性的な言動や身体的な接触がある

パワハラやセクハラは心理的・身体的な負担がかかり、仕事のやる気が下がったり、職場に不信感を持ったりすることがあるため、仕事を辞めたくなる人もいるでしょう。

職場のパワハラ例について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行はパワハラが理由でも退職できる?実際に利用した人の体験談も紹介

職場の雰囲気に馴染めない

辞めたいと思う職場の特徴として、自分と会社の雰囲気が合っていない場合があげられます。

職場に馴染めなければ、上司や同僚とのコミュニケーションをストレスに感じ、仕事に対するモチベーションが低下するでしょう。

人によって自分に合った職場の雰囲気は異なり、その職場の性質も多種多様です。雰囲気が特異的な職場の例として、以下があげられます。

  • 上下関係が厳しい体育会系
  • 上司や同僚との距離が近すぎる
  • 協調性よりも競争を重視
  • 規律が厳格な職場
  • 会話が盛んに行われる

自分の性格や気質に職場が合わなければ、本来持っている能力を発揮できず、やりがいを感じられなくなったり、ストレスを抱えたりすることがあるため、仕事を辞めたいと感じる可能性があるのです。

飲み会などのイベントを執拗に押しつけられる

飲み会などのイベントを執拗に押しつけられる職場も辞めたいと感じる可能性があります。

イベントなどの交流は、人間関係を築く上で重要ですが、職場での社交活動が過剰になると、人によってはストレスになります。

例えば、長時間に及ぶ飲み会や、週に何度も開催されるイベントなどは、仕事に集中できないだけでなく、健康面にも悪影響を与える可能性があるでしょう。また、プライベートな時間が取れなくなったり、家族や友人との予定がキャンセルされてしまうこともあるでしょう。

一方、イベントに参加しないと、周囲との関係悪化や昇進などのキャリアアップに影響が出るかもしれないと不安を感じる場合があるため、簡単には断れない人も多いです。

イベントへの参加を執拗に押し付けられることで、ストレスが大きくなり、辞めたいと感じる可能性があるのです。

スキルや能力を十分に活かせない

自分のスキルや能力を十分に活かせない職場は辞めたいと思う瞬間が多い傾向にあります。

スキルや能力を発揮することができないと、自分の成長やキャリアアップにつながらず、やりがいを感じるのが困難です。

また、スキルや能力を活かせなければ、職場での自分の存在意義を見出せなくなり、仕事に対するモチベーションが低下します。

現在の職場で十分なパフォーマンスを発揮できないと、自分が成長したり会社へ貢献したりする実感を持てなくなり、仕事を辞めたいと感じる可能性があるのです。

職場を辞めたいと思った時の対処法

職場を辞めたいと思った時の対処法をご紹介します。

  • 原因を明確にする
  • 上司や同僚と話し合う
  • 自己啓発に注力してみる
  • 転職を検討する
  • 退職代行を利用する

人によって職場を辞めたいと思う原因は異なるので、自分に合った対処法を考えることが重要です。ここからは、上記5つの対処法を具体的に解説します。

原因を明確にする

職場を辞めたいと思った時は、その原因を明確にすることが重要です。

原因を明確にすることで、問題を解決するための具体的な対策を考えることができます。

例えば、給与が低いという理由で辞めたくなった場合は、転職や昇給交渉などの対策が考えられるでしょう。

まずは、自分の感情を冷静に整理することが必要です。自分が何を求めているのか、何がストレスや不満を引き起こしているのか、自分に問いかけることが大切です。

上司や同僚と話し合う

職場を辞めたいと思った時は、上司や同僚と話し合うことも対処法の1つです。

話し合いの場で解決策を見つけることができれば、職場でのストレスや不満を解消することができる可能性があります。

上司や同僚と話し合う際は、具体的な改善策を提示しましょう。また、自分の要望や要求を主張するだけでなく、相手が抱える問題や理由にも耳を傾け、相手の考えを理解しようとする姿勢が大切です。

自己啓発に注力してみる

職場を辞めたいと思った時の対処法として、自己啓発に注力することもあげられます。

自己啓発に時間を費やすことで、スキル向上やストレス解消につながり、職場の不満への対処力が高まるでしょう。

具体的には、自分が身につけたいスキルや能力に合わせ、書籍を読んだりセミナーへ参加したりすることが効果的です。また、適度な運動や自分の好きな趣味を通じて、体力の向上やストレスの発散につながり、良好な健康状態で仕事に取り組めます。

自己啓発を通じて、自分の成長や満足感を得ることができ、仕事のやる気向上が期待できるのです。

転職を検討する

職場を辞めたい時は、転職を視野に入れて活動することもおすすめです。

新しい環境に身を置くことで、現在の不満やストレスの悩みを解決できる可能性があります。

例えば、仕事にやりがいがない場合は、転職活動の一環として自己分析や企業分析を行うことで、興味や関心のある職場を見つけることにつながります。

職場を辞めて転職すれば、やりがいを持って仕事に取り組める可能性があるのです。

退職代行を利用する

退職代行とは、職場を辞めたい本人に代わり、業者が退職の意思を伝えることを指します。

退職代行を利用すれば、以下のような状況でも比較的容易に仕事を辞めることが可能です。

  • 上司からのパワハラが怖くて退職相談ができない
  • 職場が人手不足で辞めたいと言い出しづらい
  • 辞めたいと相談しても執拗に引き止められて辞められない

職場を辞めたくても、様々な理由で退職できないと悩む人は多いです。退職代行を利用することで、上司や同僚と顔を合わせることなく、即日で退職することが可能です。

退職代行の詳しい内容について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【ありえない?】退職代行とは?サービスのメリット・デメリットや退職までの流れ

実際に辞めたい職場を退職した人のリアルな意見

実際に辞めたい職場を退職した人のリアルな意見をご紹介します。

具体的な内容は以下の通りです。

営業職の20代男性
職場を辞めた理由 上司との人間関係が悪く、理解不能な指導や考え方の違いで揉めることがあった。

部門長に相談したが解決できず、成績も伸び悩んだ。

このまま上司が変わらないのであれば辞めた方が良いと思い退職を決意。

退職後の生活 現在は商社で働き、自分と社風がマッチしていて、とても働きやすい。

転職したことで人材が変わった感覚がある。

辞めたいと悩む人へのメッセージ とにかく悩んでいる時間はもったいない。

長い目で見て最終的に退職するなら、限られた時間と切り替えを大切に行動してほしい。

具体的な体験談の内容が気になる方はぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 営業職|思い立ったら悩まず即行動!退職を決断するほどの会社独特のルールとは!?

辞めたい職場を簡単に辞められるおすすめ退職代行サービス3選

辞めたい職場を比較的簡単に辞められるおすすめの退職代行サービスをご紹介します。

  • EXIT
  • 退職代行OITOMA(オイトマ)
  • フォーゲル綜合法律事務所

ここからは、上記3つのサービスを詳しくご紹介します。

EXIT

毎年多くの退職サポートを行っており、弁護士から監修を受け、社内教育を受けたスタッフにより、安心・安全に退職することが可能です。

また、料金は一律2万円(リピーター1万円)で利用でき、求人検索や面接の日程調整などの転職サポートを受けられます。

詳しいサービス内容について気になる方はぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行OITOMA(オイトマ)

退職代行OITOMA(オイトマ)は、労働組合によるサポートを受けられるサービスです。

労働組合が運営するため、本人の代わりに代理人が会社と交渉することができます。

退職金や未払い給与の請求に関して、会社側と郵送のやり取りや連絡をしたくないという方におすすめです。

フォーゲル綜合法律事務所

フォーゲル綜合法律事務所は、弁護士が運営する退職代行サービスです。

弁護士に依頼できるため、パワハラやセクハラなど精神的苦痛を受けたとして慰謝料を請求したり、会社側から損害賠償を請求されたりした場合にも適切に対応してくれるでしょう。

一般企業や労働組合が運営するサービスよりも料金は割高ですが、弁護士が対応することで安心感を持って退職手続きを進められます。

行きたくない辞めたい職場なら退職代行を利用しよう!

今回は、辞めたいと感じる職場の特徴や対処法、職場を退職した人のリアルな意見やおすすめの退職代行サービスをご紹介しました。

仕事にやりがいを感じられなかったり、労働環境や人間関係、社風が合わずストレスを感じたりすると、職場を辞めたいと思う瞬間が多くなります。

退職したいと悩んだ時は、原因を明確にし、自分に合った解決策を模索することが重要です。問題が改善されない場合や辞めたくても辞められない状況に陥った場合は、転職を視野に入れて仕事に取り組んだり退職代行を依頼したりして辞めることを検討しましょう。

退職代行サービスEXITでは、無料で退職相談を受け付けているので、ぜひお気軽にご相談ください。

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