Mさん(30代、男性、東京都在住)は退職代行EXIT(以下、EXIT)を利用して医療機器メーカーを退職。これまでにも電機メーカー、コンサルタントと退職経験があるMさんが今回EXITを利用した理由とは。Mさんの“辞めること”に対する気持ちの変化を伺いました。
ざきおか
さっそくですが、Mさんが今回退職した職場にお勤めになるまでの経緯をお伺いできますか?
Mさん
一昨年の12月末まで電機メーカーで勤務してました。結構長く勤めていたんですが、一度コンサルタントの職に挑戦してみたくて転職しました。ただ、そこの社長の働き方が…その…ちょっとおかしくてですね…(笑)
Mさん
例えば、社員は社長が「帰っていい」と許可するまで帰れないっていう仕組みがあって。仮に社長が社内にいなくても、社長から電話が入るまで帰ってはいけないなんていう謎の状態だったので、そこはすぐに辞めましたね。
Mさん
失敗でしたね。社長もそうでしたが、コンサルの仕事も短い間ですが携わってみて、自分のやろうと思っていたこととはイメージが違いました。
Mさん
コンサルと比べて、電機メーカーのほうが自分の働きたいイメージと合っていると思ったので、またやり直そうと思って電機メーカーに戻りました。初めの電機メーカーとは違って外資系の電機メーカーなんですけど、そこにいた上司と反りが合わず、心を病みかけて…。まずいなと思い、ここもすぐ退職しました。
ざきおか
そして転職したのが今回EXITを利用した職場ですね。
Mさん
はい。医療品メーカーなんですが、心を病みかけて疲弊していたので、慌てて転職を決めてしまって、実際入ってみるとやっぱりうまくいかなかったんですよね。今までのキャリアも全然活かせませんし、一緒に働いている人ともあまり馴染めなくて。
Mさん
馴染めなかったというか、意見が合わないなと思っていて。現場を管理するような業務だったんですが、上司は自分をやたらと交代制の現場に入れたがって…。
Mさん
意図としては現場を知ることで、管理への理解を深めろということだったと思うんですけど、実際に現場でやらされた仕事は管理にあまり関係のない仕事で…。ほんとに分かって指示を出してたのかなって。その後も意見が合わないことがちょくちょくありました。
ざきおか
さきほど過去に上司の方と反りが合わずに病んでしまったという経験もお話されていましたね。
Mさん
そうなんですよね。それをまた繰り返すのもまずいなと思いましたし、イチから始めるにはリスクが大きすぎたと感じるようになってもう一度前のキャリアで始めようかなと思いまして。
Mさん
はい。ただ、これまで連続で転職していたり、病みかけていたときに拾ってもらった恩みたいなものもあって、どうしたものかな、言い出しづらいなと思いながらしばらくは勤務していました。そんなとき、ふとネットニュースで退職代行サービスを紹介していたのを思い出して。
Mさん
はい。ただ、そのときはまだ疑いの目で見ていましたが(笑)その頃から半年くらい経って改めて調べてみるとたくさん実績積まれててすごいなと。それを調べてるのと同時期に、もう一度電機メーカーに挑戦してみたいと転職活動に励んでいたところでした。
ざきおか
そして転職が決まったので、EXITを利用したと。
Mさん
そうですね。EXITを使えば疲れることなく辞められるかなあと思って。
ざきおか
Mさんは何回か退職を経験していらっしゃいますが、やはり毎回手間取りましたか?

Mさん
めんどくさいなとは感じてましたね。電機メーカーからコンサルに行く時は特に大変でした。
ざきおか
長くお勤めだったのであればやはり引き留めがあったのでしょうか?
Mさん
そうですね。何回も何回も面談を経て、スムーズじゃないなと感じてましたね。
ざきおか
退職にかかるコストが分かっているからこそ、楽に辞められるサービスがあるのであれば利用しようと思ったと。
Mさん
そうですね。それと、今回たまたま転職を決めた時期に父親の容態が悪くなって。
Mさん
父親のことも大変な中で、自分の退職にまでエネルギー割けないなと思ったので。
ざきおか
少しでも負担を減らすことができたのであれば何よりです。
もとより弊社のサービスは認識しておられたようですが、今回退職するにあたって上司の方に相談したりはしましたか?
Mさん
今回はまったくなかったですね。ちょうど現場が切り替わるタイミングで退職したので、引き継ぎなんかは済ませてあったんですよね。なので退職についても特に相談しなくても大丈夫だろうと思っていて。
ざきおか
じゃあ今回の退職においては特に障害もなかったでしょうか?
Mさん
強いて言えば転職活動くらいで、他には特になかったですね。
ざきおか
サービス利用前はEXITについていろいろ調べましたか?
Mさん
いえ、テレビとかニュースとかでちょくちょく様子は見ていて、大丈夫だろうという感覚があったのでガッツリ調べたりはしてないですね。
ざきおか
初めにお問い合わせいただいたのが2019年の2月ですね。もうその時には転職が決まっていたのでしょうか?
Mさん
いえ、その時はまだですね。事前にどういう流れなのか、転職が決まったら一気に進めたかったので、予め相談させてもらっていました。実際に利用して退職したのは3月ですね。
ざきおか
実際に利用して思ったことは何かございませんか?

Mさん
これは使うときから思ってたんですけど、5万円は全然安いなあと思いましたね。人によって感覚が違うとは思うんですけど、これまでの転職の経験と比較しても自分は安いと感じますね。
ざきおか
我々としてはこの値段を安いと感じられるような方々が使ってもらえればと思っています。高いと感じるようであれば、こういう言い方もあれですが、その人は退職に対してそんなに困っていないだろうと思うので。
Mさん
自分は今まで煩わしかったものがまったくなくなって、すごい助かりました。
ざきおか
Mさんのように過去に煩わしい経験をしているからこそ、という方もいらっしゃいますし、退職の経験がまったくないからこそ、という方もいらっしゃいます。
ざきおか
使うべき人に使ってもらえればと思っています。
これまで何度か転職を重ねておられるMさんですが、辞めることに対して罪悪感のようなものは感じませんか?
Mさん
以前は辞めることは悪いことだと思っていました。自分は社会人になる前、転職を繰り返すような人間ではないと思っていたんですよね。どっちかって言うとその場に適応して、周りに合わせて、我慢してずっと続けちゃうタイプかなって。ですけど、この数年で合わないところは合わないんだんなあって気付かされました。
ざきおか
それでは、今では悪いこととは思っていませんか?
Mさん
悪いこと、ではないと言い切れませんけど、逆に辞めるほうが勇気がいることだとは思います。自分が一番悩んで決めたことだと思うので、辞めることを決めてもそれでいいんじゃないかと。
ざきおか
悩んで決めた結果であればそれが正解だ、ということですね。
Mさん
そうなんじゃないかなって、自分は信じてやっています。
ざきおか
それでは最後に、Mさんと同じような境遇の方々に一言アドバイスをお願いします。
Mさん
自分から言えるとすれば、何度でもやり直せばいい、ということですかね。転職して次の職場が合わないのであればもう一度、と今では思ってます。たしか、EXITのサービスは2回目以降の利用は安くなりますよね?
Mさん
それはでも大事なことなんじゃないかなと思いました。
ざきおか
Mさんが仰ったように、退職して、転職した職場が合わなかったのであればもう一度EXITを利用してもらえればと思っているのでこのようなサポートをさせていただいております。
ただ、Mさんの次の職場は辞める必要がない素敵な職場であることを祈っております。
まとめ
今回は過去のキャリアへ再び挑戦するために転職を決めたMさんにインタビューさせていただきました。一度は長く勤めた電機メーカーからコンサルの道へ挑戦したMさん。「何度でもやり直せばいい」と再び電機メーカーでやり直すことを決めたMさんのように、失敗を恐れず新たな道へ一歩を踏み出してみませんか?
ライター:ざきおか
23歳。前職はIT系。EXITを利用して前職からのEXITを試み、そのままEXITに入社。
◎EXIT −退職代行サービス−とは?

EXIT株式会社が提供するサービスで、「辞めさせてもらえない」「会社と連絡を取りたくない」などの退職におけるさまざまな問題に合わせ、退職に関する連絡を代行してくれる。相談当日から即日対応が可能で、 会社との連絡は不要。離職票や源泉徴収票の発行確認など、退職後のフォローも行ってくれる。
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