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パートの辞める理由ランキングTOP7|おすすめの退職理由も紹介

パートの辞める理由ランキングTOP7|おすすめの退職理由も紹介

最終更新日 2023年7月7日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

パートの仕事が精神的に疲れて限界と感じている方で、「パートを辞めたいと思うのは自分の甘えなのだろうか」と悩むこともあるのではないでしょうか。

結論から言うと、パートを辞める理由を事細かに伝える必要はありません。とはいえ、古い体質のバイト先だと理由を聞いてくるケースもあるはずです。

この記事では、パートを辞める理由のおすすめランキングを紹介します。パートを辞める理由を伝えるポイントもあわせて解説するので、つらい気持ちを軽減させるために役立ててください。

【本音】パートを辞める理由ランキングTOP7

パートを辞めるとき、雇用主に意思を伝えてまず聞かれるのは、退職の理由です。波風を立てないようにパート先に納得してもらいやすい退職理由を事前に考え、それを角が立たない言い方で伝えることでスムーズな退職を目指しましょう。

まずは、パートを辞める本音で伝える理由のおすすめランキングTOP7を紹介します。

1位:職場の人間関係

パートを辞める理由として職場の人間関係で辞めることも一般的になってきているので、伝えても問題ありません。職場での人間関係のトラブルはストレスもかかるため、仕事を続けていくことは難しくなります。

職場の人間関係でパートを辞める理由は、以下の通りです。

  • 上司からのパワハラ
  • お局様からの嫌がらせ
  • 正社員から理不尽な扱いをうける

このような悩みを抱えながらパートを続けている人も多いです。精神的につらいのに無理して働き続けると心身に支障をきたしてしまい、「うつ病」や「適応障害」など精神障害になる恐れもあります。パート先もこのような状況になると、裁判や損害賠償問題にも発展しかねないので、受け入れざるを得ない状況にあるといえるでしょう。

2位:家族の転勤や子どもの進学

配偶者の転勤や子供の独り立ちなどは、納得してもらいやすい退職理由のひとつといえます。転勤による転居で、パート先までの通勤が困難であればパート先も引き止めにくいでしょう。

3位:出産など自身のライフスタイルの変化

結婚や出産といった場合、自身のライフスタイルの変化も辞めるきっかけになるため、退職理由として問題ありません。

伝え方のポイントとしては、以下の3つが挙げられます。

  • 結婚や出産が決まった時点での報告
  • 一身上の都合は極力避ける
  • 結婚や出産による退職の決意が固いことを示す

伝え方などをしっかり理解しておくことで、パート先を円満退職できるだけでなく「子育て落ち着いたら戻っておいで」と言われることもあるでしょう。

4位:転職・キャリアアップ

転職やキャリアアップのような前向きなパートを辞める理由であれば、パート先からも受け入れられやすいでしょう。加えて、パート先や社員の方に感謝の気持ちを伝えると印象もよくなります。

転職やキャリアアップの理由としては、以下の通りです。

  • 正社員や派遣社員へ転職
  • フリーランスとして働く
  • 独立に向けて資格の勉強をする

特に最近では、育児と両立して在宅で働くフリーランスも増え、辞める理由として増えてきているためパート先からも理解してもらえるでしょう。

5位:仕事内容が合わない

パートの仕事をどんなにがんばってみても、仕事内容が合わないととてもつらいことです。特に、自分の苦手なスキルが求められる仕事だと、精神的にもつらくなります。

たとえば、人と話すことが苦手な人が接客業をすると、特につらく感じてしまうのかもしれません。

ただ、苦手だからといってすぐに仕事が合わないという判断をするのではなく、配置換えやシフト変更などを相談するとよいでしょう。環境を変えることで、パートを続けることもできます。

6位:自分の体調不良

どのような仕事でも言えますが、自分の体調不良で辞める理由であれば、パート先も理解してくれるでしょう。体調不良やストレスを抱えたままでは、働き続けることはできません。

体調不良の原因として、「重たいものを持って腰痛になった」「上司からのパワハラによってうつ病になった」 などが挙げられるでしょう。

そのため、体調不良やストレスで働き続けることができない場合、やむを得ない理由として、法令(民法第628条)の定めによりただちに辞めることもできます。

7位:親の介護

親の介護で実家に帰ることや、パートを辞めて介護に専念したいこともよくある辞める理由としてあります。親の介護が理由であれば、パート先も引き止めにくくなるといえるでしょう。

とはいえ、親の介護が本当に必要な場合は、正直にパート先に伝えても問題ありません。やむを得ない理由として、法令(民法第628条)の定めによりただちに辞めることもできます。

パートを辞める理由ランキングに当てはまっても、本音を伝えづらいケースもある

パートを辞める理由ランキングに当てはまっていても、本音を伝えづらいケースもあります。特に、以下の理由は、正直に伝えることでトラブル「辞めさせてもらえない」「給料未払い」などに発展する可能性も考えなければなりません。

  • 職場の人間関係
  • 自分の体調不良(特に精神的なもの)
  • (職場との関係性によっては)転職やキャリアアップ

このような場合は、次の章で紹介する理由を参考にして、伝えることをおすすめします。

【建前】パートを辞める理由おすすめランキングTOP3

パートを辞める理由が本音で伝えづらい場合、利用するとよいおすすめランキングTOP3を紹介します。

1位:家庭の事情

パートを辞める理由が家庭の事情だと、納得してもらえる可能性が高いでしょう。

家庭と仕事の両立が難しいとパート先も受け入れやすい理由のひとつですが、事細かに理由を説明する必要はありません。

たとえば、配偶者の転勤や異動などは、最も納得してもらいやすい理由だといえます。通勤が困難な状況になれば、パート先も引き留めることはないでしょう。

ただし、本当は転勤しないけど配偶者の転勤を理由にした場合、辞めてから上司と会って気まずくなる可能性もあります。明らかにバレる嘘は控えたほうがよいでしょう。

2位:仕事内容が合わない

仕事が合わない理由だと不満があるように受け取られがちなので、「仕事内容が合わず、これ以上迷惑をかけたくない」と伝えることで、納得してもらえるケースもあります。

上司としても、ミスによる手戻りや生産性の低下を減らしたいため、引き留められにくいでしょう。

3位:一身上の都合

会社員が転職・退職するときによく使う理由ですが、もちろんパートでも使えます。

「一身上の都合」は自己都合退職時に使いますが、それ以上の理由を伝える義務はありません。「これ以上聞かないでください」といったニュアンスもあります。

とはいえ、どうしても理由を言わなければ納得してくれないケースもあるので、建前だとわかっていたとしても前向きな理由を別に考えておくとよいでしょう。

パートを辞める理由を伝えるときのポイント

パートを辞める理由を伝えるタイミングや流れは、正社員と特に変わりません。

パートを辞める理由を伝えるときのポイントは、以下の通りです。

できる限り直接伝える

パートを円満に辞めるためには、できる限り直接伝えた方がよいでしょう。その方が誠意を感じ、退職を聞き入れてもらいやすいといえます。

一方で退職の話を聞き入れてもらえない場合や、職場に行くだけで涙が出るほど精神的に追い込まれている場合は、退職代行も視野に入れておくとよいでしょう。

退職代行の特徴として、以下の3つがあげられます。

  • 確実に会社を辞めることができる
  • 即日退職ができる
  • 未払残業代や有給の交渉ができる

退職代行への相談は無料なので、まずは相談してみることをおすすめします。「24時間365日対応」している業者も多くあるので、勤務体制が不規則な人でも相談可能です。

遅くても2週間前には伝える

パートを辞めるときは、最低でも2週間前には辞める意思をパート先に伝えなくてはいけません。そもそも、法律で定められています。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

民法第627条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

e-GOV:「民法第627条」

やむを得ない理由があるときは、ただちに辞めることもできます。(民法628条)とはいえ、引き継ぎなどを考えると、理想としては辞める1ヶ月前に意思を伝えた方が良いでしょう。

給料や制服について確認する

給料の未払いや制服などの貸与品の返還について、パート先を辞める前に確認しておきましょう。トラブルを未然に防ぐためにも、しっかりと確認することをおすすめします。

給料の場合、支給日がいつなのか、就業規則で確認しておきましょう。

例えば、締め日が毎月20日、支給日が毎月25日で、4月30日まで働いた場合。

3月21日~4月25日までの給料が4月25日に支給され、4月26日~4月30日までの分が、5月25日に支給されます。未払いなどのトラブルが生じないよう、最終支給日を確認しておきましょう。

続いて、貸与品の返却の場合、いつまでにどのような方法で返却すればよいのか確認しておきましょう。

例えば、制服などは最終日に返却するのか、クリーニングをして後日持ってくるのか、郵送でよいのかなどがあります。事前にバイト先に相談しておくと良いでしょう。

まとめ

この記事では、パート辞める理由のおすすめランキングと理由を伝えるポイントについて解説してきました。

パートを辞めるのに事細かに理由を伝える必要はありません。とはいえ、古い体質のパート先だと理由を問われるケースもあるので、注意が必要です。

また、体調不良やストレスを抱えたまま働き続けると、今のパートにしんどさを感じている人もいるでしょう。いずれにしても、パートを辞める選択肢は考えておいた方がよいです。

別のパートで働く方法もあるので、パートを辞める理由おすすめランキングと伝えるポイントを参考にし新しい仕事にチャレンジすることもできます。そのためにも、まずはつらいと感じる理由を明確にして、辞めるかパートを続けるかの判断をしていきましょう。

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