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始めたばかりのパートを今すぐに辞めたい!退職理由や伝え方を紹介

始めたばかりのパートを今すぐに辞めたい!退職理由や伝え方を紹介

最終更新日 2023年7月7日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

「始めたばかりだけどパートを辞めたい!短期間でも給料は貰えるの?」

「始めたばかりでも円満に辞めるためには?」

始めたばかりのパート勤務でも、家庭事情の関係などからすぐに辞めたいと思う方もいることでしょう。

実際に旦那さんの転勤など、止むを得ない連絡が急に入った場合は、自分の気持ちとは関係なく辞めなければいけないこともあります。

そこで今回は、始めたばかりのパートを今すぐに辞められる理由やコツ、退職までの流れ、体験談について紹介します。本記事を読めば、始めたばかりでも円満に退職できるまでのコツがつかめ、短期間でパートを辞めたいとなった場合の悩みも解決できるでしょう。

また後半では、退職までの流れや退職代行サービスを利用してパートを辞めた方の体験談も紹介しています。ぜひ最後までお読みください。

始めたばかりのパートをすぐに辞めたいけど可能?

結論から言うと、始めたばかりでもパートを辞めることは可能で、雇用先との合意があれば即日でも退職可能です。

雇用契約に雇用期間が設定されていなければ、退職の意思を示してから2週間後には退職できると民法で定められています。

雇用の期間に定めがないときは、解約(=退職)の申入れから2週間が経過すると雇用契約が終了する

引用:日本労働組合総連合会

パートの雇用によってがしばしば雇用期間が設定されており、その場合は退職に双方の合意や特別な事情が必要と言われる場合があります。

しかし、雇用先で設けられた雇用期間より民法の方が重視されるので、雇用先が退職を拒否できる権利はありません。

ただ、パート先は新たなスタッフの採用に時間と手間をかけているため、短期間の退職を望んでいないことが多いです。

そのため、退職の意向を伝える際には勤務先への配慮が必要で、できるだけ早く伝えると良いでしょう。

パートをすぐに辞めたい時の退職理由

パートをすぐに止めるときの退職理由として、以下の4つがあげられます。

  • 育児や家事が忙しい
  • 長期的な体調不良や病気になった
  • 身内の介護が必要
  • 旦那の転勤などによる引越し

始めたばかりのパートを辞める場合、その理由が一般的に納得されるものであることが重要です。

理由によっては引き止められる場合もあり、「仕事がおもしろくない」等のネガティブな理由を伝えると、マイナスな印象を与えてしまいます。

ここからは、上記4つの退職理由について詳しく解説します。

育児や家事が忙しい

家庭の事情は家庭の数だけ存在し、退職理由として納得してもらえ、引き止められる可能性が低いです。

「家事や育児に専念したいのでパートの仕事と両立することが難しくなりました」と責任者の方に伝えましょう。

「家庭事情よりパートの仕事を優先してください」と言われる可能性は低いです。

長期的な体調不良や病気になった

長期的な体調不良など健康状態からパートが続けられなくなる場合もあるでしょう。

体調不良が続いたまま長期的に仕事を続けると、さらに症状が悪化してしまい、今後の仕事に支障を来すことも。

また、長期的に体調不良が続いている場合は病気が隠れている可能性も考えられ、勤め先に迷惑を掛けることにつながります。

勤め先によっては、「しばらくの間お休みにして様子を見ませんか?」と言ってくれる場合もあります。

しかし、すぐに退職したい場合には「勤め先に迷惑を掛けたくないため」など前置きを添えて退職の意志を示しましょう。

身内の介護が必要

身内の介護をできる人が自分しかいない場合、引き止められない退職理由の1つです。

「身内の介護が必要になり、パートを続けることが難しいです」と伝えれば問題でしょう。

しかし、職場によっては「他に介護できる人は本当にいないのか?」など掘り下げて聞いてくる場合もあります。

その場合は、「自分しかいない」としっかり主張をすることが重要です。

旦那の転勤などによる引越し

旦那の転勤による引越しなど物理的に通勤が厳しくなる場合、理由を説明すればやむを得ないため勤め先の人も理解してくれるはずです。

しかし、退職により新しい人を雇う準備が必要になるため、引越しが決まり次第早めに退職の意向を伝えるのが望ましいでしょう。

なお、チェーン店など全国的に系列の店舗がある場合、引越し先近くに勤務を勧められる場合があります。

系列の店舗などで働く気が無い場合、その場で確実に退職の意志を示すことが重要です。

パートを円満に辞めるためのコツ

始めたばかりのパートを円満に辞めるためのコツを紹介します。

  • なるべくすぐに伝える
  • 止むを得ないような事情を伝える
  • 可能な限り引き継ぎを行う
  • 退職後も愚痴や不満を言わない

ここからは、上記4つのコツを詳しく解説します。

なるべくすぐに伝える

パートを辞めることを決めたら、できるだけ早く退職の意志を伝えましょう。

「まだ1週間しか働いていない」「1ヶ月しか働いていないけどどうしよう」などと悩む必要は一切ありません。

会社側は、あなたの退職により新しい人の採用活動が必要になるため、代替できる求職者を探す時間が必要になります。

退職の意思が固まった場合は、勤め先に早く伝えた方が、退職に際しての手続きや引継ぎなどがスムーズに進むでしょう。

止むを得ないような事情を伝える

家庭事情や引越しなど止むを得ないような事情の場合には、会社側も引き止めれず円満退職しやすくなります。

体調不良が理由であれば、あらかじめ病院で診断書をもらい、退職の意志を伝えると同時に提出すると良いでしょう。

しかし、嘘の理由を述べてしまうと、後々発覚した際に余計なトラブルになる可能性があるので、嘘をつくのはおすすめしません。

退職理由として話しても問題の無い範囲で、正直な理由を伝えましょう。

可能な限り引き継ぎを行う

始めたばかりであったとしても、可能な限りで引き継ぎプロセスを進めることが重要です。

退職前に必要となる引き継ぎ資料を作成しておく事で、勤め先と揉める事無く円満に退職できます。

「どうせ辞めるから」と言って引き継ぎを怠ると、円満に退職できずトラブルに発展する可能性もあるため、注意が必要です。

退職後も愚痴や不満を言わない

退職後も、会社への不満や不平を口にしないように気をつけてください。

人との縁はどこでつながっているか分からないため、ふとつぶやいた不平不満が転職先の人の所へ届く事も考えられます。

愚痴が多いと言うのは、職場の生産性や雰囲気に大きな影響を与えるため、面接でどれだけアピールできても不採用となってしまうことも。

また、Twitterアカウントなどで会社に対する不満や愚痴を漏らすと、転職活動に悪影響を及ぼす可能性があります。

インターネットの普及が進んだ今の時代では、企業の採用担当者が応募者のSNSを確認している場合もあり、転職先の担当者の目に入る可能性も否定できません。

SNSでの発信は、どこで誰が見ているか全くわからないため、発信内容には十分注意する必要があります。

パートをすぐに辞めても給料はもらえる?

労働基準法第24条に基づき、パートをすぐに辞めた場合でも、働いた分の賃金は全額受け取る権利があります。

労働基準法第24条においては、賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を、毎月1回以上、一定期日を定めて支払わなければならないとされています。

引用:厚生労働省公式サイト

即日で仕事を辞めたり、仕事をせずに帰ったりした場合でも、労働契約を結んでいれば賃金の支払いは会社の義務です。

万が一、賃金の未払いや支払いが拒否された場合は、迅速に労働基準監督署に相談しましょう。

トラブルを未然に防ぐためにも、退職後の賃金の受け取り方は、事前に確認しておくことがおすすめです。

パートをすぐに辞めたい時の退職するまでの流れ

パートをすぐに辞めたい時の退職までの流れは以下になります。

  1. 勤務先に退職の意志を伝える
  2. 退職に必要な手続きを勤め先に確認する
  3. 退職の手続きを進める

パートを始めたばかりだった場合でも、基本的な退職の流れは同じです。

まずは、勤務先の責任者の方に退職の意志を伝えることになりますが、対面で直接退職の意志を伝えます。

そのため、責任者の方に事前に時間を取ってもらい、2人だけで周りに人が居ない状況で伝える環境が理想的です。

その際に、退職に必要な手続きなどは確実に確認するようにしましょう。

退職届はこちら側で用意するのか、もしくは会社側で定められたフォーマットに沿って記入するのか。

制服や名札などが貸与されている場合、いつごろまでに返却する必要があるのかなど、退職にあたって必要な手続きは必ず確認する必要があります。

最後に、制服・名札といった貸与されている物品の返却や、退職に必要な書類などの手続きを進めましょう。

手続きが完了していない状態で退職してしまうと、退職後に郵送でやりとりが発生するため、勤め先に迷惑をかけてしまう可能性が高いです。

退職後に勤め先に負担をかけないよう、辞める前にやるべきことは事前に確認し、退職日までに確実にこなすようにしましょう。

どうしてもパートをすぐに辞めたいなら退職代行がおすすめ

退職代行サービスは、あなたの代わりに退職の手続きを行うサービスで、パートの方でももちろん利用できるサービスです。

2週間もしくは1か月前に意思表示を行ったにも関わらず、退職を認めてもらえない職場も稀に存在します。

さらに、人手不足の職場では、「新しい人が来るまで働いてほしい」という理由から無理矢理働き続けさせられることがあります。

引き止められて辞めさせてくれない場合には、退職代行サービスを利用するのも1つの手段です。

特に、労働条件や人間関係、ハラスメントなどで悩んでいる場合、自分で直接退職を伝えるのは容易なことではありません。

そのような状況で退職代行を活用すれば、利用翌日から仕事に行かなくてよく、上司と面と向かうことなく退職することが可能です。

実際に退職代行でパートをすぐに辞めた体験談

飲食店20代男性の方がアルバイト・パートとして働いていた職場で退職代行サービスを利用した体験談をご紹介します。

具体的な体験談の内容は、以下とおりです。

退職理由は? 残業が多く、退勤してから働くことがあった。店長との人間関係にも悩み、誰にも相談できず、退職代行の利用を決意した。
退職代行を使ってみた感想は? 利用前は不安があったが、取り越し苦労と言わざるを得ないくらいあっけない退職だった。

職場と直接やりとりする必要もなく、スムーズに退職できた。

退職代行を使ったその後 ネットビジネス中心のフリーランスとして働く。アルバイトのように縛られることなく、好きな時間に働きながら生活できている。

詳しい体験談について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 飲食店|アルバイトでも退職代行!正社員よりも退職のハードルが比較的低いアルバイトでEXITの退職代行を2度利用した理由とは

EXITなら辞めたいパートをすぐに退職できる!

今回は、始めたばかりのパートを今すぐに辞めたい場合の退職理由の伝え方、円満に辞めるコツ、退職までの流れ、体験談についてご紹介しました。

始めたばかりの仕事であっても、家事や引越しなど止むを得ない事情ですぐに辞めたいと思うことは誰にでもあります。

円満に辞めるためにも、できる限り早く相手が納得できるような理由を説明し、引き継ぎなど最低限のことはしっかり行いましょう。

また、どうしても退職させてくれない場合には、退職代行サービスを活用することを強くおすすめします。

EXITは今までに数万件の退職代行の実績があり、もちろんパートの方を退職まで導いた実績もあり、あらゆるケースに対応できます。

退職代行サービスの利用を検討中の方は、ぜひEXITに無料相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

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