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仕事ができない、辞めたい20代はどうすればいい?後悔しないためのポイント

仕事ができない、辞めたい20代はどうすればいい?後悔しないためのポイント

最終更新日 2023年7月8日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

20代で退職を検討している方の中には、以下のような悩みや疑問を持つ場合もあるのではないでしょうか。

  • 「20代で仕事ができなくて会社を辞めたい」
  • 「仕事を辞めた後に後悔しないための対処法は?」

結論から言うと、20代で仕事ができなくて辞めたいと感じるのはごく一般的な考え方なので、辞めるべきです。

今回は、20代で仕事ができなくて辞めたいときの対処法を詳しくご紹介します。

本記事にて仕事ができなくて辞めたいときの対処法を知ることで、会社を辞めたことを後悔することなく、退職できるでしょう。また後半では、20代で実際に仕事を辞めた人の体験談を解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

20代で仕事ができず辞めたいのはごく一般的

20代で仕事ができずに辞めたいと感じているのは、あなただけではありません。

求人情報サイトを運営している株式会社ビズヒッツでは、2020年に会社勤務をしている男女1,000人に会社を辞めたい理由に関するアンケート調査を実施しました。

その結果、仕事でミスをしたり、仕事でうまくいかなかったりして会社を辞めたいと感じているのが、55人もいることが明らかになっています。

参考:Biz Hitz/【1000名に聞いた】会社を辞めたい理由ランキング!悩んだ際の相談相手や対処法も解説

人には、自分に適した職業と適していない職業があります。例えば、臨機応変な対応が苦手であれば飲食業や小売業などで勤めることは難しいでしょう。

現在の職場で仕事ができなかったとしても、ほかの職場で仕事ができる可能性もあります。そのため、仕事ができずに辞めたいと感じたら、辞めるべきかの判断をしたうえで、退職を決断するとよいでしょう。

20代で仕事ができない、辞めたいと感じる人の特徴

20代で仕事ができない、辞めたいと感じる人の特徴をご紹介します。

  • 経験不足によって自信が欠如している
  • 精神的なプレッシャーに弱い
  • 柔軟な考えを持っていない
  • 仕事が自分に合っていない
  • 上司に問題がある

ここからは、上記5つの理由を詳しく解説します。

経験不足によって自信が欠如している

20代で仕事ができずに辞めたいと感じる人は、経験不足によって自信が欠如している傾向があります。

仕事を始めたてのときは、基本的に仕事ができません。多くの人は仕事で成功や失敗などの経験を蓄積することで仕事のやり方を学んでいき、次第に仕事ができるようになっていきます。

そのため、新人の時はミスをしてしまい、取引先の会社や上司などに迷惑をかけてしまう場合もあります。

しかし、周囲へ迷惑をかけてしまう度に酷く落ち込んでしまい、次第に自信が欠如してしまう方もいるでしょう。

新人特有の経験不足によって自信が欠如している方は、次に同じミスをしないために対策方法を練るように心がけると、成功体験が増えていき仕事に対する自信が高まっていきやすいです。

精神的なプレッシャーに弱い

20代で仕事ができずに辞めたいと感じる人の特徴に、精神的なプレッシャーに弱いことが挙げられます。

例えば、評価基準やノルマが厳しい営業の仕事であったり、締切が伴う仕事であったりする場合は「ノルマ達成できなかったらどうしよう」「締切に間に合うのか不安」と精神的な負担を感じやすいです。

精神的なプレッシャーに弱いと、日常生活にも支障をきたしてしまいかねません。精神的なプレッシャーに弱いと自覚している方は、会社を辞めるべきか早めに適切な判断をした方がよいでしょう。

柔軟な考えを持っていない

20代で仕事ができずに辞めたいと感じる人は、柔軟な考えを持っていない傾向があります。

柔軟な考えを持っていない人は、一つの決められたやり方に捉われてて、臨機応変な対応ができない人のことです。

柔軟な考えを持っていない場合は、仕事上で予想外のトラブルが発生したときに対応できない傾向があります。

仕事では、100%自分の思い通りに物事が進むことはありません。

柔軟な考えを持っていなくて仕事を辞めたいと考えている方は、実際に起こりうる悪い結果に対する予測やその回避方法を考えたうえで仕事に打ち込むように努めるとよいでしょう。

仕事が自分に合っていない

20代でやめたいと感じている方の中には、仕事内容が自分に合っていない場合もあります。

人には、自分に合った仕事と合わない仕事が存在します。

自分に合っていない仕事内容を続けてもストレスを感じ続けるだけで、成長することは困難です。

例えば、人とコミュニケーションを取ることが苦手な方が営業職に努めた場合は、仕事内容が合っていないため成長しにくくなります。

とはいえ、自分に合っていない仕事でも継続的に仕事へ取り組み続ける中で苦手意識を克服できる場合もあります。

そのため、仕事内容が合っていなくて会社を辞めたいと思っている方は、今の仕事で成長できるのかを1つの判断指標として考えるとよいでしょう。

上司に問題がある

20代で仕事ができずに辞めたいと感じている人の中には、上司に問題がある可能性もあります。

問題がある上司の傾向として、以下の3つの特徴が挙げられます。

  • 与える仕事量が多すぎたり少なかったりする
  • 部下へ過度にプレッシャーを与える言動をする
  • 部下の手柄を横取りする

上記のように上司に問題があると、過度なストレスを抱えてしまい、精一杯のパフォーマンスを出し切れずに仕事で成果を出しにくくなるかもしれません。

そのため、上司に問題がある場合は早急に転職を検討したほうがよいでしょう。

20代の仕事ができなくて辞めるかの判断基準

20代の仕事ができなくて辞めるかの判断基準をご紹介します。

  • 自分のキャリアプランに合致しているか
  • 今の仕事で成長ができるか
  • 身体や精神面でストレスを感じてるか
  • 将来的に収入が安定するか
  • 転職先でより良い条件を得られるか

ここからは、上記の5つの判断基準を解説します。

自分のキャリアプランに合致しているか

20代の仕事ができなくて辞めるかの判断基準の1つとして、自分のキャリアプランに合致していることが挙げられます。

例えば、将来企画部に配属されて大ヒット商品を生み出したいのに、企画部に配属されるまでに5年間現場で働き続けなければならないのであれば、同業他社への転職を検討してもよいかもしれません。

現在働いている会社でしか実現できないことと自分のキャリアプランが合致しているのかを把握したうえで、会社を辞める判断をしましょう。

今の仕事で成長ができるか

20代で仕事ができずに辞めたいと感じている人は、今の職場で成長ができるかを考えてください。

例えば、自身の職場の上司がパワハラ気質であったり、社内の人間関係がよくなかったりした場合は、現在の職場で働いていてもあなたの成長を阻害しかねません。

将来、簿記の資格を取得してキャリアアップを狙いたいのであれば、簿記の資格を取得しやすい職場環境が揃っているのかを確認しましょう。

会社によっては、資格を取得するための費用を援助してくれる場合があります。現在の仕事が自身が成長するうえで適切な職場であるのかを考えたうえで、仕事を続ける判断をしましょう。

身体や精神面でストレスを感じてるか

20代で仕事ができずに辞めたいと感じている人の中には、身体や精神面でストレスを感じている人もいるでしょう。

例えば、仕事における身体や精神面でのストレスの初期症状として、以下の3つが挙げられます。

  • 物忘れが増加傾向にある
  • 書類の整理ができなくなる
  • 趣味に対する興味や関心がなくなる

上記の初期症状が現れたら、早めに現在の職場を退職することを検討しましょう。ストレスを抱えたまま仕事へ取り組めば、適応障害になる可能性があります。

適応障害とは、強いストレスによって日常生活を送れないほどに心の不調が現れる病気です。

適応障害になると、身体と精神の不調の回復に時間がかかります。

適応障害にならないためにも、退職に悩んでいる際は、身体や精神面でのストレス状況を確認した方がよいです。

また、

将来的に収入が安定するか

20代で仕事ができずに辞めたいと感じている方は、退職して将来的に収入が安定するのかを判断基準の1つにするとよいでしょう。

日常生活を何不自由なく送っていくうえで、収入の安定度合は大切です。もし、現在の職場を退職したら、現在ほど安定した収入を得ることはできないかもしれません。

安定した暮らしを継続的に送っていくためにも、現在の職場を退職して将来的に収入が安定するのかを確認したうえで、転職を決意したほうがよいです。

転職先でより良い条件を得られるか

20代で仕事ができずに辞めたいと感じている方は、転職先でより良い条件を得られるのかを確認しておくとよいでしょう。

例えば、転職先を探す際は以下の6つのポイントを確認することをおすすめします。

  • 企業情報
  • 収入
  • 仕事内容
  • 職場環境
  • 自身との相性
  • 福利厚生

新たな職場から転職してから、現在の職場に戻りたいと思っても戻ることはできません。

転職する前に現在の職場の条件を見比べて、現在の職場より良い条件の転職先を探す必要があります。

転職して辞めたいと思わなくて済むように、現在の職場よりも良い条件の転職先を見つけてください。

また、転職をしたいものの、辞められずに困っている方もいるでしょう。仕事を退職できずに困っている方は、下記のサイトを参考にしてください。

【怖い・不安】仕事を辞めたいけど辞められない原因と解決法を徹底解説

20代のリアルな仕事を辞めている率

厚生労働省の「令和3年雇用動向調査結果」では、20代のリアルな仕事を辞めている割合が以下のとおりになっています。

 

性別 20~24歳の離職率 25~29歳の離職率
男性 24.2% 19.6%
女性 26.9% 19.6%

参考:厚生労働省|令和3年雇用動向調査結果

上記の表を見れば分かるように、20代は4~5人に1人が仕事を辞めていることが明らかになっています。つまり、20代の転職活動は珍しくないことが分かります。

また、本記事を読んでいる方の中には「新入社員だけどもうすでに会社を辞めたい」と考えている方もいるでしょう。

新入社員で退職を志望している方は、下記のページを参考にしてください。

新入社員は入社半年で辞めてもOK?退職した時のメリット・デメリットを解説

20代で仕事ができない、辞めたいときの対処法

20代で仕事ができない、辞めたいときの対処法をご紹介します。

  • 客観的に自分を見つめ直す
  • 周囲に相談してみる
  • コツコツスキルアップしていく
  • 辞めて転職活動を始める

ここからは、上記4つの対処法を解説します。

客観的に自分を見つめ直す

20代で仕事ができずに辞めたいと感じたときは、客観的に自分を見つめ直してみるとよいでしょう。

客観的に自分を見つめ直すことで、本当に自分が現在の職場に適していないのかが理解しやすくなるからです。

例えば、自分がどの業務が得意で、どの業務が苦手なのかを書き出してみるとよいでしょう。

自分の得意分野と苦手分野を把握して現在の職場の業務内容を振り返れば、現在の職場で働き続けるべきかの判断材料になります。

得意分野が多ければそのまま働くことを検討するべきですが、苦手分野が多ければ転職を考えたほうがよいでしょう。

周囲に相談してみる

20代で仕事を辞めたいと考えている人は、周囲に退職に関する相談をしてみてください。

周囲へ相談することで、退職の決意が固まったり、現在の職場で働き続けることを決意できたりできます。

例えば、上司、同僚、先輩、後輩など社内の方々へ相談すれば、自身の仕事ぶりに関する客観的な意見を述べてくれるでしょう。

20代で仕事を辞めたいときは、早めに周囲に相談して対策をしてください。

コツコツスキルアップしていく

20代で仕事ができなくて退職を悩んでいる方は、コツコツスキルアップしてみましょう。

自身がスキルアップすることで、仕事ができない悩みも解消されて働けるようになるかもしれません。

例えば、自分の職場に役立つ資格を取得してみるとよいでしょう。経理部で働いているのであれば日商簿記検定、外資系の企業で働いているのならTOEICなど適切な資格を取得してみてください。

資格を取得することで、キャリアアップにつながったり、仕事に関する知識が増えて仕事に取り組みやすくなったりします。

コツコツスキルアップを目指し、現在の職場でより活躍できるように努力をしましょう。

辞めて転職活動を始める

先ほどまで20代で仕事ができずに辞めたいと感じたときにでも、継続して現在の職場で働き続けるための対策方法を解説してきました。

しかし、先ほど解説した対策方法を実施しても転職の決意が固まっているのであれば、現在の職場を辞めて転職活動を始めるとよいでしょう。

とはいえ、自分から上司へ辞めることを伝えるのが怖いと感じている方がいるかもしれません。

その場合は、EXIT株式会社が運営している退職代行サービスEXITを活用するとよいでしょう。

EXITは毎年1万人以上の退職代行サービスを行っており、一律2万円で依頼できます。

リーズナブルな価格で退職代行をしたいと考えてる方は、EXITの退職代行サービスを活用しましょう。

20代で仕事を実際に辞めた人の体験談

退職代行を使用して20代で仕事を実際に辞めた人の体験談をご紹介します。

具体的な体験談の内容は、以下のとおりです。

退職代行を利用した人 レンタカー会社の営業職として働いていた20代男性
退職理由 仕事のやりがいが感じにくくなってきた

入社前に思い描いていた仕事内容とギャップを感じていた

退職代行を使った感想 驚くくらいスピード感のある退職で、あっさり手続きが終わった
退職代行を使ったその後 退職後は心療内科で鬱の診断を貰って療養していた

療養終了後、転職活動を始めて2社から内定を得ている

読者へのメッセージ 退職代行サービスを利用してみるとストレスを感じない退職を迎えられた。退職代行サービスの利用に悩んでいる方は、ぜひ利用してほしい。

具体的な体験談の内容を知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 レンタカー会社|「イメージしていた仕事と全然違った!」と同期が半年で自分だけに

20代で仕事ができず辞めても挽回できる!

今回は、20代で仕事ができなくて辞めたいときの対処法を詳しくご紹介しました。

20代で仕事ができずに辞めたいと思うのは、ごく一般的な考え方です。しかし、退職後に退職したことを後悔しないためにも、退職するべきなのかを判断する必要があります。

20代で仕事ができずに辞めたいときは、客観的に自分を見つめ直したり、コツコツスキルアップを目指したりして対策をしましょう。

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