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仕事ができない30代はどうするべき?辞めたい、辛い時の状況を打破する方法

仕事ができない30代はどうするべき?辞めたい、辛い時の状況を打破する方法
この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

30代で退職を検討している方の中には、以下のような悩みや疑問を持つ場合もあるのではないでしょうか。

  • 「30代で仕事ができなくて辛いから退職したい」
  • 「30代で仕事ができず辞めたい状況を打破するためにはどうすればいいの?」

結論から言うと、30代で仕事ができずに会社を辞めても問題ありません。

今回は、30代で仕事ができず辞めたい状況を打破する方法をご紹介します。

本記事を読むことで適切な退職判断ができ、後で退職したことを後悔せずに済むでしょう。また後半では、30代で実際に仕事を辞めた人のリアルな意見を把握できるので、ぜひ最後までご覧ください。

30代で仕事ができなくても会社を辞めても問題なし

30代で仕事ができなくて会社を辞めても、特別問題はありません。厚生労働省が発表した令和3年上半期雇用動向調査結果では、30代の離職率は以下のとおりになっています。

年齢 男性 女性
30代前半(30~34歳) 6.3% 8.7%
30代後半(35歳~39歳) 4.9% 7.7%

参考:厚生労働省|令和3年上半期雇用動向調査結果

つまり、30代の会社員が100人いれば、5~9人ほどは離職者がいる計算になります。退職者のみでも上記の表ほどの人数がいるのであれば、退職を悩んでいる30代の方はもっと多いことが推測できるでしょう。

30代で仕事ができずに会社を辞めることを悩んでいるのは、あなただけではありません。仕事ができないことを辛いと感じているのであれば、実際に退職してみるのも1つの手です。

30代で仕事ができない人の特徴

30代で仕事ができない人の特徴をご紹介します。

  • プライドが高い
  • 責任感が不足している
  • 成長意欲が低い
  • 組織への適応性が低い
  • ワークライフバランスが崩れやすい
  • 情報収集力が低い

ここからは、上記6つの特徴を解説します。

プライドが高い

30代で仕事ができない人の特徴として、プライドが高いことが挙げられます。

プライドが高い人は、周囲の意見に耳を貸さずに仕事を進めてしまって大きなミスをしたり、ミスを隠そうとしたりと、仕事に支障をきたす行動をしがちです。

円滑に仕事を進めていくためにも、業務中はプライドを捨てることを決断することをおすすめします。

プライドを捨てることで、自分のミスを周囲がカバーしてくれたり、気持ちに余裕ができて仕事に取り組みやすくなったりします。

仕事ができない人を卒業するためにも、1度プライドを無くして業務へ取り組んでみましょう。

責任感が不足している

30代で仕事ができない人は、責任感が不足している傾向があります。

無責任な人は、引き受けた仕事を投げ出したり、自分が不都合なことに対しては平然と嘘をついたりしやすいです。

引き受けた仕事を途中で投げ出してしまったら、上司や先輩からの信頼を失ってしまい、社内で居づらくなる傾向があります。

また、自分が不都合なことに対して平然と嘘ばかりついていると、自分が発言したことを誰も信じてくれなくなりかねません。

責任感が不足していると、キャリアアップがしにくくなる可能性や社内で孤立してしまう可能性が出てきます。

責任感を持つようにするためには最後まで引き受けた仕事をやり遂げることを意識したり、自分の仕事に対する姿勢を見直したりするとよいでしょう。

責任感を持って仕事へ取り組み、上司や先輩からの信頼を回復するように心がけましょう。

成長意欲が低い

30代で仕事ができない人は、成長意欲が低い場合が多いです。

成長意欲が低ければ、キャリアアップを目指して仕事を頑張ることもなくなるため、仕事に対するモチベーションが低下して仕事ができなくなりやすいです。

そのため、成長意欲が低いことが原因で仕事ができず辞めたいと感じているのであれば、成長意欲を高めるための工夫をする必要があります。

例えば、自身が働いている業界に役立つ日商簿記やITパスポートなどの資格取得勉強を行うことでキャリアアップにつながります。

実際にキャリアアップできれば収入も向上するため、仕事のモチベーションが高まるかもしれません。

自身がより働きやすい環境を構築するためにも、成長意欲を高める必要があります。

組織への適応性が低い

30代で仕事ができない人の特徴として、組織への適応性が低いことが挙げられます。

組織への適応性が低いことで、孤立して職場に居づらくなったり、上司から評価されにくくなったりと、さまざまな弊害が生じてしまうかもしれません。

職場内で孤立して居づらくなってしまえば、ますます仕事へ行くのが苦痛になってしまう恐れがあります。

そのため、少しでも現在の職場で働き続けることを検討しているのであれば、組織への適応性を高める努力をした方がよいです。

例えば、社内の会議中に積極的に意見を出したり、社内の上司や先輩などに積極的に話しかけたりして適応性を高めれば、社内での居心地が良くなるでしょう。

組織で仕事をするうえで、人とコミュニケーションを取ることは求められる傾向があります。

会社で仕事がしやすくなるためにも、社内で積極的に周囲とコミュニケーションを取り、組織への適応性を高めましょう。

ワークライフバランスが崩れやすい

30代で仕事ができない人は、ワークライフバランスが崩れやすい傾向があります。

ワークライフバランスとは、仕事と日常生活の調和のことです。ワークライフバランスが崩れやすい人は、自身の体力を把握せずに日常生活を過ごし、仕事の生産性を低くする傾向があります。

例えば、ワークライフバランスが崩れやすい人は、体力に自信がないのにも関わらず、仕事の前日の夜まで仕事に関係のない予定を詰め込んでしまう傾向があります。

そして、疲労が蓄積してしまい、大きなミスをしてしまって、仕事ができない人間だという評価を下されかねません。

ワークライフバランスを崩さないためにも「仕事の前日は22時までに就寝する」といったルールを設け、仕事と日常生活のバランスが保てるようにしましょう。

情報収集能力が低い

30代で仕事ができない人は、情報収集能力が低い場合が多いです。

仕事を効率的に進めていくうえで、情報収集能力は欠かせません。例えば、自社の商品やサービスを開発するためには、あらかじめ競合他社がどのような商品やサービスを開発しているのかを調べる必要があります。

情報収集能力が低かった場合は、売れる商品やサービスを作れずに仕事ができない人のレッテルを貼られてしまいかねません。

仕事を円滑に進めるためには、情報収集能力を高める必要があります。情報収集能力を高めるためにも、情報収集を習慣化したり、目的を明確にして情報収集をおこなったりしましょう。

30代で仕事ができず辞めたい状況を打破する方法

30代で仕事ができず辞めたい状況を打破する方法をご紹介します。

  • 原因を見つけ改善策を練る
  • キャリアアップの意識を高める
  • 貯金や投資の意識を高める
  • 思い切って転職してみる
  • 退職して将来について考える時間を作る

ここからは、上記5つの方法を解説します。

原因を見つけ改善策を練る

30代で仕事ができず辞めたい状況を打破するためには、辞めたい原因を見つけて対策を練る必要があります。

辞めたい原因を改善しなければ、その職場で仕事ができない人という現状を打破することができません。

また、現在の職場で仕事ができない原因を把握しない限り、ほかの職場に転職しても変らず仕事ができないままになってしまいます。

そのため、現在の職場を転職や退職する前に、仕事ができない原因を見つけて改善策を講じるようにしましょう。

例えば、プライドが高いことが仕事をできなくしている原因であれば、プライドを無くして業務へ従事すれば、仕事ができる人に変われるかもしれません。

仕事ができない現状を打破するためにも、仕事ができない原因を見つけて改善策を練るようにしましょう。

キャリアアップの意識を高める

30代で仕事ができずに辞めたいと感じているのであれば、キャリアアップの意識を高めるとよいでしょう。

例えば、昇進できるように営業成績を高めたり、業務に役立つ資格取得をしたりすれば、キャリアアップにつながります。

キャリアアップの意識を高めれば仕事ができるように成長できたり、収入が向上して仕事に対するモチベーションが高まったりとさまざまなメリットが得られます。

仕事ができない現状を打破するためにも、キャリアアップの意識を高めた方がよいでしょう。

貯金や投資の意識を高める

30代で仕事ができずに辞めたいと思っている方は、貯金や投資の意識を高めてみることをおすすめします。

貯金や投資の意識を高めれば、その分お金が貯まりやすくなるので、辛くてやめたい会社へ居続ける必要がなくなります。

例えば、投資をやったことがない方であれば、投資に関する本を読んで実践すれば、投資の意識を高めることにつながるでしょう。

また、貯金の意識を高めたいのであれば、毎日いくら貯金を必ずするとルールをつくったり、家計簿を付けたりするとよいです。

貯金や投資の意識を高め、会社を辞めたいと思った時にいつでも辞められるように準備しておくとよいでしょう。

思い切って転職してみる

30代で仕事ができずに辞めたい現状を打破したい方は、思い切って転職を検討してみるとよいでしょう。

先ほどまで原因を見つけて改善策を練ったり、キャリアアップの意識を高めたりと現在の職場で働き続けることを想定した方法を解説してきました。

しかし、その方法を実践しても辞めたいと感じているのであれば、現在の会社はあなたに合わないので転職するべきです。

また、転職先を探す際に確認するべきポイントとして、以下の8つが挙げられます。

  • 入社日
  • 勤務地や所属部署
  • 給与
  • 勤務形態や休日
  • 試用期間
  • 勤務時間
  • 福利厚生
  • 転勤や異動について

本記事を読んでいて転職の決意をした方は、上記のポイントを確認するとよいでしょう。

また、転職に悩んでいる方は、下記のサイトも参考にしてください。

退職の相談先8選! 友人から退職代行サービスまで

退職して将来について考える時間を作る

30代で仕事ができずに辞めたいと感じているのであれば、退職して将来について考える時間を作ることも1つの手です。

人によっては退職した後、すぐ転職活動を始めたら精神的に疲弊してしまう方もいるでしょう。

そのため、30代で仕事ができずに辞めたいと感じている方は、一度退職して自分に適切な職業は何なのかを改めて考え直すとよいでしょう。

ただ、退職して将来について考える時間が長いほど職に就くのが難しくなるので、一旦転職活動をしないのであれば、無職で居続ける期限を設けておく必要があります。

また、退職をした後に金銭的に余裕がなくならないかと不安に感じている方も多いでしょう。その場合は、下記のサイトを参考にしてください。

【とにかくお金がない人向け】退職しても生活できる!役に立つ給付金等まとめ

30代で実際に仕事を辞めた人のリアルな意見

退職代行を使った人の体験談をご紹介します。

具体的な体験談の内容は、以下のとおりです。

退職代行を利用した人 広告業界に勤めていた30代男性
退職理由 配属先のチームに自分と合わない社員がいたから
退職代行を使った感想 退職当日に退職を思い立って、その日中に手続きを終わらせてもらったので、早すぎて驚いた
退職代行を使ったその後 次の仕事の勤務が取材日の来週から始まるので、それまでただ時間を潰している
読者へのメッセージ 自身が勤めていた会社が大企業ということもあり退職できるのか不安だったが、普通に退職できた。

退職代行サービスを利用するうえで会社の大小は関係ないので辞めたい方は、ぜひ利用してほしい。

具体的な体験談の内容を知りたい方は、是非下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 広告業|大きい会社でも本当に退職代行で辞められるのか。朝の問い合わせから午後の代行で完結した退職の1日

仕事ができなくて辞めたい時は退職代行がサポートしてくれる

今回は、30代で仕事ができずに辞めたい状況を打破する方法や30代で実際に仕事を辞めた人のリアルな意見をご紹介しました。

30代で仕事ができずに辞めたいと考えている方は、仕事ができない原因を見つけて改善策を練ったり、キャリアアップの意識を高めたりして対策をするとよいでしょう。

もし、本記事で紹介している方法を実践しても辞めたい気持ちが変わらないようであれば、転職や退職手続きをしてください。

ただ、中には仕事ができなくて辞めたいけど、上司へ辞めることを話す勇気がない方も多いでしょう。

そんな時は、退職代行サービスEXITを利用することをおすすめします。EXITは、業界No.1の実績と弁護士が監修しているサービスであることから、さまざまな退職事例に対応可能です。

EXITは公式LINEやお問い合わせフォームから無料相談を受け付けているので、ぜひ気軽に相談してください。

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