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仕事のモチベーションが上がらないときは辞めるべき?原因〜対処法について解説

仕事のモチベーションが上がらないときは辞めるべき?原因〜対処法について解説

仕事のモチベーションが上がらずに、「会社を辞めたいけど決心がつかない」と悩む方もいるのではないでしょうか。

どうしてもモチベーションが上がらないなら、辞める選択肢も方法の1つです。とはいえ、理由なしに感情だけで辞めてしまうと、同じ繰り返しになる可能性があるため注意が必要です。

この記事では、仕事のモチベーションが上がらない原因と対処法を解説します。このまま働き続けた方が良いのか、それとも辞めるべきなのか判断するためにぜひ参考にしてください。

仕事でモチベーションが上がらないときは辞める選択肢もある

仕事でモチベーションが上がらないときは、辞める選択肢もあります。今のまま続けると、心身のストレスから体を壊す可能性があるからです。

また、仕事に身が入らずに大きなミスをしてしまうリスクも考えられます。そうなると、ますますモチベーションが下がってしまい、心身の疲労はたまる一方です。

そのため、いっそのこと辞める選択肢を取った方が気持ちが楽かもしれません。加えて、モチベーションが高められる転職先と出会える可能性もあるでしょう。

とはいえ、モチベーションが上がらない原因がわからないまま辞めるのもリスクがあります。次の職場でやる気を出して働ける理由が把握できていないためです。

よって、辞める前に原因を把握することが大切といえます。以下で、やる気・モチベーションが上がらない原因を解説していくため、見ていきましょう。

仕事でやる気・モチベーションが上がらない3つの原因

仕事でやる気・モチベーションが上がらない3つの原因を解説します。

  • 職場での先・未来が見えてしまっている
  • 仕事が単調すぎる
  • 職場での人間関係が良くない

それぞれについて、以下で詳しく解説します。

職場での先・未来が見えてしまっている

今の職場で仕事を続けたときの未来が見えてしまっている可能性があります。将来の道筋が確定してしまい、マンネリした未来が想像できてしまうからです。

例えば、給料の限界や将来的な立ち位置が見えてしまった場合、このまま定年まで働き続ける自分の姿をイメージしてしまいます。

そうなると、今の職場で働く未来にワクワクできないでしょう。先が見えないからこそ高みを目指して頑張れるわけで、すでにイメージできるならモチベーションが上がらないのは仕方ありません。

特に、向上心が強い人ほどこの傾向は顕著です。高みを目指すことがやる気へと繋がっているため、気付かない内にモチベーションが上がらないと感じている可能性も考えられます。

仕事が単調すぎる

仕事が単調すぎることが原因でやる気が出ない可能性もあります。なぜなら、仕事をこなす単調な日々が繰り返されるだけになるからです。

そもそも、決まった時間に会社へ出勤し、仕事を終わらせて定時になったら帰るという日常は、意外と苦痛に感じやすいものです。

加えて、仕事が単調になってしまえば、働く刺激も感じられません。結果的に、仕事のルーティンが繰り返されるだけになるため、モチベーションが上がらなくなるでしょう。

仕事にやりがいを求める人や、好奇心・向上心が強い人によくある原因です。今後単調過ぎる仕事が続くことが確定している場合は、今の職場を辞めない限り原因の解消ができないかもしれません。

職場での人間関係が良くない

職場での人間関係が良くないと、仕事のモチベーションは上がりにくくなります。仕事のモチベーションよりストレスの方が勝るからです。

いくらやりがいのある仕事だとしても、人間関係のストレスにはなかなか勝てません。事実、仕事のモチベーションはあるのに、なぜかやる気が湧いてこないという方もいるはずです。

その場合は、職場の人間関係や雰囲気にストレスを感じていないか確認してみましょう。自分では気づいていないだけで人間関係の不満があるかもしれません。

仕事でモチベーションが上がらず辞めたいときの3つの対処法

仕事でモチベーションが上がらず辞めたいときの対処法を解説します。

  • 辞めたくなっている理由を明確にする
  • 仕事の悩みを周りの人に相談する
  • プライベートと仕事を分ける

それぞれの対処法について、下記で詳しく解説します。

辞めたくなっている理由を明確にする

まずは、辞めたくなっている理由を明確にすることが大切です。モチベーションが上がらない原因は意外と気づけていないため、辞めたくなる理由も漠然としているケースは多いです。

加えて、理由が見つからないまま辞めてしまうと、次の職場も同じようにモチベーションが上がらないかもしれません。

理由が明確になれば、転職先のどこに比重を置いて探せばいいか答えが見えてきます。何度も転職を繰り返すと履歴書に傷がつく一方になるため、今回辞めたいと感じたことをチャンスと捉え、次の職場探しに活かしましょう。

仕事の悩みを周りの人に相談する

仕事の悩みを周りの人に相談するのも対処法の1つです。自分では気づけなかった理由や原因でも、第三者に相談することで別の視点から助言をもらえます。

相談する人は、自分のことを理解している人なら誰でもかまいません。仲の良い友人・知人や家族、気の知れた同僚などがいれば、相談してみると良いでしょう。

また、周りに話しやすい人がいないなら、無料でカウンセリングしてくれる電話相談もあります。多くの人に相談するほど複数の視点から助言をもらえるため、気づけなかったことの答えが見えてくるかもしれません。

加えて、今後の進路に対する選択肢も見えてきます。辞めるかどうするかを決断するためにも、いろいろな人へ相談してみてください。

プライベートと仕事を分ける

プライベートと仕事を分けると、メリハリがついてモチベーションアップに効果的です。

そもそも、仕事の悩みやストレスをプライベートに持ち込むと、心身の疲労は癒されません。また、プライベートで仕事のことばかり考えていては、ストレスも疲労もたまる一方です。

加えて、仕事をする単調な日々がプライベートでも続くため、より一層苦痛に感じてしまいます。

そのため、プライベートでは仕事を忘れて目一杯楽しむことが大切です。趣味や外食を満喫したり、疲労を癒すために睡眠をたくさん取ったりなど、できることはたくさんあります。

逆にいえば、仕事を自宅に持ち込むほど忙しい職場は、モチベーションアップがしづらいかもしれません。辞めるかどうするかの決断や、次の職場探しの判断材料として押さえておくと良いでしょう。

仕事のモチベーションが湧かず辞めたいときによくあるQ&A

仕事のモチベーションが湧かず辞めたいときによくあるQ&Aは以下の通りです。

  • 20代の場合の対処法は?
  • 30代の場合の対処法は?
  • 40代の場合の対処法は?

それぞれの質問について、詳しく解説します。

20代の場合の対処法は?

20代の場合は、将来どのようなキャリアに進みたいかビジョンを明確にすると良いです。ビジョンを明確にすると、今の職場で働き続けてモチベーションを上げていけるか見えてきます。

特に、20代前半はまだ次の職場が見つかりやすいです。もし仕事にやりがいを感じられなかったり、人間関係に不満があったりするなら、早い段階で辞める決断をして将来のビジョンに沿った転職先を探してみるのも良いでしょう。

また、20代後半は近い将来に30代がくるため、採用のハードルが上がります。加えて、20代前半より社会経験が多くなっていることから、仕事のマンネリ化が原因でモチベーションが上がっていないのかもしれません。

そのため、今の自分が転職をしてどの分野で活躍できるのかも明確にしておきましょう。そして、マンネリ化しつつある自分がこのまま働き続けてモチベーションが上がるのかを考え、今後のキャリアをどうするのか決断することが大切です。

特にベンチャー企業で働いている方であれば、仕事へのモチベーションは死活問題でしょう。もし現職を辞めて新たな仕事探しを検討中の方であれば、ベンチャー企業転職のキープレイヤーズがおすすめです。ご興味ある方は下記からご覧ください。

参考: ベンチャー/スタートアップ転職のキープレイヤーズ

30代の場合の対処法は?

30代の場合は、今の仕事でやりがいを感じられているか、昇給や昇進が今後望めるかを今一度考えてみましょう。

30代が仕事のやる気が出ない原因には、少しずつ飽きがきているケースや、給与面・評価制度の不満も出てきます。加えて、会社の内部事情まで見えてくるため、挑戦する意欲よりも社風に合わせがちです。

そのため、より一層マンネリ化した日常が強まり、今の会社でモチベーションを上げにくくなってきます。ただ30代になると一気に採用のハードルが上がるため、辞める決断をしづらいのが現実です。

とはいえ、30代は社会経験と培ったスキルを活かせば、転職してキャリアアップしやすい年代でもあります。また、今の会社でも給料面が安定しているなら、プライベートを充実させやすいです。

このまま働き続けてモチベーションアップができそうなのか、キャリアアップを目指して新たな挑戦のために転職するのか、現状と将来の両方を考えて決断していきましょう。

40代の場合の対処法は?

40代の場合は、体力的に今の職場で働き続けて大丈夫そうか、プライベートで仕事以外の悩みがないかを考えてみてください。

40代になると、体力面の負担からモチベーションが上がらなくなっている可能性があります。加えて、家庭を持つ方は子どもが大きくなっているため、進学に応じた費用の問題や、夫婦間の悩みなどから見えない疲労があるかもしれません。

お金が多く必要になる年代だからこそそれなりの給料が必要ですが、体力的に無理ができないのが実際のところです。新しい挑戦をしたくても、転職先が限られてくるため、辞める決断は難しいでしょう。

40代が転職をするなら、実績とスキルを活かして管理職を目指す方法があります。また、家族の許しがもらえそうな方は、培った経験から起業をしてみるのも良いかもしれません。

このまま働き続けるなら、プライベートをより充実させるか、1人の時間を作ってゆっくりするのも良いでしょう。年齢的に新たな挑戦をするのに抵抗が出てくるかもしれませんが、今後の人生を考えながら決断してみてください。

まとめ

今回は、仕事のモチベーションが上がらず辞めたいと悩む方に向けて、やる気が出ない原因と対処法を解説しました。

仕事のモチベーションが上がらない原因には、今の職場でのマンネリ化や人間関係などがあります。今の職場が原因でやる気が出ない可能性も十分に考えられるため、辞める選択肢も方法の1つです。

とはいえ、辞めたい理由を明確にしておかないと、次の職場でも同じことが繰り返される可能性が出てきます。そのため、どうするかの判断は慎重に行い、感情だけで辞めないよう注意してください。

どちらの選択肢にしても、モチベーションを上げるにはプライベートを充実させることが大切です。仕事とのメリハリをしっかりつけながら、モチベーションアップにつなげていきましょう。