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退職代行サービスは転職先にバレる?再就職リスクや転職不利になる可能性は?

退職代行サービスは転職先にバレる?再就職リスクや転職不利になる可能性は?

最終更新日 2023年7月13日

退職代行サービスの利用を検討している方の中には、以下のような不安をお持ちの方もいるのではないでしょうか?

  • 「退職代行サービスを利用したいけど、次の会社にバレない」
  • 「退職代行サービスを利用すれば、転職が不利に進んでしまう?」

結論から言うと、退職代行サービスを利用しても転職先にバレることなく、安心して転職活動が可能です。

ただ自身のサービスの利用の仕方や、退職後の行動次第では転職先に知られる可能性があるので注意が必要です。

今回は現職から退職し転職を検討している方に向けて、退職代行サービスの安全性や転職先にバレるリスクを抑える方法などについて紹介します。

本記事を読めば、退職代行サービスの利用によって現在の勤め先をトラブルなく退職でき、その後の転職活動も安心して進められるでしょう。後半では、おすすめの退職代行サービスについても触れているので、ぜひ最後までお読みください。

退職代行を利用しても転職先にバレる可能性は低い

退職代行を利用しても、転職先にバレる可能性は低いです。その理由として、以下があげられます。

  • サービスはオンライン上で完結する
  • 前職調査されることがない
  • 個人情報が提供されない

ここからは、上記3つの理由を詳しく解説します。

サービスはオンライン上で完結する

退職代行サービスを利用すれば、依頼から退職完了までの手続きがオンライン上で完結するため、転職先にバレることは基本的にありません。

例えば、EXITを利用する場合、依頼から退職が完了するまでの流れは以下の通りです。

  1. EXIT公式サイトから問い合わせる:メールやLINEなどで無料相談を行う。
  2. ヒアリングシートを記入する:勤め先の電話番号や退職代行決行日などの必要事項を記入する。
  3. 料金を支払う:銀行振込やクレジットカードを利用する。
  4. 業者が退職代行を実施する:必要書類の提出や私物の返却は郵送で行う。

業者によって問い合わせ方法は異なりますが、一般的に退職代行サービスは電話やメール、LINEなどで無料相談を行えます。

また、退職手続きを行うために出社したり会社に電話したりする必要はありません。退職届や有給消化の申請なども依頼者が郵送することで対応可能です。

正式に退職するまでは、依頼者との打ち合わせをもとに、サービスの代理人が必要事項を連絡したり、私物の返却を会社へ依頼したりします。

退職代行サービスを利用すれば、手続きがオンライン上で完結するため、転職先にバレるリスクを抑えられるのです。

退職代行の仕組みを詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【出社不要】退職代行とは?仕組みやサービスの利用手順、体験談も紹介

前職調査されることがない

退職代行を利用したとしても、求職者の同意なしに前職調査が行われることはありません。前職調査とは、転職先の企業が前職の会社に連絡して、退職理由や業務内容などを確認することです。

転職先候補の会社が求職者の同意なしに前職調査を行うことは、個人情報保護法第23条の違反に該当します。

参考:個人情報の保護に関する法律 | e-Gov法令検索

例えば、中途採用の面接を実施する会社が応募者の以前の勤め先に連絡し、業務態度や退職理由などを聞くと、個人情報保護法において違反行為となるでしょう。

万一、求職者から承諾を得ず、前職調査を行った場合は罰則の対象となる恐れがあるので、会社側にとってもリスクが大きいです。

そのため、転職先の調査により退職代行の利用経歴がバレて、転職活動が不利になるケースは基本的にないのです。

個人情報が提供されない

退職した従業員の個人情報が勝手に提供されることは禁じられているため、退職代行を利用した事実が転職先にバレるリスクは基本的にありません。

退職代行サービスの利用経歴は、退職者にとって個人情報の一つです。

例えば、転職活動で応募した会社が前職調査を行ったとしても、以前の勤め先が辞めた従業員の情報を提供することは認められません。

本人の許可なく辞めた従業員の個人情報を第三者へ提供すると、罰則の対象となります。

そのため、以前の勤め先から退職代行サービスの利用経歴が漏れ、転職先にバレることはないでしょう。

退職代行を利用して転職・再就職するのがおすすめ

転職や再就職を行う際は、退職代行で会社を辞めることがおすすめです。具体的な理由として、以下があげられます。

  • 即日で会社を辞めることができる
  • ストレスな環境から解放される
  • キャリアを広げられる可能性がある

ここからは、上記3つの理由を詳しく解説します。

即日で会社を辞めることができる

退職代行を利用すれば、即日で退職することが可能です。

民法第627条によると、雇用期間の定めがなければ、退職日の2週間前までに退職の意思表示を行えば、いつでも会社との雇用契約を解約できます。

参考:民法 | e-Gov法令検索

民法では2週間前までに退職の申し入れをする必要がありますが、有給休暇を消化すれば実質的に即日退職することが可能です。

有給休暇が残っていなくても、会社から退職の同意を得た場合や働き続けるのが難しいやむを得ない理由があれば即日で辞められます。

即日で会社を辞めることができれば、すぐに転職活動に切り替えて専念できるでしょう。

ストレスな環境から解放される

退職代行を利用すれば、ストレスな環境から解放されます。

普段からパワハラや嫌がらせを受けたり、過酷な労働環境で働いたりしてる場合は、心身ともにストレスが大きいです。

サービスに退職代行を依頼すれば、本人が直出社して手続きを行う必要がなくなるため、以下の事態を避けられます。

  • 退職を相談しても引き止められてなかなか辞められない
  • 業務が忙しすぎて退職を告げる暇がない
  • 上司が怖くて言い出せない
  • 退職を申し入れたあとに嫌がらせを受ける

退職の意思表示や手続きは、代理人を通したり郵送したりすることで対応できます。

サービスを利用することで、会社を辞めたくても辞められない状況から脱却し、退職時のストレスが軽減できるのです。

キャリアを広げられる可能性がある

退職代行サービスを利用すれば、キャリアを広げられる可能性があります。

異業種にチャレンジしたり、新しいことに取り組んでみたりするためにも、転職を考えている人もいるはずです。

一方、上司からの執拗な引き止めや職場が人手不足で辞めることに罪悪感を感じてしまう場合、退職したくてもなかなか辞められないと感じる方もいるでしょう。会社を退職できなければ、自分が成長する機会を失うかもしれません。

退職代行を依頼すれば、実質即日で退職でき、今すぐ転職活動に注力できます。

また、退職代行サービスによっては、転職サポートを行っている場合があります。

例えば、EXITの転職サポートの内容は以下の通りです。

  • 求人検索の利用
  • 履歴書や職務経歴書作成のサポート
  • 転職先候補の面接日程調整
  • 転職成功によりお祝い金5万円キャッシュバック

転職サポートがあるサービスに依頼すれば、退職だけでなく再就職先をスムーズに見つけられる可能性が高いです。

そのため、退職代行サービスを利用すれば、今すぐに会社を退職でき、自身の成長やキャリアアップが見込めるでしょう。

退職代行の利用時に転職先にバレるリスクを抑えるコツ

退職代行を利用する際、転職先にバレるリスクを抑えるコツをご紹介します。

  • SNSで呟かない
  • 実績ある退職代行サービスを利用する
  • 転職先の面接でうっかり言ってしまう

ここからは、上記3つのコツを詳しく解説します。

SNSで呟かない

退職代行の利用したことは、SNSで発信しないように注意しましょう。転職先に退職代行の利用がバレるケースとして、SNSで退職代行サービスについて呟き、再就職先候補の担当者に見られてしまう場合があげられます。

近年ではSNSの炎上が問題視されており、特に会社の規模が大きいほどそのリスクを回避しなければなりません。

リスク回避のために会社は応募者の名前を検索し、事前調査を行い、応募者のSNSを発見する場合があります。

SNSに退職代行サービスについて呟いていると、転職先の採用担当者にバレる可能性があるでしょう。

そのため、転職活動中は退職代行についての詳細をSNSに投稿しないことが重要です。

実績ある退職代行サービスを利用する

退職代行サービスの利用が転職先にバレないためにも、実績のある業者へ依頼しましょう。

実績が豊富で社内教育が徹底している業者であれば、転職先にバレるリスクを抑えられます。

例えば、業者が本人の代わりに退職を告げる際、退職代行を利用して辞めることを口外しないように会社へお願いしてくれます。業者によっては、会社が外部に情報を漏らすことは、個人情報保護法に抵触する可能性があることを伝えてくれます。

実績のある退職代行サービスは、公式サイトに具体的な実績を明示していたり、口コミや評判が良かったりします。そのため、業者を選ぶ際は、実績や口コミ・評判をチェックすることが重要です。

転職先の面接でうっかり言わないように気を付ける

退職代行サービスを利用したことを転職先の面接において、うっかり言わないように気を付けましょう。

面接官からは様々な質問を投げかけられ、中には「以前の職場を辞めた理由」を聞かれる場合があります。

質問の内容を深堀りされると、正確に回答しなければいけないという焦りが生じ、退職代行サービスを使って退職したことを言ってしまう可能性があるでしょう。

そのため、面接では質問の意図を冷静に見極め、焦らずに回答することが重要です。

転職先にバレた?退職代行を利用したリアルな体験談

退職代行の体験談についてご紹介します。

具体的な体験談は、以下の通りです。

退職代行を利用した人 医療関係の会社で働く20代男性
退職理由は? コロナの影響などもあり、会社の将来性に不安があった。

上司とのコミュニケーションが取りづらい環境で、なかなか退職相談ができなかった

退職代行を使ってみた感想は? 会社と揉めるか不安だったが、あっさり退職が完了した。
退職代行を使ったその後 転職活動中に自分のやりたいことを深く考えられる時間ができた。看護師として働くことを検討している

具体的な体験談が気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 医療関係|退職を切り出しづらい状況が揃ってしまった。退職代行への依頼とコロナ禍での転職活動

転職先にバレる心配がないおすすめ退職代行サービス

転職先にバレる心配がないおすすめの退職代行サービスをご紹介します。

運営元の種類 料金
EXIT 一般企業 新規利用者:20,000円

リピーター:10,000円

退職代行Jobs 労働組合 27,000円

(組合加入費+2,000円)

弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所 弁護士 33,000〜110,000円

(傷病手当サポート+33,000円)

退職代行サービスは、運営元によって一般企業・労働組合の3種類に分けられます。上記3つは、各種類において転職先にバレるリスクが低い退職代行業者が運営している代表的なサービスです。

ここからは、3つの代表的なおすすめサービスを詳しく解説します。

EXIT

EXITは、「EXIT株式会社」が運営する退職代行サービスです。

業界No.1の実績、毎年1万人以上の退職サポートを行っており、転職先にバレたくないなどのあらゆるケースに対応できます。

弁護士監修や社内教育を徹底してサービスを提供しているため、これまで数万件のサポート実績において退職成功率100%を誇ります。EXITを利用すれば、退職代行の利用が転職先にバレることは基本的にないでしょう。

料金は正社員やアルバイト、公務員に関わらず、一律2万円です。

詳しくは、下記の公式ページをご覧ください。

退職代行サービス「EXIT」

退職代行Jobs

退職代行Jobsは、労働組合が運営している弁護士監修の退職代行サービスです。

サービスの料金27,000円と労働組合費2,000円を支払うことで、依頼者の代わりに会社と交渉してくれます。

実績豊富で弁護士が監修しているサービスであるため、転職先にバレる可能性は低いでしょう。

弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所

弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所は、弁護士による退職代行サービスです。

サービスのプランは職種や依頼者のケースごとに分けられ、料金は33,000〜110,000円(傷病手当サポート+33,000円)です。

退職手続きの交渉だけでなく、会社側の損害賠償請求や、依頼者から会社への訴訟にも対応しています。

法律のプロである弁護士に依頼すれば、退職代行の利用情報を外部に漏らさないよう適切にサポートしてくれるでしょう。

現在ベンチャー企業への転職を検討中の方であれば、ベンチャー企業転職のキープレイヤーズがおすすめです。ご興味ある方は下記からご覧ください。

参考: ベンチャー求人・スタートアップ求人まとめ | キープレイヤーズ

退職代行を使っても転職先にバレることはない

今回は転職を検討している方に向けて、退職代行の安全性や魅力、転職先にバレるリスクを抑える方法について紹介しました。

退職代行サービスを利用しても、個人情報が転職先に提供されることがなく、基本的に利用がバレることはありません。

ただ退職後にサービスの利用をSNSで呟いたり悪徳業者を利用してしまったりすると、バレる可能性があり、その後の自身の対応には注意が必要です。

EXITでは電話やメール、LINEで無料相談ができるので、退職代行サービスについて気になる方はぜひお気軽にご相談ください。

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