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【主婦・フリーター必見】退職代行でパートは辞められる!料金相場や体験談も紹介

【主婦・フリーター必見】退職代行でパートは辞められる!料金相場や体験談も紹介

最終更新日 2023年8月9日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。
  • 「今すぐパートを辞めたい!」
  • 「アルバイトでも退職代行は辞められる?」

結論から言うと、退職代行サービスはパートやアルバイトの方でも利用することが可能です。

一方、サービスを利用する際の注意点について把握しておかなければ、トラブルに発展する可能性があります。

今回は、パートの方にとって退職代行がおすすめな理由や料金相場、体験談や利用する際の一般的な流れをご紹介します。また後半では、パート・アルバイトの方が退職代行を依頼する際の注意点も解説しているので、ぜひ最後までご覧ください。

退職代行はパートでも利用できる

基本的にパートやアルバイトの方でも、退職代行サービスを利用することが可能です。

そもそも退職代行とは、職場を辞めたい依頼者の代わりに退職の意思を会社へ伝えてくれるサービスのことです。

民法627上において、雇用期間の定めがない限り、労働者の退職の自由が認められています。また、退職の意思を伝えた日から2週間が経過すると、雇用主との契約が解除されることが明記されています。

参考:民法 | e-Gov法令検索

「退職代行サービスの利用してはいけない」という法律は存在しないため、パートやアルバイトの方でも利用できるのです。

ただし、依頼者や雇用形態によっては、退職代行で辞められない場合がまれにあるので注意が必要です。例えば、未成年で親の同意を得ていない場合や、雇用期間が定められている場合などがあげられます。

そのため、パートで退職代行を利用する場合は、あらかじめ契約書の確認やサービスの担当者に相談することがおすすめです。

退職代行の利用がパートやアルバイトにおすすめな理由

退職代行の利用が、パートやアルバイトの方におすすめな理由をご紹介します。

  • トラブルなく辞められる可能性が高い
  • 即日退職も可能
  • 正社員よりも費用が安い
  • 有給休暇も消化できる

ここからは、上記4つの理由を詳しく解説します。

トラブルなく辞められる可能性が高い

パートの方が退職代行サービスを利用すれば、トラブルなく辞められる可能性が高いです。

パートやアルバイトは、正社員と比べて立場が弱いと考える人が多く、辞める際に上司や同僚から嫌がらせを受けることや、執拗に引き止められることがあります。

また、退職手続きを行わずに職場を「バックレ」ることにもリスクがあります。

例えば、パートがバックレれた場合、職場の上司から何度も連絡が来たり、未払い給与の支払いが滞ったりするかもしれません。バックレにより会社に「甚大な」損害を与えた場合は、損害賠償を請求される可能性もあります。

退職代行サービスは合法的な退職方法であり、基本的に依頼者は出勤する必要がありません。

本人に代わって退職の意思を伝え、職場で直接嫌がらせや引き止めに遭わずに辞められます。また、退職代行を利用することでバックレによるリスクも抑えられるでしょう。

即日退職も可能

退職代行サービスを利用すれば、パートを即日退職することも可能です。

民法627条により、期間の定めがない契約に限り、退職日の2週間前までに退職の申し入れをすることで、いつでも辞められます。

参考:民法 | e-Gov法令検索

しかし、2週間を待たずにパートを退職できる場合が多いです。会社から退職の同意を得たり、有給消化を行ったりすることで、即日退職できます。

実際に退職代行サービスEXITでは、これまで数万件以上の退職サポートを行ってきましたが、退職できなかったケースは一度もありません。

正社員よりも費用が安い

パートの方であれば、正社員よりも安い費用で退職代行を依頼できる場合が多いです。

なぜなら、パートやアルバイトは正社員と比べると必要書類や業務の工数が少ないため、料金を低く設定している業者が多い傾向にあります。

実際に、「パート・アルバイト」と「正社員」で料金を分けている業者もいます。また、退職代行サービスによっては後払いで利用できる場合も多いです。

そのため、基本的に手元にまとまったお金がないパートの方でも、正社員よりも安く退職代行を利用できます。

退職代行サービスにおける後払い利用について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行の後払い利用を解説!今お金がない人におすすめの支払い方法 

有給休暇も消化できる

パートの方は、一定の条件を満たすことで有給休暇が付与されます。退職代行サービスを利用した場合でも、有給休暇を消化して職場を退職することが可能です。

有給休暇の付与日数は、パートやアルバイトの働き方によって変動します。

具体的な例として、以下の「1週間の労働日数4日、1年間の所定労働日数169〜216日」の場合」があげられます。

1週間の労働日数4日、1年間の所定労働日数169~216日の場合
勤務継続期間 有給休暇の付与日数
6か月 7日
1年6か月 8日
2年6か月 9日
3年6か月 10日
4年6か月 12日
5年6か月 13日
6年6か月以上 15日

参考:年次有給休暇とはどのような制度ですか。パートタイム労働者でも有給があると聞きましたが、本当ですか。|厚生労働省

パートやアルバイトでも取得する権利がありますが、実際には有給休暇を申請しづらい状況も多いです。

例えば、シフト制で働いている場合や人手不足の場合などがあげられます。人手不足を理由に有給の取得を拒否され、退職を引き止められることもあるでしょう。

退職代行サービスでは、依頼者の代理人を通して申請できるため、無駄に残してしまうことなく有給休暇を使えるのです。

退職代行をパートが利用する際に考えるべき懸念点

退職代行をパートが利用する際に考えるべき懸念点として、以下の2つを解説します。

  • 退職に費用が発生する
  • パート先に今後行きにくくなる

退職代行を利用する判断をするためには、おすすめな理由と同時に懸念点も把握しなければいけません。

退職に費用が発生する

退職代行の利用には費用が発生するため、お金を支払ってでも代行サービスを利用するべきかを判断する必要があります。退職代行は運営元ごとに以下のような料金設定になっており、代行サービスを利用すると2~25万円ほどの費用が発生してしまうからです。

運営元 利用料金
一般企業 2~5万円
労働組合 2.5~6万円
弁護士 5~25万円

退職に費用をかけるべきなのかを検討したうえで、代行サービスの利用を決定しましょう。

パート先に今後行きにくくなる

退職代行を利用すれば、パート先に今後行きにくくなるかもしれません。あなたが退職すれば、残った従業員で業務を分担して取り組まなければいけないため、先輩や同僚の仕事の負担が重くなる可能性があるからです。

そのため、人によっては退職代行を利用して辞めれば「裏切者」「逃げた」と思われてしまう可能性があります。現在のパート先を顧客として利用したいのであれば、自分から上司へ退職の意思を伝えることを検討した方がよいでしょう。

退職代行サービスをパートが利用する料金相場

退職代行サービスをパートが利用する場合の料金相場は、依頼する業者の種類によって異なります。

退職代行を依頼できる業者は、主に一般企業・弁護士・労働組合の3種類に分けられ、具体的な料金相場は以下の通りです。

種類 料金相場
一般企業の退職代行 2~5万円
弁護士の退職代行 5~25万円
労働組合の退職代行 2.5~6万円

パートやアルバイトの場合、業務の引き継ぎや必要書類を請求するやりとりの工数が少ないため、料金を安く設定していることが多いです。

しかし、業者によっては、雇用形態に関わらず一律料金で設定している場合があります。例えば、退職代行サービスEXITは一律「2万円(リピーター1万円)」です。

依頼する際は、一般企業・弁護士・労働組合のメリット・デメリットを把握し、自分に合った業者を選ぶことが重要です。

種類別の退職代行サービスの特徴が気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行サービスの料金相場を徹底解説|弁護士への依頼は必須ではない!?

退職代行を利用してパートを辞めるべき人の特徴

退職代行を利用してパートを辞めるべき人の特徴として、以下の4つが挙げられます。

  • 従業員が残業しているのに残業代を支払ってくれない
  • 上司へ辞めたいと伝えているのに退職を引き止められる
  • パートの影響で心身に不調が発生している
  • 職場が人手不足でアルバイトやパートに対する負担が大きい

ここで解説した特徴を把握すれば、自身が退職代行を利用するべき状況なのかが理解しやすくなるでしょう。

従業員が残業しているのに残業代を支払ってくれない

従業員が残業しているのに残業代を支払ってくれない会社は、退職代行を利用するべきです。残業代を支払ってくれない会社で働き続けると、本来支払ってもらえる給料をもらわずにただ働きしていることになるため、今後さらに大きな損失を被ってしまうからです。

ただ、残業代を支払っていない場合は、労働組合か弁護士事務所が運営している退職代行業者へ依頼するとよいでしょう。労働組合では労働組合法第6条によって団体交渉権の使用が保証されているため、会社へ未払い賃金に関する交渉ができます。

参考:労働組合法|e-Gov法令検索

また、弁護士事務所へ依頼すれば、法的な効力をもって未払い賃金の請求が実現可能です。会社へ残業代を支払ってもらえず困っている方は、労働組合や弁護士事務所が運営している退職代行業者へ依頼して未払い賃金を支払ってもらったうえで会社を辞めるのもいいでしょう。

上司へ辞めたいと伝えているのに退職を引き止められる

退職代行を利用してパートを辞めるべき人の特徴として、上司へ辞めたいと伝えているのに引き止められることが挙げられます。代行サービスを利用すれば、業者が代わりに上司へ退職の意思を伝えてくれるため、引き止められずに退職できます。

業者へ退職を引き止められている事情を詳しく話せば、業者が本人に直接的な連絡をしないようにと釘を刺してくれるため、安心して会社を辞められます。

パートの影響で心身に不調が発生している

パートの影響で心身に不調が発生しているのであれば、退職代行を利用した方がよいでしょう。心身に不調が発生している状態で同じ職場で働き続ければ、より体調が悪化する可能性があるからです。

自分の身を守るためにも、退職代行を利用して心身の不調の回復に努めましょう。

パートを始めたばかりなのにも関わらず退職を検討している方は、下記のページを参考にしてください。

始めたばかりのパートを今すぐに辞めたい!退職理由や伝え方を紹介

職場が人手不足でアルバイトやパートに対する負担が大きい

職場が人手不足でアルバイトやパートに対する負担が大きい場合は、退職代行の利用を検討してください。人手不足の職場の場合は1人の従業員に対する負担が大きいので心身ともに疲弊しやすく、パートを辞めたくなっても引き止めに遭いやすいからです。

少しでも自分に対する負担を軽減したいのであれば、退職代行を利用してほかの職場を見つけましょう。

退職代行をパートが使ってみた体験談

ここでは、飲食店のアルバイト・パートとして働いていた20代男性が退職代行を使ってみた体験談についてご紹介します。

飲食店のアルバイト、20代男性。退職代行の利用は2回目。
退職理由 残業が多く、退勤してから働くことがあった。店長との人間関係にも悩み、誰にも相談できず、退職代行の利用を決意した。
退職代行を使ってみた感想 利用前は不安があったが、取り越し苦労と言わざるを得ないくらいあっけない退職だった。

職場と直接やりとりする必要もなく、スムーズに退職できた。

退職代行を使った後 ネットビジネス中心のフリーランスとして働く。アルバイトのように縛られることなく、好きな時間に働きながら生活できている。

詳しい体験談について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

【退職代行 体験談】 飲食店|アルバイトでも退職代行!正社員よりも退職のハードルが比較的低いアルバイトでEXITの退職代行を2度利用した理由とは

また、下記のページでは退職代行を使ってみた方の体験談や、使わないと後悔する人の特徴についてご紹介しているので、気になる方はぜひご覧ください。

退職代行を使ってみた体験談5つを職業別に紹介!使わないと後悔する人の特徴は?

退職代行をパートが利用し辞めるまでの流れ

退職代行をパートの方が利用し、辞めるまでの一般的な流れは、以下の通りです。

  1. 電話・メール・LINEで無料相談をする
  2. サービスの担当者に自分や退職先の情報を伝える
  3. 料金を支払い、担当者と打ち合わせを行う
  4. 退職代行を決行する
  5. 退職届や貸与品を郵送で返却する
  6. 退職が完了する
  7. アフターフォローを受ける(転職サポートなど)

退職代行サービスによっては、転職活動をサポートするサービスを提供しています。

例えば、EXITでは以下の転職サポートを提供しています。

  • お客様にマッチする求人の検索
  • 履歴書、職務経歴書の作成
  • 求人への応募〜面接日程調整
  • など

EXITは、転職に必要な作業(面接以外)をすべてサポートします。また転職が成功すれば、お祝い金「5万円」が支給される場合があり、2万円の退職代行サービスを実質0円で利用することが可能です。

業者によってアフターフォローの内容は異なるので、無料相談の際に確認しておきましょう。

退職代行を利用する具体的な流れを知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。

退職代行サービスの流れとは?利用時の注意点〜おすすめの人を紹介

退職代行をパートが利用する際の注意点

退職代行をパートが利用する際の注意点をご紹介します。

  • 貸与物は返却を忘れない
  • 実績のない退職代行には気を付ける
  • 未成年者は親の承諾が必要

ここからは、上記3つの注意点を詳しく解説します。

貸与物は返却を忘れない

パートが退職代行を利用する場合、会社から貸与された制服や備品などは必ず返却しましょう。

返却しなければ、職場の会社から損害賠償を請求される可能性があります。

退職代行を利用する場合、貸与物は郵送で返却することが可能です。直接職場に持っていく必要はないため、職場の人と顔を合わせることなく退職できます。

実績のない退職代行には気を付ける

インターネット上には多くの退職代行サービスが存在しますが、中には悪徳な業者も存在します。

実績が不明瞭な退職代行サービスを利用した場合、トラブルに発展したり詐欺に遭ったりする可能性があります。

例えば、弁護士資格を持たないにも関わらず、法律事務(有給休暇の交渉など)を行えば、退職手続きが無効となる場合があるでしょう。

そのため、退職代行の利用前はサービスの口コミや評判などを確認し、信頼できる業者を見極めましょう。

また、EXITのように弁護士監修や実績数を明確に示しているかなども重要な確認ポイントです。

未成年者は親の承諾が必要

未成年者(20歳未満)がパートを退職代行を利用する場合、親権者(親など)の承諾が必要です。

退職代行サービスは、料金の支払いが伴う委託業務を行うため、親権者の同意書が求められます。

親権者とは、母親や父親などが含まれるため、両方から承諾を得る必要はありません。

どちらか一方(母親もしくは父親など)の承諾を得られれば依頼できるので、退職代行の利用を検討している未成年のパートの方は把握しておきましょう。

パートをバックレて辞めるのであれば退職代行の利用を!

パートをバックレるのであれば、退職代行の利用を検討してください。パートをバックレてはいけない理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 緊急連絡先として提出した相手へ連絡がいく可能性がある
  • 給料の手渡しや未払いを要求される
  • 損害賠償請求をされるかもしれない

パートをバックレれば、両親や配偶者などへ連絡がいく可能性があるため、周りの人に迷惑をかける可能性があります。また、職場によっては給料が支払われなかったり、いつも振込なのにバックレたから手渡しを要求されたりする場合があります。

あなたがパートをバックレたことでお店が回らなくなって大きな損害を与えてしまったら、損害賠償請求をされるかもしれません。上記の3つのポイントを被ることを防ぐためにも、バックレを検討している方は退職代行を利用しましょう。

退職代行を使えばパートでも簡単に仕事を辞められる

今回は、パートやアルバイトの方に向け、退職代行がおすすめな理由や料金相場、利用する流れ、注意点をご紹介しました。

パートの方でも、退職代行を利用すればトラブルなく即日退職できる可能性が高いです。また、正社員よりも費用を抑えて利用できたり有給休暇も消化できたりと、退職代行サービスには多くのメリットがあります。

職場を辞めづらい・バックレを検討している方は、退職代行の利用がおすすめです。

退EXITは、毎年1万人以上の退職サポートを行っています。数万件の実績を誇り、パート・アルバイトを含めたあらゆるケースに対応できます。これまで、退職できなかったケースは一度もありません。

電話やメール、LINEで無料相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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