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「退職代行はありえない?」と言われる3つの理由〜利用者の体験談を紹介

「退職代行はありえない?」と言われる3つの理由〜利用者の体験談を紹介

最終更新日 2023年7月13日

この記事の監修者
新野 俊幸(「退職代行」専門家)
自身が会社を退職する際に苦しんだ経験から、日本初の退職代行サービス「EXIT」を2017年に開始。「退職で苦しむ人をなくしたい」という思いで、退職代行を日本に広め続けている。

「会社を辞めたいが、どうしてよいかわからない?」
「退職代行ってあるけど、大丈夫なの?」
「退職代行使いたいけど、会社とのトラブルのならない?」
上記のような悩みを抱えている方が多いのではないのでしょうか。
退職代行を利用することに関して、まだまだ世間的にはネガティブな意見も多いようです。
辞めたくてもなかなか言い出せず退職できないまま我慢し、働き続けている方もいることでしょう。
しかし、「退職代行がありえない」というのは大きな間違いです。

この記事では退職代行について、以下の内容でまとめまています。

  • 退職代行はありえない訳ではない
  • 「退職代行はありえない」と言われる3つの理由
  • 良い口コミもあり!退職代行を実際に使ってみた人の体験談
  • 退職代行がありえない訳ではない4つの理由

当記事を読んでいただければ、退職代行の重要性が理解でき、会社を退職したい方の解決策の手段のひとつとなるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

退職代行はありえない訳ではない

まだまだ世間的には「自分で退職を伝えないのは非常識だ」というイメージを持っている方も多いようですが、退職代行で会社を辞めることは悪いことではありませんし、もちろん違法ではありません。

退職代行は依頼者(労働者)に代わって退職の意思を会社に伝えてくれるため、退職に対する精神的な負担が少なくスムーズに退職することができます。

退職代行自体は「損害賠償請求」をする過程で弁護士が行っている合法的な業務で、最近10年くらいで「退職代行業者」の言葉を聞くようになりました。(2023年1月時点)

退職代行を利用して、精神的な負担をかけずにスムーズに会社を辞めることは決して非常識なことではありません。

退職代行はありえないと言われる3つの理由

少数派の意見ですが退職代行を利用して辞めることがありえないと考えている方もいることも事実です。

退職代行で辞めることはありえないと言われる理由について、以下のようにまとめました。

  • 退職代行を利用する人は人任せ
  • 会社への礼儀が無さすぎる
  • 代行費用がもったいない

この項目では、退職代行はありえないと言われる3つの理由について解説します。

退職代行を利用する人は人任せ

退職代行を利用する人は、会社に対し退職の意思を自分で伝えずに代行業者に頼るのは「人任せで、甘えていて無責任だ!」という意見もあるかもしれません。

確かに、自分の意思で勇気を出して会社に退職を申し出たら、基本的に退職代行を利用せず辞めることは可能です。

自分の退職を退職代行業者に費用を払ってまで退職の手続きを行うことは、一般的な退職する形からすると、現実離れしているということかもしれません。

会社への礼儀が無さすぎる

会社側からすると、これまで労力と人件費をかけて教育して育ててきたのに辞めるのかとの声もあがるかもしれません。

また、退職代行を利用することで、後任への引継ぎや仕事の申し送りもせず退職するのは責任感がなく礼儀が足りないとの声もありそうです。さらに、新卒1名を雇うのに約500万円の採用コストがかけて雇用する会社もあります。

上司や人事の労働コストや採用にかかる金銭的なコストも加えると礼儀がないと言われてしまうのも無理はありません。

代行費用がもったいない

労働者は退職することは自由であると認められているのにも関わらず、代行費用まで払って退職代行業者に依頼するのは、お金がもったいないとの意見もあるかもしれません。

勤めていた会社との関係性が良好で、自分で退職を伝えさえすれば、その分の費用を支払わなくて済むと考えられるからでしょう。退職代こを利用したことがない人からすれば、辞めるためだけにお金を使うのはもったいないという意見もあるようです。

良い口コミもあり!退職代行を実際に使ってみた人の体験談

実際に退職代行を使ってみた人の体験談を口コミから、以下のようにまとめました。

  • ハラスメントがあり、利用することにした
  • 上司との馬が合わなかったため
  • 事前に聞いていた業務と違いすぎていたため

この項目では、退職代行を実際に使ってみた人の体験談について紹介します。

ハラスメントから利用した

2年前にそれまでやりとりをしていた担当者が倒れてしまって、別の人に代わりました。

それからは新しい担当者から…現代の言葉を使うのであればパワーハラスメント、モラルハラスメントみたいなことを毎日受けていました。

引用:https://www.taishokudaikou.com/reboot/archive/1660/

こちらのケースは、親会社の担当者とのやりとりのなかで起きたパワハラやモラハラを受けた体験談です。

部下や関係者に影響が出ないようにひとりで担当者からのパワハラやモラハラを受け止めた結果、退職代行を利用し退職につながったようです。

上司との馬が合わなかったため

当たりが強いというか陰湿でした。陰口や自分含め若い社員をターゲットにしていびったり。

職場には他の会社の人たちもいるんですけど、その人達が上司の思い通りのことをしないと仕返しをしたりもしていました。

引用:https://www.taishokudaikou.com/reboot/archive/858/

こちらのケースでは、上司との関係からのパワハラで仕事を辞めるきっかけになったようです。

入社当時からこのような上司との関係が続くと精神的にも仕事を続けていくことが難しくなります。

転職活動中に退職代行を利用し退職した体験談です。

事前に聞いていた業務と違いすぎて

受け付けのシフトがあると聞いていたんですが、実際は一切なく、仕事は全部裏方の洗い物ばかりでした。

そのシフトも慣れるまでは週3回の勤務という条件で派遣会社には伝えていたんですが、実際に行ってみると週4~5回と勤務が当たり前のように入っていました。

引用:https://www.taishokudaikou.com/reboot/archive/795/

こちらのケースは、派遣社員として派遣された派遣先が違っていたうえに仕事内容も違ったという内容です。

派遣会社に相談しても改善されなかったので、退職代行を利用し退職した体験談となります。

退職代行がありえない訳ではない4つの理由

退職代行がありえない訳ではない理由について、以下のようにまとめました。

  • 労働者には退職をする自由が認められている
  • 退職するには事情があるため使うしかないケースもある
  • 退職代行を活用される会社に問題がある可能性も否めない
  • 既に数万人の利用者がいる

この項目では、退職代行がありえない訳ではない4つの理由について解説します。

労働者には退職をする自由が認められている

労働者には、退職代行を使う・使わないに関わらず退職する自由が認められています。

労働者が退職したい場合、会社に対し退職する意思を文書で発信し、会社に届いてから2週間経過すれば自由にやめることができるのです。

会社の方と顔を合わせたくない場合は、郵送すればよいことになります。

退職するには事情があるため使うしかないケースもある

「退職代行なんてありえない」と思っている方も認識してほしいことは「辞めたくても辞められない状況がある」労働者もいるということです。

やむを得ない事情があって会社に退職の意思を伝えられない場合として、

  • メンタルや体調に不調をきたしている
  • パワハラやセクハラを受けている
  • 引き止めに合っている

このような状況の方は、退職代行は強い味方となります。

退職代行を活用される会社に問題がある可能性も否めない

退職代行を利用するうえでも退職代行業者に問題がある可能性もあるので、自分の状況にあった退職代行業者を選ぶようにしましょう。

  • 退職代行業者
  • 労働組合
  • 弁護士

この項目では、退職の状況による退職代行業者について解説します。

退職代行業者

ただ退職の意思を伝達してもらうだけなら一般の退職代行業者でも問題ありません。

労働者には退職する自由が認められているので、会社側も退職代行業者からでも受け入れられることが多く問題なく辞められるケースが大半です。

労働組合

退職の意思を伝える以外に交渉するようなことがあるようであれば、労働組合に退職に関する一部の交渉をお願いした方がよいでしょう。

交渉できる内容としては、退職日や有休消化期間の交渉、未払いの賃金の交渉など頼むことは可能です。

労働組合は、すべてのトラブルに対応できるわけではありませんが、退職以外に要求したいことがあり、できるだけ安価に済ませたいという方におすすめです。

弁護士

金銭の請求や裁判対応などもあり得る退職であるなら代行業務は、弁護士に依頼するとよいでしょう。

退職に関する代行業務は、もともと弁護士が行ってきたサービスなので、退職に関するすべてのトラブルに対応してもらいたいのであれば弁護士に依頼するのが一番です。

また、レアなケースですが退職代行サービスを利用し辞めたことで、会社から損害賠償請求された場合などは弁護士でなければ対応することができません。

既に数万人の利用者がいる

退職代行サービスの中にはすでに数万人の利用者が活用した事例もあるため、使うことはありえないとは言い難いでしょう。

数ある代行業者のなかから、メディアの露出度の高い「退職代行EXIT(イグジット)」を例に見てみます。

会社名 EXIT株式会社
利用者数 12,000万人以上
料金 正社員50,000円(税込み)

アルバイト30,000円(税込み)

営業時間 24時間
支払い方法 銀行振込、クレジットカード
相談方法 LINE

退職EXITの最大の特徴は、転職サポートまでできる点があげられ、利用者数も累計で12,000名以上の方が利用しています。

料金は、やや高めですが、現在業界最安値の2万円〜相談可能です。「豊富な実績を持つ業者に依頼したい」方はぜひ利用を検討してみてはどうでしょうか。

まとめ

本記事では、退職代行の重要性や利用者の体験談などについて、以下のように解説しました。

  • 退職代行はありえない訳ではない
  • 退職代行はありえないと言われる3つの理由
  • 良い口コミもあり!退職代行を実際に使ってみた人の体験談
  • 退職代行がありえない訳ではない4つの理由

退職代行サービスは、大半の方からは退職代行の重要性も理解されてはいるものの,

少数意見として、退職代行はありえないと考えもあるようです。

メンタルや体調に不調をきたしてたりパワハラやセクハラを受けている状態が続くと会社を辞めたくもなります。

また、退職を考えながら仕事を続けると精神的にもダメージも増えてくるので、退職代行を利用することも一つの手段と言えるでしょう。

さまざまな要因がある退職ですが、ひとりで悩まず退職代行サービス内容を参考にしていただき、少しでも退職で悩んでいる方が前向きに進めるようになれば幸いです。

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