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【退職代行 体験談】 学習塾|学校の教師から塾への転職。その経験が仇となった初めての後ろ向きな退職理由とは?

【退職代行 体験談】 学習塾|学校の教師から塾への転職。その経験が仇となった初めての後ろ向きな退職理由とは?

最終更新日 2022年9月14日

もともと高校の教員をしていたKさん(20代、男性)は一般企業で働いてみたい気持ちが強くなり自動車メーカーへ転職したものの、やはり教育関係の仕事をしたくなって学習塾へ入社。通常であれば教員の経験が活きてくるはずだが、Kさんの場合はその経験が仇となり初めて後ろ向きな理由で退職を決めたと言う。一体何があったのでしょうか…?

ぶりゅー

まずはKさんが今まで勤めていた会社について教えてください。

Kさん

大学卒業後は高校の教員を4年ほどしていました。次に自動車メーカーへ転職しましたが2年ほどで退職し、その後に今回退職した職場へ入社した流れになります。

ぶりゅー

教員の仕事を目指すようになった理由はなんでしょうか?

Kさん

学生時代に一生懸命取り組んでいた部活で最後に思うような結果を残すことができずに後悔した経験がありました。未来の子供たちへは一生に一度しかない学生生活に後悔や未練が残る思いを残してほしくないという思いで教師を目指すようになりましたね。

ぶりゅー

これまでの職場での退職理由をお聞かせいただけますか?

Kさん

教員の仕事はとても好きで今でも楽しかったと思えています。しかし新卒での入社だったことから他の一般企業で働いた経験が一度もなく、そんな先生から社会の大変さを教えられても生徒には響かないのではないかと感じるようになりました。あとは年齢的にも新しいことに挑戦できる年なので他の一般企業も挑戦したく退職を決めました。

Kさん

教師の仕事を退職した後に自動車メーカーで働きましたが、インターンシップにくる学生と就職に関する話や日常的な話をしていると教師の仕事をしていた頃の思い出が強く蘇ってきました。考えていけばいくほどやっぱり教育関係の仕事がしたいと思うようになり、退職して学習塾に入社しました。

ぶりゅー

なぜ高校の教員でなく学習塾に戻られたのでしょうか?

Kさん

復職の制度もありますが再度教員採用試験を受けなければならないことからハードルの高さを感じました。

ぶりゅー

学校の教員と塾講師の違いで驚いたことはありますか?

Kさん

塾講師は生徒募集に力を入れていることに驚きました。確かに塾は学校と違い、生徒が集まらないと簡単に潰れてしまうので大切であることは分かりますがここまでとは思いませんでしたね。生徒募集でも数字が求められるので、生徒と真摯に向き合うよりかは生徒数を増やしたりすることに注力を注いでいましたね。

ぶりゅー

生徒募集は具体的にどんなことをされるのでしょうか?

Kさん

近隣の小中学校の近くでビラを配ったり家庭へのポスティング活動、資料を郵便として出したりなど多くのことをしていました。生徒募集は塾の営業時間中に行うことはどうしてもできないので、時間外や休みの日にやらざるを得ませんでした。ポスティングに関しては仕事が終わった後、家に帰る時の帰り道でしていたこともありましたね(笑)

ぶりゅー

生徒募集だけでも多岐にわたる仕事があったわけですね。

Kさん

授業はある程度アルバイトの従業員がやってくれていたので、生徒募集以外だと入塾希望の生徒や保護者の対応や塾に来ない生徒の家庭連絡、コロナウイルスの期間中は塾を閉めていたので毎日保護者の方へ連絡をしたり宿題を用意したりしていました。

ぶりゅー

多岐にわたる業務量の中、楽しかったことはありますか?

Kさん

教育関係の職業に戻りたくて戻ってきたので生徒たちと過ごす時間はとても楽しかったです。教員の仕事をしていた時からそうですが学生の頃に戻ったような気分になれますね。生徒から成績が上がった報告を受けると一緒に成長できたような気持ちになれます。

ぶりゅー

話をしていると教育関係の仕事をしているのがとても楽しいように聞こえ、退職とは程遠いような気もしますが考え始めたのはなぜでしょうか?

Kさん

教員の仕事を経験していたことが原因で退職を考えました。経験者ということもあって本来は半年ほど研修期間を取ってから自分の教室を持つところを、私は入社してからすぐに教室長を任されました。私自身もこのことを期待されていると受け取れればよかったですが、どうしても重荷としてしか受け取ることができませんでした。そんな時にコロナウイルスの影響である事件が起きます。

ぶりゅー

事件とはなんでしょうか?

Kさん

コロナウイルスの影響によって家庭の収入が減り、塾に通えない生徒が激増しました。生徒が減ると増やさなくてはなりませんが先の理由から集まるわけもありません。そのうえ保護者への連絡や生徒たちに出す宿題の作成などもしなくてはならないので早すぎる教室長の役職を重荷として受け取っていた私にとってはとても苦痛でした。

ぶりゅー

周りからの期待が大きい分、応えようと頑張ってもなかなか成果が出せない状況は辛いですよね。

Kさん

とても精神的に追い詰められている状況でしたね。今までの退職理由は一般企業に挑戦したかったり自分のやりたい仕事に戻りたかったりと前向きな理由だったので決意した時に自分から申し出ていました。今回は初めて後ろ向きな理由で退職を決めたのでEXITを利用するまで職場や周りの人には誰にも話すことができなかったですね。

ぶりゅー

では一人で退職を考えていた時に退職代行と出会ったのでしょうか?

Kさん

退職代行サービスの存在はどこかしらで目にしていたので知っていました。一人で退職を考えていた時に突如思い出し、ネットで調べたところEXITが一番上に表示されていたのでそのまま問い合わせて利用しました。

ぶりゅー

選んでいただきありがとうございます。利用してみた感想はいかがですか?

Kさん

退職手続きに関しては全て郵送で完結したので本当にスムーズな退職を迎えることができました。教室長という立場上、心配していた会社への出社についてもすることなく退職できたので満足しています。

ぶりゅー

無事に退職を迎えられたようで何よりです。

ぶりゅー

EXITを利用して退職された後、現在は何をされているのでしょうか?

Kさん

ちょうど転職先が決まったところでした。今回は手に職をつけるような技術系の職業で転職しましたね。もうすぐ30代を迎えるので年齢的にもそろそろ長く働いていける仕事をしたいと考えていて、技術系の職業であれば最悪何かあって転職をすることになったとしても他の会社で勤めることができるのではないかと考えて決めました。

ぶりゅー

候補として教育関係の仕事は考えませんでしたか?

Kさん

教員の仕事に戻るなど色々考えましたが学習塾での一件によってトラウマになっていたため、今は戻りたいと思うことはありません。人に教育をすることは好きですが、いずれ自分が先輩になった時に後輩へ仕事の教育をすることもできます。学校や塾とはまた違った意味での教育をできるように今度は頑張っていきたいですね。

ぶりゅー

最後に読者の方へメッセージをお願いします。

Kさん

本当に辛くなったら退職するのもいいと思います。私は次の仕事を見つける辛さと今の仕事を続ける辛さを比較した時に続ける方が辛いと感じたので退職を決めました。転職先が決まっていない状況であれば誰しもが見つかるか不安に感じることもあるかと思います。そんな時は自分の中でどっちが辛いかということを基準にして選択するのもいいかと思いますね。

まとめ

教員の仕事をしていた経験から過度な期待を寄せられ、どうしても重荷としてしか受け取れず精神的に厳しくなって退職を決意されたKさんに今回は話を伺いました。
そんな状況を経験したからこそ次の仕事を見つける辛さよりも今の仕事を続ける方が辛いという判断ができたのかと思います。退職をするか悩んだ時の検討材料にしてみてください。
もしそのうえで退職を決断されるということならば退職代行EXITが力になりますよ。

ライター:ぶりゅー

レッドブルを飲んだら翼を授かりました。シーシャって知ってますか?最近ハマってしまってついに購入しました。

◎EXIT −退職代行サービス−とは?

EXIT株式会社が提供するサービスで、「辞めさせてもらえない」「会社と連絡を取りたくない」などの退職におけるさまざまな問題に合わせ、退職に関する連絡を代行してくれる。相談当日から即日対応が可能で、 会社との連絡は不要。離職票や源泉徴収票の発行確認など、退職後のフォローも行ってくれる。

退職代行サービス「EXIT」

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