退職代行 体験談 退職代行 体験談

【退職代行 体験談】 人材会社|新しく立ち上げられた会社は自分以外素人だらけ。日本へ帰国して就職、そして退職の怒涛の流れの中でいったい何があったのか

【退職代行 体験談】 人材会社|新しく立ち上げられた会社は自分以外素人だらけ。日本へ帰国して就職、そして退職の怒涛の流れの中でいったい何があったのか

最終更新日 2022年9月14日

Sさん(30代・男性・千葉県在住)は新しく立ち上げられた人材会社を退職した。
事業内容自体は前職と同じで既にある程度慣れていたとのこと。
海外から帰国して日本で就職、そして退職に至るまで何があったのか詳しく聞きました。

竜飛岬りんご

まずは退職された会社を勤められるまでの経緯から伺いたいと思います。

Sさん

もともとはワーキングホリデーで1年間台湾にいました。そのまま現地での就職も考えていたんですが、そんな矢先日本にいる家族から病気に罹ったとの連絡がありました。
それで急遽帰国し、台湾に行く前と同じ仕事なら入りやすいだろうということで就活し、入社したのが今回の会社でした。
急いで仕事を見つけないといけない状況ということもあり、企業研究などをする余裕はありませんでしたね。今思うとそこが失敗だったのかなと考えてしまいます。

竜飛岬りんご

台湾に行かれる前に勤めていた会社についてはご自身で退職の話をされたんですか?

Sさん

そうですね。会社規則に則って退職希望日の3ヶ月前に退職の話を自分でして、引き継ぎもして退職しました。ベテランもいて新人も育っていたので、快く送り出してもらった感じですね。

竜飛岬りんご

その会社と今回弊社サービスを利用して辞めた会社が同じ仕事だったとのことですが、具体的にどんな業務なんですか?

Sさん

海外からの技能実習生の受け入れや管理です。
今回退職した会社は新規に設立されまして、最初は出資会社に籍を置き、業務経験者として会社の始動に備えて準備をするところから始めました。

竜飛岬りんご

話を聞いていると経験者ということで仕事の内容自体は慣れていることも多く苦労は少なかったのではと思うんですが、どういったことがあって退職しようと考えたんですか?

Sさん

面接では新規事業には私以外にも経験者の方が参加するから大丈夫ですよと説明を受けていました。
また、ワーキングホリデーに行く前の会社で働いていた際に建設業のお客さんの案件でちょっと痛い目にあったことがあり、そこが不安でした。

竜飛岬りんご

建設業のお客さんですか。

Sさん

職人気質だったり、強面の人がいて話が通じないことが個人的な経験上多くて、建設業を多く扱うのであれば辞退しようと思い、その点を面接のとき聞きました。
そしたら、建設業のお客さんは取らずにベッドメイキングなどの宿泊施設系のお客さんをメインに取り扱っていくよと言われて、まあ、それならやってみようかなと。

竜飛岬りんご

Sさんの個人的な不安点含め、経験者もいるし心配はいらないと。

Sさん

ところが入社してみると経験者は私ひとりでした。
それ以外は会社のトップ含め全員素人です。そのトップも大きな会社からうちへ出向してきたワンマン気質の人で、大きな組織のやり方で業務を進めようとするんです。
会社自体は少人数で、私が辞める頃には5人しかいませんでした。

面接で話した出資会社の人に聞いたところ、経験者が私以外いないのもそのトップの人の判断だったそうです。

竜飛岬りんご

経験者が自分以外いないというだけでも大変なのに、そういったトップの人の気質を踏まえるとより大変そうですね。

Sさん

「わからないことがあれば全部Sに聞け」みたいな状況になり、請求書の処理や会社封筒の作成まで自分がやっていました。
これは普通経理の仕事なんじゃあと思いつつ、もうその頃には抗議する気力すらありませんでした。

竜飛岬りんご

未経験者の他の方のフォローや経理仕事以外にもご自身の仕事は仕事であったんですよね?

Sさん

自分の顧客はもちろんいましたし、取引先との打ち合わせも進めていかないといけないと仕事の量がもうパンパンです。
しかも会社で取り扱った一番目の仕事であり、同時に私へ最初に渡されたのが建設業の案件でした。

竜飛岬りんご

面接で取り扱わないと聞いていたお客さんですよね。

Sさん

面接で話した人からはやっぱりこの業界は建設業を取らないとやっていけないんですよと言われました。建設業の案件をこなしてお客さんを固めていって、軌道に乗ったら省いていくと。
確かに建設業のお客さんがとり易いことは自分でもわかっていました。
でも結果として面接で聞いていたことの真逆になっていて、その時点でちょっとあれ?っていうイメージがありましたね。

竜飛岬りんご

過酷な状況ですよね。
弊社へ依頼しようと思った決め手はなんだったんですか?

Sさん

自分以外にも2人、同い年くらいの同期が入社していました。
その2人は私と違って出資会社で仕事をしていて、出資会社と私の会社は同じビル内にあったので昼食はよくその同期と3人で食べていました。

竜飛岬りんご

所属が違う同期の方がいたんですね。

Sさん

そうです。仕事が辛くて退職を考えたときも、あの同期2人も頑張っているから自分も頑張ろうと考えていました。
ところがある日の昼食で「私たち退職するから」と唐突に告げられました。しかも2人ともちゃっかり次の転職先が決まっていると。

竜飛岬りんご

Sさんが退職のすんでのところで踏み留まっていた動機なだけに、そのカミングアウトは衝撃的だったと思います。

Sさん

「ちょっともうこの会社は無理だ」と話されました。
さらにそのカミングアウトがあった翌日に会社の会議で吊し上げられまして…。
会議の次の日にEXITへ問い合わせました。

竜飛岬りんご

完全に追い打ちをかけられたような状態ですよね。

Sさん

じゃあ俺も辞めようって思いました(笑)

竜飛岬りんご

そうなりますよね。
弊社以外にも退職代行の業者ってあるんですが、EXITへ依頼しようと思ったのはなぜですか?

Sさん

ネットサーフィンをしているときにまとめサイトで退職代行の存在を知りました。
面白いなと思い調べていくとEXITの代表の人がTwitterやYouTubeをやっていて、そこで発信している内容が共感できたり、インタビューとか記事を公開していたりと、出している情報が他の業者よりも多くて信頼性がありました。

料金をちゃんと取っているというのもそうですね。あまり安いところだと不安というか、払った分のサービスをしてくれると考えて選びました。

竜飛岬りんご

ありがとうございます。
弊社サービスを利用中に印象に残っていることはありますか?

Sさん

わからないことを質問したときにすぐに返答がもらえたことです。
過去に利用した人のケースだとこうなりましたよってぱっと返ってきました。やっぱり結構利用者がいるんだなって感じましたし安心しましたね。

竜飛岬りんご

退職は既に完了されているわけですが、退職したその後の近況について教えてください。

Sさん

コロナが流行り出すちょっと前ぐらいの退職だったので、企業の採用活動なども止まっていました。
とりあえずアルバイトを入れて業界研究をしばらくはしていまして、今やっと面接の募集が始まったので本格的に転職活動中というところですね。

竜飛岬りんご

前回は帰国してすぐに仕事を決めないといけない状況でしたので、今回は落ち着いて仕事を探せるかと思います。

あまり考えたくない質問かと思いますが、もし今回のコロナ騒動の中でも会社を辞めていなかったら、どういう感じで仕事をされていたと思いますか?

Sさん

もうイレギュラーな対応ばっかりだったと思いますよ。
企業に対しての説明、働けないし国にも帰れない実習生の滞在費や生活費は誰の負担になるのか、ビザが切れそうな人については複雑な書類の作成も必要です。
早めに離脱していてよかったなと思ってますね。
続けていたら今頃きっと途方に暮れていました。

竜飛岬りんご

なるほど。ありがとうございます。

この記事を読んでいる仕事環境で悩んでいる、あるいは苦しんでいる方々へのメッセージをお願いします。

Sさん

退職はマイナスじゃないと思います。新しいステップに進むいい機会です。
逃げとか思わない方がいいですよ。自分の身体が一番大事なのにそれで潰れちゃったらどうしようもないです。

竜飛岬りんご

心身の体調が悪くなってから弊社へ問い合わせる方って多いんですよ。
もっと自身を大切にすることが当たり前になってほしいです。

Sさん

自分が本当に頑張ったのか悩む人って、頑張って頑張って、頑張った結果たどり着いたのがその悩んでいる今の状況だと思います。
もう十分頑張っているので、辞めよう思ったのなら、前向きに辞めるという考え方へシフトしていいですよ。

会社なんて実際入ってみないとわからないじゃないですか。
捉え方としては入ってみてナンボで、会わなかったら辞めて次に行くしかないです。

竜飛岬りんご

だいぶ実感のこもった言葉に聞こえます。
Sさんは今まで何回転職されてきたんですか?

Sさん

私は3回ですね。
特に転職回数が足を引っ張って就活に困るということもないです。もちろん落ちたところもありますが、今のところは普通に内定を貰って普通に仕事ができてます。
だから本当に新卒の人も心配はしないでほしいなと思いますけどね。

まとめ

帰国し急いで仕事を探した結果、前職と同じ職種に就けたものの、過酷な労働環境と心的負担の増大によって退職されたSさんに今回はお話をお聞きいたしました。
今は特に予想のできないことが起きる時期。去年のうちに病気の流行を誰も予想できなかったように、会社へ入社する前から会社がその人に合っているかどうかなんて誰にもわかりません。
近づきたくないものの入社してしまった会社とのソーシャルディスタンス、EXITなら作れます。

ライター:竜飛岬りんご

EXIT社員。小説、アニメ、漫画、映画、ゲームが好きです。稚拙ながらこれからも頑張ります。

◎EXIT −退職代行サービス−とは?

EXIT株式会社が提供するサービスで、「辞めさせてもらえない」「会社と連絡を取りたくない」などの退職におけるさまざまな問題に合わせ、退職に関する連絡を代行してくれる。相談当日から即日対応が可能で、 会社との連絡は不要。離職票や源泉徴収票の発行確認など、退職後のフォローも行ってくれる。

退職代行サービス「EXIT」

アートボード 1

タグ