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退職したい時は何をしたらいい?保険の手続きって?退職時のToDoリスト

退職したい時は何をしたらいい?保険の手続きって?退職時のToDoリスト

退職したいのに、まず何から始めれば分からない。退職したはいいものの、これから何をしたらいいか分からない。退職してからの手続きが怖くて退職できない…そんな悩みを抱えてはいませんか?
そんなあなたに贈る、退職時ToDoリストです。これさえやっておけばとりあえず安心!というものを紹介していきます。
当サイトの別記事も併せて参考の上、素敵な退職ライフをお過ごしください。

退職前にやるべきこと

  • 返却物を返す
  • デスク周りを片付ける
  • 退職後必要になる書類を確認する
  • 引き継ぎ
  • 有給

・貸与品を返す
会社から貸与されているものは全て返しましょう。
忘れがちなのが、マニュアル、名刺(自分のものとお客様のもの)、社章などです。
一つでも欠けているとスムーズな退職ができない場合があるので、注意しましょう。
もしうっかりなくしてしまっていた場合、正直に相談してみるのがよいでしょう。

・デスク周りを片付ける
自分のデスクの周りはもれなくきれいにしておきましょう。
引き出しの中も、自分が今の机に一番初めに着席したときの状態にできるのがベストです。

・退職後必要になる書類を確認する
退職後、必要になる書類で人によって差があるものは主に雇用保険資格喪失証明書、離職票です。必要になるかどうか、以下の項目からチェックしてみましょう。

退職後、再就職せずすぐに就職しない。無職の期間がある→離職票
退職後、会社の健康保険に入る予定がない→社会保険資格喪失証明書

・業務の引継ぎ
会社や業務内容によって必要な期間が異なります。概ね1か月半~3か月くらいの期間が必要と言われることが一般的ですので、過不足なく後任へ伝えるようにしましょう。

・有給
未消化の有給がある場合は消化してしまうのも良いでしょう。当然ながら退職日以降は有給の消化はできませんので、有給消化最終日を退職日と設定できるとよいですね。その場合、前述の引継ぎのスケジュールにも影響してきますので注意しましょう。

これで退職前のチェックは一通り終わりました。
会社によっては誓約書にサインをしたり、制服をクリーニングして返す必要があるので、ここに書いてあることを準備した上で、他に何かないか人事や総務の担当者に事前に確認を取っておくとよいでしょう。

退職後にやるべきこと

では、退職後にやるべきことについてはどうでしょうか?
退職後に何をやったらいいかわからずお困りの方も、以下に沿って行動すればばっちりです。

1日でも無職の期間がある人

失業保険の手続き

職がない状態ですので、失業保険を受けることができます。これは自己都合、会社都合どちらでも受けることができますので、自己都合だからとあきらめずにきちんと申請に行くのがよいでしょう。手続きはハローワークにて行うことができます。

期限

・書類届き次第すぐに。遅くとも3か月以内

持ち物
・雇用保険者被保険者離職票(-1,2)
・個人番号確認書類(いずれか1種類)
マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票(住民票記載事項証明書)
・身分証明書(1のうちいずれか一つ、もしくは2のうち異なる種類のもの2つ)
(1)運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカード、官公署が発行した身分証明書・資格証明書(写真付き)など
(2)公的医療保険の被保険者証、児童扶養手当証書など
・写真(最近の写真、正面上半身、縦3.0cm×横2.5cm,2枚)
・印鑑
・本人名義の通帳もしくはキャッシュカード

やること
・書類の提出
・受給資格の決定
・説明会に参加(後日)

健康保険の切り替え
健康保険は国民健康保険、任意継続保険、家族の扶養のどれかを選択する形になります。
国民健康保険は年金事務所にて、任意継続保険は居住地の協会けんぽ支部、家族の扶養に入る場合は扶養にはいる家族の会社に申請が必要です。

年金
居住地の管轄の年金相談窓口にて国民年金に切り替えるか、家族の扶養に入るかを選択できます。
家族の扶養に入る場合は健康保険の手続きの際に同時進行になる形になるかと思いますので、詳しくは家族の働く会社に問い合わせるのが良いでしょう。
国民健康保険へ切り替える場合は、住んでいる市区町村の役場にて手続きが可能です。

退職日の翌日から次の職場が決まっている人

健康保険、年金については次の職場が手続きを行ってくれます。それぞれ適切な部署の担当へ漏れなく書類を提出しましょう。
各手続きで必要な書類は以下になりますので、前の職場よりきちんと貰ったり、返却してもらえるよう気を配っておくことがベストです。
万が一失くしてしまったりしていた場合に再発行の申請を行える場所も以下に提示しておきます。

まとめ

今回は退職後にやるべきToDoをご紹介しました。これで退職後の手続きは安心ですね。
お近くの市区町村にて行う手続きについては各自治体ごとに差異がある可能性がありますので、不安がある場合は一度問い合わせたうえで手続きを行うのが良いでしょう。

各項目についてはかなり細かく書いてありますが、すべて覚えておくのは難しいと思いますので、まずは役所関係の手続きについてはざっくりと以下を覚えておき、手続きに備えられるように準備をすることをお勧めします。

退職後すぐに就職する人
・年金手帳、雇用保険被保険者証などの書類の取り寄せ

就職するまでに空きがある人
・失業保険の手続き
・健康保険の切り替え
・年金の切り替え

退職後は速やかに手続きできるようにしておきましょう。

ライター:つばき

前職はメディア系。試用期間のうちに合わないと感じ、新卒で入った会社を即退職。辞めたいと思っていた日々に見つけたEXITに魅力を感じ入社する。“やめる”をポジティブにするべく、ライターとして日々奮闘中。
Twitterアカウント:@tsubaki_reboot

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