退職代行 体験談 退職代行 体験談

【退職代行 体験談】 飲食店運営会社|家族の時間のための転職のはずが逆に膨大な仕事量に忙殺される日々。家族がいる人間の退職とその後

【退職代行 体験談】 飲食店運営会社|家族の時間のための転職のはずが逆に膨大な仕事量に忙殺される日々。家族がいる人間の退職とその後

最終更新日 2022年9月14日

Kさん(40代・男性・神奈川県在住)は大手飲食店の運営会社を退職した。
家族のための転職だったはずが、前職より忙しく、家族との時間も取れない毎日。
奥さんやお子さんもいる状態での退職。詳しいお話をお聞きしました。

竜飛岬りんご

I株式会社に勤められるまでの流れを教えてください。

Kさん

I株式会社に入社する前は東京都内にある会社で勤務をしていましたが、昨年子供が生まれました。
家内の育児の状況を見ているとすごく大変そうで、本人からももう少し早く帰ってこれるようになるといいねと話がありました。それで家にいられる時間を考えなおそうと思ったんです。

竜飛岬りんご

通勤時間や帰ってくる時間はどのくらいだったんですか?

Kさん

住んでいるのが神奈川でそこから都内ということになると、通勤ラッシュもありだいたい片道1時間40分ぐらいかかります。
残業もあるので家に着くのはいつも夜の9時から10時くらいですね。
子供に会う時間は朝の10分~20分ぐらいしかありませんでした。

竜飛岬りんご

往復の移動時間だけで約3時間以上かかるというのは辛いですよね。
そこに残業も絡んでくるとなると、Kさんが家にいられる時間がだいぶ限られてしまうのは自然な流れだと思います。

Kさん

そうなってきたときに普通選択肢は大きく2つあって、転職するか会社近くに引っ越すかだと思うんですけど、自分の場合は家庭の事情がほとんど神奈川に集中しているので引っ越しの選択肢はありませんでした。

そこから転職活動をしてI株式会社へ入社が決まり、辞めたという流れですね。

竜飛岬りんご

お話を伺っているとI株式会社に転職したのは仕事内容というより、自宅から会社までの距離で決めたということですかね。
I株式会社以外でKさんの家から近い他の会社というのはなかったんですが?

Kさん

本当はいろんな会社を受け、面接等進めながら条件を見比べて決めていきたかったんですけど、はじめての転職活動ということもあってうまくいかなかったです。
また、I株式会社がある場所がかなり理想的で、求人票の内容にある待遇などの条件面も悪くなかったというのが大きいですね。

竜飛岬りんご

前職が初めて入社された会社だったんですか?

Kさん

最初に入社した会社は同じ神奈川にあった会社だったんですが、そこから出向して都内へ通うようになりました。
15年間の勤務でした。

竜飛岬りんご

なるほど。
I株式会社までの出勤時間はどのくらいだったんですか?

Kさん

片道40分です。だいたい1時間縮まりました。

竜飛岬りんご

それはすごく大きいですね。
距離だけでなく求人票の内容も魅力的だったということで、理想的な会社への転職という印象なんですが、そのI株式会社を退職しようと思った原因ってなんだったんですか?

Kさん

仕事の量ですね。
最終面接から入社まで2ヶ月の期間があったんですけど、その間に1人退職者が出てしまい、自分がその人の穴を埋めることになりました。

最終面接のときに受けていた説明と違いましたが、既に入社が決まっているため嫌とも言えず、また、実際にやってみない限りはどのぐらいの量の業務を任されるかもわからないということがありました。

竜飛岬りんご

そうですよね。
実際に退職される方の仕事に手を付けてからはどうだったんですか?

Kさん

引継ぎ期間が1ヶ月あったんですけど、ものすごい量がありました。
また内容も、その人しかわからない業務がほとんどで、誰にも聞けない状態になりました。
たとえ同僚に質問してみても「やり方がわからない」と答えられました。

竜飛岬りんご

入社していきなりそれだと非常に大変だったと思います。それからどうされたんですか?

Kさん

前の人がどうやっていたのか調べたり、上司の人と一緒にわからない部分考えたり、本当にわからないことは退職された方に電話して聞きました。

竜飛岬りんご

辞めた方への連絡はついたんですね。
引継ぎに関する資料などはなかったんですか?

Kさん

簡単な資料はありました。
ただ、自分が入社した時期が丁度社内システムを新しいものに移行しようとしていた時期だったため、辞めた人は旧システムのことしか知らなかったんです。

竜飛岬りんご

そうなってくるともう聞ける人も参考にできるマニュアルもないですよね。

Kさん

自分なりに旧システムと新システムを見比べて、解決方法を探しながらやっていくんですけど、そうしているうちに任されている全体の業務がどんどん遅れていきました。

深夜残業や土日出勤、あとは仕事を家に持ち帰らないと終わらないというような状態になってしまいました。

竜飛岬りんご

家にいる時間を作るための転職だったはずが、前職より忙しくなってしまったと。
奥様からは何か言われましたか?

Kさん

仕事を家に持ち帰ったのははじめてのことだったので、心配した妻から今の状態がずっと続くのはまずいんじゃないかと言われました。
毎朝出勤するときに顔が死んでいると(笑)。

竜飛岬りんご

なるほど(笑)。奥様としても退職には肯定的だったんですね。
弊社へ依頼した時はどういう状況でしたか?

Kさん

もういい加減限界となった会社帰りにネットで検索してEXITのホームぺージを見ました。
書いてある内容を疑いつつも、もうこれを信じようと考えたのが夜中の12時で、次の日の朝7時ぐらいに電話で相談し、そのままその日のうちに連絡をしてもらいました。
本当に突発的にですね。

竜飛岬りんご

限界を迎えてしまったというところでしょうか。

Kさん

EXITに連絡をする1ヶ月前から辞めたいと思っていました。
なんとか気持ちを持ち直しつつ仕事をしていたんですが、その気持ちが切れたところでのEXITへの電話でした。
自分で辞めると言って、引き継ぎの関係で退職まで1ヶ月や2ヶ月かかってしまうとなると、もう耐えられないなと。

竜飛岬りんご

通常であれば発生してしまう退職日までの引き継ぎ作業というのも、EXITサービスを利用した理由の1つなんですね。

サービスを利用してみて、印象に残っていることはありますか?

Kさん

本当にこれで辞められるんだと、とても意外に思いましたね。
就業規則上の話でいけば退職まで1ヶ月はどうしてもかかるという話だったんですけど、お願いした結果特にそういうこともなく、「あ、本当にライン上でのやり取りがほとんどで退職できるんだ」というのが感想です。

竜飛岬りんご

会社を辞められるんだ、辞めたんだという実感が湧いてきたのはどのタイミングでした?

Kさん

会社から離職票など退職後の書類が自宅に届いたときですね。

竜飛岬りんご

なるほどですね。
書類の受け取り含め、退職については全て完了されたわけですが、その後はどうですか?

Kさん

転職活動をし、次の会社が決まりました。
土日祝日休みがあって、勤務時間も9時半から17時半となっています。
通勤距離はどうしても少し掛かるんですが、今回はいろんな会社に応募してみて、求人内容を細かく見比べたうえで1番良さそうなところに入社が決まった形です。

竜飛岬りんご

おめでとうございます。最初の転職活動で思うようにできなかった部分を叶えることが出来たようで何よりです。

最後になりますが、この記事を読んでいるかつてのKさんと同じような悩みを抱えている方々へメッセージをお願いします。

Kさん

本当に苦しければ明日からもう行かないっていう選択肢があるんだよと伝えたいですね。
行かないとなるとそこで会社とのやり取りが絶対に必要になってくるので、そこにおいて退職代行さんというのは非常にありがたかったなという風に思います。

竜飛岬りんご

ありがとうございます。
EXITのサービスがKさんの退職のお力になれたようでなによりです。

Kさん

あと退職に悩んでいる人に言いたいのは、職場はいっぱいあるからということですね。
今回自分が転職エージェントにお願いをして、条件は結構絞ったんですが、それでも一致する求人は50も60もありました。
なので、そんなに心配しなくても、という気持ちです。

竜飛岬りんご

他の利用者さんからも多く聞く話ですね。
世の中仕事は多いし、まず仕事を辞めてみてからでも全然大丈夫ということですね。

まとめ

家族の時間のため転職した先で、大量の仕事を任されて退職を決断したKさんに今回はお話をお聞きしました。
不況や将来の不安からか、Kさんのような家庭を持つ方が減ってきている現代。
背負うものが増えることと比例してできないことが増えるとは言いますが、だからこそ1番大切ことは何か忘れないでください。
大切なことを優先するためのお手伝いがEXITにはできます。

ライター:竜飛岬りんご

EXIT社員。小説、アニメ、漫画、映画、ゲームが好きです。稚拙ながらこれからも頑張ります。

◎EXIT −退職代行サービス−とは?

EXIT株式会社が提供するサービスで、「辞めさせてもらえない」「会社と連絡を取りたくない」などの退職におけるさまざまな問題に合わせ、退職に関する連絡を代行してくれる。相談当日から即日対応が可能で、 会社との連絡は不要。離職票や源泉徴収票の発行確認など、退職後のフォローも行ってくれる。

退職代行サービス「EXIT」

アートボード 1

タグ