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【退職代行 体験談】 システムエンジニア|仕事が思うようにできないことを悩む日々。当時の不安と退職後の解放

【退職代行 体験談】 システムエンジニア|仕事が思うようにできないことを悩む日々。当時の不安と退職後の解放

最終更新日 2022年9月14日

Fさん(20代・男性・東京都在住)はシステムエンジニアとして勤めていた会社を退職した。
まだ転職先すら決まっていない状況での退職とのこと。
退職の決断をしたその時に何を考えていたのかも含め、詳しい話を伺いました。

竜飛岬りんご

会社に勤められるまでの経緯をお聞きしてもよろしいですか?

Fさん

情報学部の大学出身だったんですが、本当は音楽業界に就職したくて最初はそちらの方に力を入れて就活をしていました。
ただ、音楽業界は実力主義なことと、求人は中途採用が多いこともあり思うようにいきませんでした。

竜飛岬りんご

新卒だと難しいと。

Fさん

そうですね。
どうしようと悩み大学の教授に相談したところ、将来的に今後システムエンジニアという職業は決してなくならないし、情報学部出身というのは他の就活生と比べて有利になると聞きました。

そこから音楽については趣味として続けていくかと自分の中で折り合いをつけて、システムエンジニアになりました。

竜飛岬りんご

システムエンジニアといったらそれこそいろんな会社が求人を出している職種ですよね。
Fさんが今回退職されたA社を選んだ理由はなんだったんですか?

Fさん

採用を頂けたのがA社だけだったからですね。
もう1つ最終選考まで進んだ会社が同時期にあったんですけど、入社するしないの返事を早くにしないといけない状況だったんです。

竜飛岬りんご

それはA社から早く決めてほしいと言われたんですか?

Fさん

はい。もう1つの会社の選考が通っていれば比べたうえで決めたかったんですけど、最終選考を受ける時期より前に返事をする必要がありました。
その流れでひとまず就職をしようとA社に入社しました。
先に音楽業界を目指していて、そこからシステムエンジニアに変えたので、音楽業界のときの応募まで含めると20から30社ぐらいは受けましたね。

竜飛岬りんご

沢山の会社を受けてやっと貰えた内定で、返事を急いでしないといけない状況だと焦ってしまいますね。

Fさん

決めざるをえないというか……。

竜飛岬りんご

今までの話を踏まえますと、苦労を積み重ねて入社できた会社という印象です。
そんな会社を退職しようと思った経緯はなんだったんですか?

Fさん

このまま続けていっても意味があるのかなと、ふと考えてしまったんですよね。

外部研修を経て、本社勤めでやっていくことになりました。
最初の数ヶ月は楽しく、学びながら仕事をすることができたんです。
ですが、社長や上司が求める仕事量が実際の自分のスキルとつり合っていないなと感じ、だんだんとそれが辛くなってきました。

竜飛岬りんご

他にFさんと一緒に入社された方はどうされていたんですか?

Fさん

自分以外にも同期が6人おり、うち特に仲のいい人が2人いました。
その2人というのが、入社前からしっかりプログラムを勉強していた人と、自分と同じ未経験だけれどものみ込みの早い人で、すごく仕事ができる人たちでした。

そういったところでも自分が仕事を上手くできていないことに不安が募りました。
だんだんと仕事に意欲がなくなり、このまま働き続けても自分や会社にプラスにならないと考え始めたのが退職のきっかけだと思っています。

竜飛岬りんご

上司の方がいるとのことですが、その方からの仕事を教わるということはなかったんですか?

Fさん

指導役の上司はいました。
私が所属していたプロジェクトメンバーは6人で、私含め同期が3人、上司が3人という構成でした。
分からないことがあれば、上司に聞いて教えてもらいつつやるという仕組みだったんです。
ただ他の同期と比べると自分には理解力が足りないところや、至らない点が多くありました。
そのせいか上司の自分への接し方も、他の同期と比べると温度感というか、どこか贔屓の差を感じました。

竜飛岬りんご

仕事がうまくいかないだけでなく、上司の方とのコミュニケーションの不和もあったんですね。
そこから弊社サービスを利用しようと思ったきっかけはなんだったんですか?

Fさん

本社で勤務して3ヶ月後ぐらいの頃には、いつ辞めようかというメンタルになっていました。
退職するときってどうすればいいのか検索すると、自分で申告する以外に退職代行へ依頼するというのが出てきました。
退職代行自体はSNSで話題になっていて知っていたので、それから詳しく調べましたね。

竜飛岬りんご

インターネットで詳細を調べられたとのことですが、その際に弊社以外の退職代行業者がいくつか出てきたかと思います。
そのいくつか出てきた中で弊社へ依頼をされた理由はなんだったんですか?

Fさん

確かに調べたらいくつか出てきてすごい悩みましたね(笑)。

竜飛岬りんご

やっぱりそうですよね(笑)。

Fさん

一番の理由は、退職代行の先駆けになった企業さんであることです。
めざましテレビなどでも取り上げられたという話も知り、いくつかある退職代行の中でも信頼性が高いと思って依頼しました。

竜飛岬りんご

ありがとうございます。
サービスの利用中に印象に残ったことはありましたか?

Fさん

実際に会社へ退職代行の連絡がいくときですね。
わりと揉めたりして、人事の人とすごい長い話になるのかなと予想していたんです。
なので、担当者の人から結構すぐに「もう終わりましたよ」って連絡がきて驚きました。
え、もう終わったの!? あれ!?って感じで。
その時のギャップというか、こんなあっさり話が進むんだというのが、印象に残っています。

竜飛岬りんご

そういう風に驚かれる方は多いです(笑)。

Fさん

他には退職の連絡後の話になるんですけど、EXITとは会社への退職連絡の話のみがメインになると思っていたんです。
ただ実際は、それ以外の退職に関係する離職票や健康保険などの質問をしても丁寧に答えてくれて、そういった意味では今後の自身のためにもなったのかなと思いました。

竜飛岬りんご

退職後に希望していた書類も全て会社から届き、退職に関係するお手続きは既に全て完了されていると、インタビュー了承のお返事を頂いた際はお聞きしておりましたが、現在は何をされていますか?

Fさん

この格好からお察しの通り、転職活動をしている最中です(笑)。
あとこれは私事ではあるんですが、退職した会社から健康診断の結果が戻ってきまして、そこで肝臓の機能が悪くなっているという結果が出ていました。

竜飛岬りんご

そうだったんですね。見た目はすごく健康そうですが。

Fさん

なので転職活動の他に薬を飲んだりして、病気の療養を今は兼ねている状況です。

竜飛岬りんご

退職後に病気が発覚したとのことですが、他に何か退職する以前と変わったことはありますか?

Fさん

私は転職先を決めていない状態での退職をしたので、今は無職の状態が続いています。
なのでその分、自分が今までやりたかったことをしています。
肝臓が悪いということもあって、自分で運動や料理をするなど、健康へ気を使うようにもなりました。

竜飛岬りんご

時間だけでなく、意識的な面でも余裕が生まれたという形ですかね。

Fさん

退職をする2週間前は、このまま仕事を続けたら精神的に病むなっていう直前まできていたんです。
会社からいつも泣きながら帰るという状態でした。
退職して不安と心配から開放されてからは、これをした方がいい、あれをする必要があるなと、自分で考えて生活ができていてすごく充実しています。

竜飛岬りんご

次の転職先が決まっていない状態での退職に不安はなかったですか?

Fさん

最初は当然ありました。辞めちゃって生活をしていけるのかと。

ただ、金銭面が原因で生活が困窮するより、精神を病んで何も考えられなくなり生活に支障をきたす方がよっぽど重いなと考えました。
だから退職後のことは、辞めてから考えようと切り替えましたね。

竜飛岬りんご

ご自身のメンタル面を優先させたというところですね。

Fさん

家族に相談したときも、きっとなんとかなるよという意見でした。
私は姉がいるんですが、姉も就活が原因で病んでしまったことがあり、母親はそんな姉を見てきたので、思うところがあったのだと思います。

竜飛岬りんご

退職については相談したご家族からのひと押しもあったと。
ひとりで悩んで潰れてしまう前に、まず誰かへ相談したのは正しい判断です。

この記事をかつてのFさんと同様の悩みを抱えている方が読まれることもあると思います。
そういった方々へのメッセージというのはありますか?

Fさん

私の場合は家族に相談できたり、同期とは仲がよかったりと、周りの人間には恵まれていた方でした。
ただ、最終的に辞めるかどうかの判断をするのは結局自分なんですよね。
周りの人は応援したり、批判したりするでしょうけど、まずは自分勝手になっていいと思います。

会社にいること自体が辛いのであれば、とっとと辞めてしまっていい。辞めたうえで考えればいいだけですから。

竜飛岬りんご

なるほどですね。

Fさん

会社には失礼になってしまうかもしれないですけど、会社に人生を従わされるのは嫌だなという思いが自分にはありました。
自分の人生だし、自分がこう生きたいという考えがあって、現状維持だと病んでしまうなら辞めた方がいいと私は思います。

まとめ

上手くいかない仕事と同期との成長の差、上司とのコミュニケーションから思い詰め、退職をされたFさんに今回はお話をお聞きいたしました。
システムエンジニアという今の社会で強く求められる職種ということもあり、似たような状況で心が砕けそうになっている方は多いのでないでしょうか。
Fさんのようにまずは身近にいる方への相談から始めてみてはいかがでしょうか。身近な人へそういった相談はむしろ難しいという方は是非EXITへご相談ください。

ライター:竜飛岬りんご

EXIT社員。小説、アニメ、漫画、映画、ゲームが好きです。稚拙ながらこれからも頑張ります。

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