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退職代行で委任状は必要なのか?書き方のポイントを解説

退職代行で委任状は必要なのか?書き方のポイントを解説

退職代行サービス利用時には、委任状が必要になる場合があります。

しかしながら、なぜ必要なのか?またどのような内容が記載されている必要があるのかいまいちわからない方が多いはずです。

そこで本記事では、退職代行サービスで委任状が必要になる理由や準備する際のポイントについて詳しく解説していきます。

本記事を最後までお読みいただくことで、安心して退職代行サービスを利用できるようになりますので是非とも参考にしてみてください。

退職代行で委任状が必要な理由

退職代行サービスを利用する場合には、委任状を準備する必要があります。

委任状とは、本人が代理人を選んで届出や手続きを行う場合に、その意思表示を書面に書き写したものを指します。

通常、退職時には退職希望者が所属企業に対して退職したい旨を直接伝達する必要があります。


しかしながら、退職代行を依頼する場合には、退職代行業者に委任状を提出し、退職代行業者側が委任状の内容をもとに企業にその旨を伝える形を取ります。

企業からすれば、自社の社員が本当に退職したいのかが定かではないので、代行業者のもつ委任状を確認した上で、社員が退職したい事実について認めることができるようになるのです。

退職代行で委任状がない場合に想定されるリスク

退職代行サービスを活用する際に、もし委任状がない場合に想定されるリスクとしては、下記のようなものが想定されます。

  1. 企業側に退職を認めてもらえない
  2. 企業側に直接退職を伝えなくてはならない
  3. 無断欠勤として懲戒解雇のリスクがある

ここでは、各リスクについて詳しく解説していきます。

リスク1: 企業側に退職を認めてもらえない

退職代行利用時に委任状がないと、退職自体認めてもらえない場合があります。

先述したように、通常会社を辞める時には、所属企業に直接退職したい旨を伝える必要があります。正式な委任状がない場合には、企業が本当に社員が退職したいのかを確かめる手段がありません。

上記のようなトラブルをなくすためにも、退職代行時には委任状の準備が必要となります。

関連記事: 退職代行のトラブル事例8選!絶対に失敗しない方法と具体的な対策を解説

リスク2: 企業側に直接退職を伝えなくてはならない

2つ目に想定されるリスクとしては、上記の結果として社員自らが会社に退職の意思を伝えなくてはならなくなります。

退職代行サービスを利用したい方は、会社との面倒なやりとりや人間関係に悩んでいる方が大半のはずです。

会社との面倒なやりとりを避けたいがために代行サービスを利用するわけですから、事前に委任状を用意することがストレスなく退職する上で有効な方法となるのです。

参考: 退職代行EXIT体験談一覧

リスク3: 無断欠勤として懲戒解雇のリスクがある

3つ目に想定されるリスクとしては、退職が認められず無断欠勤扱いされるケースです。

退職代行サービスを活用すること自体は無断欠勤に該当しませんが、長期間・高頻度の無断欠勤が続いてしまうと、懲戒解雇の対象になることも起こり得ます。懲戒解雇になってしまうと、再就職時に苦労するため注意が必要となります。

関連記事: 退職代行は無断欠勤で懲戒解雇?安全に退職する方法について解説

退職代行利用時に準備すべき委任状の書き方とは?

退職代行サービス利用時に準備すべき委任状の書き方のポイントとしては、次のような内容があります。

  1. 準備するタイミング
  2. 退職代行業者がフォーマットを持っている
  3. 委任状に含めるべき内容

ここでは、各ポイントについて詳しく解説していきます。

ポイント1: 準備するタイミング

退職に関する委任状は、退職代行業者が所属企業に依頼者が退職する旨を伝える前に準備が必要です。

EXITの退職代行サービスは、下記のような流れで進んでいきます。「料金のお支払い」完了を確認したタイミングで委任状準備が必要となります。

退職希望日が早い場合には、会社側へ委任状を提出するタイミングも早まるため、準備も急ぐ必要があります。

ポイント2: 退職代行業者がフォーマットを持っている

退職代行サービスを利用する際には、多くの場合退職代行業者が委任状のフォーマットを持っています。

一部新興事業者の場合には、利用者側で用意しなくてはいけなくなるため個人で準備をする必要があります。詳細は利用する退職代行事業者に聞いてみましょう。

参考: 退職代行EXITのお問合せページ

ポイント3: 委任状に含めるべき内容

正式な委任状として認められるためには、必要事項を正しく盛り込むことが大切です。

退職代行利用時の委任状には、次のような項目を盛り込む必要があります。

<委任状に含めるべき内容>

  • 委任年月日(退職代行を委任した日)
  • 委任者の氏名・住所(氏名・住所を記入)
  • 委任者の生年月日・電話番号
  • 代理人の氏名・住所・電話番号(退職代行業者の会社名・担当者名・住所・電話番号を記載)
  • 委任内容(委任内容を詳細に記入)
  • 捺印(シャチハタ以外の認印・実印)

詳細は利用する退職代行事業者に聞いてみましょう。

参考: 退職代行EXITのお問合せページ

退職代行を利用するなら委任状は必要

退職代行サービスを利用する際には、所属企業から正式に退職を認めてもらうために委任状の準備が不可欠です。

準備するタイミングや含めるべき内容を把握し、適切な委任状を用意するようにしましょう。

株式会社EXITでは、自社で委任状フォーマットを準備しているため、安心してサービスをご利用いただけます。退職代行サービス利用を検討している方はお気軽にご相談ください。