退職代行を利用すると転職先や親にバレる?後悔せず退職するためのポイントも紹介

退職代行の依頼を検討している方の中には、「サービスを利用すると転職先や親にバレる?」と不安に感じている場合もあるはずです。
結論から言うと、退職代行サービスを利用しても転職先や親にバレることは基本的にありません。
しかし、退職代行を依頼する際の注意点を把握しなければ、バレる可能性が高まるので注意が必要です。
そこで今回は、退職代行の利用歴が漏れないか不安な方に向け、サービスを利用してもバレない理由やバレると言われている原因、体験談をご紹介します。また後半では、退職代行の利用がバレるリスクを抑えるポイントやバレたくない方におすすめのサービス3選をご紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。
退職代行の利用は転職先や親にバレることはない
退職代行を利用しても、転職先や親にバレることがない理由をご紹介します。
- 会社とのやりとりは基本業者が行ってくれる
- プライバシーが厳守されている
- オンライン上で完結する
- 前職調査が禁止されている
ここからは、上記4つの理由を詳しく解説します。
会社とのやりとりは基本業者が行ってくれる
退職代行サービスとは、会社を辞めたい本人の代わりに、プロの代理人が退職の意思伝達を代行してくれるサービスのことです。退職手続きに関する会社とのやりとりは、基本的にすべてプロの業者を通して行い、丁寧かつ迅速に手続きを進めてくれます。
業者には一般企業や弁護士、労働組合の3種類が存在し、どの種類のサービスも法律やマナーに精通した専門家です。
例えば、一般企業の業者は弁護士資格を持たないため、会社側と退職に関する交渉を行えません。そのため、自分から会社に連絡することはせず、退職希望者からの依頼や会社から連絡があった場合にのみ対応します。
また、依頼者が退職代行を利用したことは、他の従業員に共有しないよう会社側に念押ししてくれます。
プロの業者の配慮や対応により、法律に抵触して問題が大きくなったり、退職が失敗して出社する必要が出たりするリスクを抑えられるのです。
「退職代行サービスを利用した」という事実が会社側に知られる可能性は低くなるでしょう。
退職代行の仕組みを詳しく知りたい方は、ぜひ下記ページをご覧ください。
【出社不要】退職代行とは?仕組みやサービスの利用手順、体験談も紹介
プライバシーが厳守されている
退職代行サービスの依頼者は、個人情報や契約内容などのプライバシーが保護されているため、バレるリスクは小さいです。
業者は個人情報保護法や契約法などの法律を遵守しているため、悪徳業者でない限り第三者への漏洩や不正に使用することはありません。
また、会社側も従業員のプライバシーを厳守する必要があります。会社が同じ業界の採用担当」などに対して、従業員が退職代行の利用したことを勝手にバラすと、会社は社会的信用を失うリスクがあります。
そのため、「退職代行サービスを利用した」という事実が外部へ漏れ出すことは基本的にないのです。
オンライン上で完結する
一般的に退職代行は、依頼から退職完了までオンライン上で完結します。そのため、サービスを利用している場面を会社の関係者や親に目撃されてバレることは基本的にありません。
例えば、EXITでは公式サイトのフォームやLINEで無料相談を行うことが可能です。
また、退職するまでに出社したり会社に電話したりする必要はありません。会社に私物が残っている場合でも、会社側に郵送を依頼することで返却してくれます。
退職代行を利用している所を会社の同僚や家族に見られるリスクが抑えられるのです。
退職代行を利用した場合の荷物の郵送について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。
退職代行サービスを利用すると荷物はどうなる?郵送の流れや注意点も紹介
前職調査が禁止されている
前職調査とは、転職先の企業が前職の会社に連絡して、退職理由や業務内容などを確認することです。
会社は求職者における前職調査が禁止されているため、退職代行を利用して退職したことが転職先にバレるケースは基本的にないでしょう。
例えば、中途採用の面接を実施する会社が応募者の以前の勤め先に連絡し、業務態度や退職理由などを聞くことはできません。
前職調査を行うと、個人情報保護法や労働基準法などに違反する可能性が高く、罰則の対象となる恐れがあるため、会社側にとってもリスクが大きいです。
そのため、転職先の調査により退職代行の利用経歴がバレて、転職活動が不利になるケースは基本的にないのです。
退職代行の利用がバレると言われている原因
退職代行の利用がバレると言われる原因をご紹介します。
- 会社からの郵送物が見られてしまう
- 転職先の面接で言ってしまう
- SNSで発言してしまう
ここからは、上記3つの原因を詳しく解説します。
会社からの郵送物が見られてしまう
退職代行の利用がバレるケースとして、会社からの郵送物が家族に見られてしまう場合があげられます。
一般的に、退職代行を利用すると、会社から私物や書類などが郵送されます。
郵送物を親や配偶者の方に見られてしまうと、「何故会社から荷物が届くのか?」と不審に思われる可能性があるでしょう。
そのため、親などの家族にバレたくない方は、配達予定日時の指定がおすすめです。
家族がいないタイミングで配達してもらえれば、バレるリスクを抑えられます。
退職代行を依頼する際は、サービスのスタッフに配達希望日時を連絡し、会社側へ伝えてもらいましょう。
転職先の面接で言ってしまう
退職代行の利用がバレるケースとして、転職先の面接で言ってしまう場合があげられます。
転職先の面接では「前職はなぜ辞めたのか?」といった質問が応募者に投げかけられることが多いです。
応募者自身が緊張していたり、面接官に質問の回答を深堀りされたりすると、焦って自分から「退職代行」という言葉を口走ってしまうことがあるでしょう。
そのため、面接に挑む際は、「退職理由」をあらかじめ整理し、質疑応答では気持ちを落ち着かせることが重要です。
SNSで発言してしまう
退職代行を利用したことをSNSで発言してしまうと、転職先にバレる可能性があります。
転職先の採用担当者によっては、応募者のSNSをチェックしている場合があるからです。
例えば、Twitterで「退職代行を使った」などとつぶやくことはリスクがあります。
転職先の採用担当者や同僚が投稿を見つけたら、当然ながら退職代行の利用がバレてしまいます。
そのため、退職代行を利用する際にバレるリスクを抑えるためにも、SNSでサービスを使って辞めたことを発信しないようにしましょう。
バレることはない?実際に退職代行を利用した人の体験談
実際に退職代行を利用した人の体験談をご紹介します。
具体的な内容は以下の通りです。
退職代行を利用した人 | アパレルメーカーの事務として働く20代男性 |
退職理由は? | 賞与や残業代がもらえない上に、コロナウイルス感染症の影響により会社の業績が悪化し、給与が減額された。 |
退職代行の利用前に不安だったこと | 会社に出向いて退職手続きをしなくても良いのか。 |
退職代行を使ってみた感想は? | 依頼と同時に会社が倒産するというイレギュラーな状況だったが、スムーズに退職手続きが完了した。
必要な連絡事項を仲介してくれ、会社に出社する必要もなく、すべて要望通りに退職できた。 |
退職代行を使ったその後 | 会社都合の退職になったため、失業保険の申請を行った。
ハローワークや転職エージェントを活用し、転職活動を行っている。 |
退職代行サービスは、会社に出向いて手続きをする必要がないため、職場の同僚にバレることはありません。
詳しい体験談の内容について気になる方は、ぜひ下記ページをご覧ください。
【退職代行 体験談】 アパレルメーカー勤務|退職代行当日に会社が倒産!?倒産せざるを得なかったほど業績が悪化してしまっていた状況とは
退職代行の利用がバレるリスクを抑えるポイント
退職代行の利用がバレるリスクを抑えるポイントをご紹介します。
- 自分にあった業者を利用する
- 利用したことを周囲に言わない
- 口コミや評判も確認しておく
ここからは、上記3つのポイントを詳しく解説します。
自分にあった業者を利用する
退職代行の利用がバレるリスクを抑えるためにも、自分にあった業者を利用しましょう。
退職代行サービスは、一般企業・弁護士・労働組合によって種類が分かれます。
例えば、弁護士事務所や弁護士が所属している業者は、法律的な知識や交渉力がありますが費用が高くなります。パワハラや嫌がらせに対して訴訟を起こすと退職代行の利用がバレる可能性がありますが、会社に対して損害賠償を請求することができるでしょう。
一方、一般企業が運営するサービスは法律的な交渉を行えませんが、費用が安い傾向にあります。実績やノウハウのある業者であれば、スムーズに即日退職できるため、バレるリスクを抑えられるでしょう。
自分に合ったサービスを選ぶことで、退職代行の利用がバレるリスクを抑えることにつながります。
利用したことを周囲に言わない
退職代行サービスを使った際は利用したことを周囲に言わないようにしましょう。
当然ながら、周囲に利用したことを言ってしまうと、バレるリスクが高まります。
例えば、SNSなどに退職代行を利用したことを発信すると、転職先にバレる可能性があるでしょう。
また、会社に関する情報をSNSに投稿することも避けるべきです。万が一、投稿内容が誹謗中傷や会社の内部情報であれば、損害賠償などのトラブルに発展する可能性があります。
そのため、退職代行の利用後は利用したことを本人の秘密にしておきましょう。
口コミや評判も確認しておく
退職代行を利用する際は、口コミや評判も確認しておきましょう。
口コミや評判を確認することで、信頼できる業者を見極め、バレるリスクを抑えられます。
退職代行サービスの中には、非弁行為(※)や悪質な詐欺行為を働く業者が存在し、そのような業者に依頼してしまうと、トラブルに発展します。※弁護士資格を持たない者が、弁護士にのみ許された法律事務を報酬を対価として行うこと。
例えば、一般企業にも関わらず、有給休暇の取得や退職金の請求に関する交渉を行うと、違法行為とみなされ、退職手続きが無効となる可能性があるでしょう。また、料金を支払った後に連絡が取れなくなる悪徳業者もいます。
トラブルに巻き込まれ大事になってしまうと、周囲に退職代行サービスを利用したことがバレるかもしれません。
そのため、退職代行を依頼する際は、あらかじめサービスの口コミや評判を確認しておくことが重要です。
バレたくない方向けおすすめ退職代行サービス3選
退職代行の利用がバレたくない方に向け、おすすめの退職代行サービスをご紹介します。
- EXIT
- 退職代行Jobs
- 弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所
ここからは、上記3つのサービスを詳しく解説します。
EXIT
EXITは、「EXIT株式会社」が運営する退職代行サービスです。
業界No.1の実績を誇り、毎年1万人以上の退職サポートを行っています。弁護士監修や社内教育を徹底することにより、これまで退職が失敗したことは一度もなく、あらゆるケースに適切に対処できます。EXITを利用すれば、退職代行の利用がバレることは基本的にないでしょう。
料金は正社員やアルバイト、公務員に関わらず、一律2万円です。
また、転職サポートでは求人検索や履歴書の作成、転職先の面接日程調整、お祝い金5万円キャッシュバックなどのアフターケアを無料で受けられます。
詳しくは、下記の公式ページをご覧ください。
退職代行Jobs
退職代行Jobsは、労働組合が運営している弁護士監修の退職代行サービスです。
サービスの料金は27,000円で、労働組合費2,000円を支払えば、依頼者の代わりに会社と交渉してくれます。
後払いOKや引っ越しのケースに対応できるなど、サポートも充実しています。
弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所
弁護士法人フォーゲル綜合法律事務所は、弁護士による退職代行サービスです。
サービスのプランは職種や依頼者のケースごとに分けられ、料金は33,000〜110,000円(傷病手当サポート+33,000円)です。
退職手続きの交渉だけでなく、会社側の損害賠償請求や、依頼者から会社への訴訟にも対応しています。
退職代行を利用してもバレることはない
今回は、退職代行を利用してもバレない理由やバレると言われる原因、サービスの体験談やリスクを抑えるポイント、おすすめサービスをご紹介しました。
退職代行サービスを利用すれば、手続きがオンライン上で完結し、親や会社の関係者に目撃されることはありません。また、法律やマナーに精通したプロが依頼者のプライバシーを厳守しながら、退職に必要な連絡を仲介してくれます。そのため、退職代行の利用歴がバレるリスクはきわめて低いと言えるでしょう。
実際に、弁護士や弁護士監修のサービスの多くは退職成功率100%を誇ります。退職代行の利用が周囲や転職先にバレるなどのリスクを抑えつつ、スムーズに退職できるでしょう。
EXITは、LINEやお問い合わせフォームから無料相談を受け付けております。「退職代行の利用がバレるのは避けたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。